今年の年末紅白歌合戦のメンバーが発表されたらしい。もう、何年も前から、TVにかじりついて観ていた時代は過ぎて、TVは付けていても、他の仕事をし、聞きたいと思っている歌手が出たらしいときだけ、TVの前に座っていたものだから、殆ど観ていない。
今年の歌手は、かなりの世代交代をしているらしい。というのも、私がメンバーの一覧表を見ても、まったく横文字の歌手など知らないので分からない。選考に落ちた歌手の中には、今まで毎年出ていたような大物歌手が何人もいるらしい。和田アキ子も落ちたと書いてあったが、彼女が毎年出ていたことには、私には不思議なことだった。毎年同じ歌を歌っていたし、歌手として、目立った活動もしていたとは思えなかったからだ。彼女には、彼女にしかない才能があるのだから、そちらで頑張ってほしい。
これだけ紅白紅白と言う以上、年寄りの好む歌ばかりでは、懐かしのメロディ合戦となって、若者にそっぽをむかれてしまうだろう。世代交代は、当然のことだ。寂しいことだが、私のような年寄りには、横文字まじりの歌を、汗を流して舞台の上で暴れるように歌う音楽は分からない。後列に退くしかない。
でも僻んでいるわけじゃない。世代交代は、音楽だけではなく、それぞれの分野で行われているのだろう。老兵は消えゆくのみではなく、老兵には老兵の楽しみ方もあるはず。さて、何をして楽しもうか?と考えるのも楽しいことである。(^^)