2018年6月10日日曜日

№1211 ニュースをみながら


昔、〝七つ下がりの雨は止まないという諺があったが、これは、ある年齢からの、のめり込みを危惧したものによく使われてきたようだ。例えば年寄りのイロコイののめり込みや、博打等によく使われたようだ。

何かを心配させるようなことは、色恋や博打に限らない。近頃の雨の降りよう、お天気のこと、あるいはいつ新聞を開いても、汚い地金を見せつけられるような記事など等が続くと、いったいこの先、どうなるのかと危惧するものである。

大自然の災害も、人間の力の及ぶところではないとは言いきれなくなってきた。気温の上昇なども、環境汚染などによるものも大きく、そのツケが回ってきたに違いない。

また人間社会においては、その人の質や格の良し悪しは、なかなか見た目では分かりにくい。反物のように裏、表など確かめはできないし、その人間の持つ器というか、持って生まれた天性のようなものもあるだろう。人を選ぶことの難しさも良く解る。

とはいうものの、何であれ、トップに立つ人たちの良し悪しによっては、その傘下にある人たちを幸せにも不幸にもさせてしまうことがあるから怖い。

最近のニュースをみながら、思ったことをちょっと書いてみた。

 

1 件のコメント:

  1. 昔若い頃、市会議員の選挙でしたか、知り合いの人に「〇〇を頼む」と言われたことがありました。 わたしは「その人の事、良く知らないなぁ・・」と言って言葉を濁しましたが、その反応は正しくも有り、また若気の至り、と言えば言えなくもない事なんですね。 ほとんど普通の人々は、余り良くも知らない人に、あまり突っ込んで考えもせずに、選挙で投票しているのが普通なんですから。 市会議員でさえそうですから、国会議員の真の姿など知り様がありませんね。 今、津本陽さんの「異形の将軍、田中角栄」を読み終えようとしていますが、つくづく知らない事ばかりだ、と思われて来ます。 それでも、この人なら・・と思われる人のブログは良く読んでいます。 まぁ私たちがより良い政治を求めて知り得る手段は、そのようなもの位な感じがしています。 

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