2018年1月29日月曜日

№1194 寒いけれど……


 風が強い日なので、格別寒く感じた一日だった。

全国が寒波に襲われているらしく、大雪、零下30度だ、などと騒いでいる。でも、今から70年ほど前には、北海道の帯広でも、零下25度などは、珍しくなかった。朝6時のラジオで、気温が零下20度からは、1時間学校の始まりが遅くなるので、それが楽しみだったような記憶がある。

でも零下20度以下になると、マスクなどは、口元が凍って、まつ毛も、息の水蒸気が当たって凍り、瞬きすると、パリパリというような音がした。靴も、家のストーブのそばで温めてから履くのだが、すぐに冷たくなり、足の先が痛くなる。冷たいのを通り越すと、痛くなるのだ。手や足には、しもやけやあかぎれが出来て痛かった。今は、それほどには寒くない。温暖化はかなりのものだ。だから夏も暑くなっている。海の水温も高くなっているから、色々なことが変化している。世界の水位が上がって行くようになると、海抜0メートルの土地に住む人たちは、どうなるのだろう。不気味である。

  今朝は、いつもの通り、5時間の睡眠で5時半に目が覚めて、トイレにいったのだが、エアコンとストーブをつけ、部屋の温まるまでと再び蒲団に入り、うとうとしてしまい、やっと6時半になって起きた。洗顔やら着替えやら化粧やらをし、洗濯物を洗濯機に入れて時計をみると、8時に近くなっている。急げば30分少々で出来ることが、3倍もの時間がかかっているのは、単に寒いだけじゃない。何をしても、のろのろするからだ。というのも、急いですると、ロクなことがないので、自然に遅くなる。たとえ部屋の中であっても、転ばぬようにと気をつけて歩くし、着替えだってその日の天気の加減を考えて、着るものを選択しているし、前後ろ間違わないようにと、気をつけるし、けっこう気をつけながら何事もしているのだ。今までに何度か転んだことがあるが、総て急ぎすぎた時なので、特に気を使っている。だからここ1年ほどは、転びそうになったこともない。ま、今頃は、風邪などひいては困るので、例え外に出ても、寒くないようにと、重ね着をして、ダルマさんのようになっているので、転んでも、怪我はしないはずだが。()

1月というのは、早々と過ぎて行く。はや2月がやってくる。過ぎていくのは何事も早い。終わってしまえば全て早くてみじかいもののようだ。人の一生だって同じだ。だから1日だから、なんてバカにしてはいけないんだよなあ……。ああ、もつたいない1日が終わろうとしているよぅ。

2018年1月17日水曜日

№1193 検査結果


 お医者には、殆ど行かない私も、一年に一度、血液検査をしている。「卵を毎日3個くらいは食べたのがいいよ」と、薦めて来た者として、健康上、害はないか、変わりがないかと、思うからである。今日、その検査結果を聞いてきた。町内は、インフルエンザの大流行中なので、患者さんの少なそうな午後の診察前に行く。だれもいなかった。

「古女さん、どうぞ」呼ばれて神妙に先生の前に。

「特に異常はないけど、中性脂肪がちょっと増えていますね。ま、心配することもないです。(ああ、やっぱり)と思う。最近、油ものが多くなったな、と思っていたので。問題のコレステロールは、変化なしの正常値。血小板が少ないのは昔から。

「何か気になること、ありますか?」「あのう、ときどき脈が、どきどきと早くなったり、とんだりするんです」「あ、それはですね」と、おもむろにぶ厚い医学書を拡げ、「ここに書いてあります。この図のような脈の打ち方ですね」「はい、そうです」「これは、高齢者には普通のことです。医療の対象にはなりませんとも書いてあります。心配ありません」「あ、そうですか、ありがとうございました。あ、それから、よく忘れるんです。頭が……」「あ、それはもう当たり前です。ご自分で、心配出来るうちは、心配ありませんから」と。(そのうち心配できなくなるんじゃないかと心配しているんですが……)と言いたかったが止めて帰ってきた。

 以上、卵の心配も、脈の心配もないようだ。何事も信じてすることが大切。何とかカラ元気が保てているのは卵のおかげ。毎日卵3~4個を続けたいと思っている。卵よ、お願いだから頭にも効いてよなあ……。

 

2018年1月8日月曜日

№1192  TV


  お正月3が日は、忙しくしていましたが、それからは、思いっきりのんびりと過ごしました。観たいTVも観ましたし、たまっていた録画したものも、いくつか観ることができました。

中でも、NHKの〝人体〟シリーズには、驚かされます。身体のそれぞれの臓器が、いえ、臓器の一つ一つの細胞から、いろいろな物質を出していて、関わりあっていることなど、想像するだけでも不思議でなりません。全て脳の指令と思っていたことも、臓器からの指令によって動いていることなど、考えもつきませんでした。例えば昨日放送された〝骨が若さを呼びさます〟という内容は、骨自体が出しているメッセージ物質が、少なくなると、脳の海馬が小さくなり、記憶力が衰えてきたり、免疫細胞の増減、筋力アップ、精力増減までも、関係しているというのです。つまり骨は、若さをつかさどる物質を出しているわけです。

骨は、日々作り変えられているので、アクセル役の物質と、ブレーキ役の物質がバランスよく出されていたら、骨粗鬆症にならずにすむわけです。

骨を作る上で、カルシュームをとるだけではだめで、運動することはとても大切なことのようですが、片寄った運動では、いけないそうで、骨に衝撃を与える運動が大切らしく、自転車などは、衝撃が少ないので、歩いたり走ったりジャンプしたりするような運動をすると、アクセル役が増えて骨にはよいのです。そういう運動を止めると、〝もはや若さを保つ必要がないのだな〟というように判断して、アクセル役の物質を減らしてしまうらしいのです。これは骨粗鬆症になります。

身体の小さな細胞から出される物質は、筋肉、脂肪、臓器全てから出ていて、それがネットワークになって、身体をささえているようですから、大変なことです。これからも、学者さんたちは、やっきになって、まだ解明されていない部分の研究に必死になっているようです。不足して病を引き起こしている病人に、必要な物質を注入することにより、病気が快復していくのですから、研究者は目の色をかえます。ほんとに人体は謎に満ちています。

TVを観た方も多いと思いますが、これからも、シリーズとして続いていきますので、ぜひごらんになることをお薦めします。(いままでに、・腎臓が寿命をきめる。・脂肪と筋肉 が放映されています)

 

2018年1月1日月曜日

№1191 元旦


  ブログを読んでくださる皆様。新年おめでとうございます。

旧年はお世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。

冷たい風が吹いておりますが、すっきりと晴れたいい元旦日和です。神社仏閣、その参道にお店を出していらっしゃる方は、格別お天気に心を配られているでしょうから、ほんとにいいお正月でよかったです。

 昨夜は、家族でおそば等を頂き、紅白歌合戦は録画にして、EテレのN響の音楽を聴いたりしながら夜中の1時に床に付きました。今朝床を離れたのは7時。朝お風呂に入り、身づくろい洗濯。10時から、母屋で新年の挨拶と朝食兼昼食。部屋に帰って頂いた年賀はがきをみて、出していなかった方への年賀状を書き、郵便局へ。
……ここまでは、毎年同じです。変わったのは、化粧しながら見た顔の変りよう。皺がすごく増えたなあと実感。一年の老化の凄まじさに舌打ちでした。

 年越しそばといえば、最近は、うどんを食べる方も多いとか。縁起をかついで年越しそばを食べるのは、そばのように長―く寿命をのばすことが出来ますように、という意味ですから、うどんでも、中華そばでもいいわけですが、ある本で読んだところによりますと、昔、金細工の職人さんが、飛び散った金粉を集めるのにそばを使っていたところから、(多分そば粉を練ったもの)そばは「金集め」ということで縁起がいいと、そばをたべはじめたとか。ま、うどん粉でも、集められるかしら?……()

 時代がどんどん進化したり、行事が簡素化されたりしてきましたから、当然のことでしょうが、以前は、除夜の鐘の鳴る頃になりますと鳴門市大麻の阿波国一宮の〝大麻比古神社〟に初参りする車が絶え間なく通っていたのですが、近年は、静かな年越しになりました。昼間はやはり渋滞しているらしいのですが、もう抜け道としての我が家の横の町道を通る車はなくなりました。

私のような者は、もう混み合う場所には足が向かず、「祈りは神にお願いするんものじゃない。誓いをするもの」なんて思っているものですから、「神に誓っても、実行できないのでは誓わぬのがよし」なんて、理屈を言って無精しています。そのくせ、通りかかったときには、けっこう、「どうか家族が健康で、暮らせますように……」なんてしっかりお頼みしていますが。()

ま、神や仏があるなしに関わらず、大自然の中に、こうして生かされているこの不思議は、大きな何かの力のお恵みであることを考えますと、手を合わさずにはおられません。今朝は、太陽を拝みました。<(_ _*)>

皆様、今年もよいお年でありますように……。