このあいだ年賀状を書いたように思うのだが、もう一年が過ぎてしまった。今年はまだ一枚も手を付けられず、気持ちはあせっているのだが、元日配達には間に合わないだろう。
一年ぶりの知人友人の年賀状を頂くというのは楽しみなものだが、だんだんと、「今年を最後に・・・」という方も増えて来た。ま、私もそのうち書きたくても書けなくなるだろうから、それまでは、このままでいこう、と思っている。
師走といえば、昔はすぐにボーナスというコトバを思い出していたが、もうそんなコトバとはご縁がなくなったので、あまり楽しいコトバは思い浮かばない。身体が疲れそうな仕事ばかりを思ってしまう。
まず、大掃除はしたい。掃除というよりは、いらぬ物を捨てる片付けだ。手の届かぬ高い戸棚には、捨てたらいいものがたくさん入っているはずだし、食器戸棚にも、使わぬものがたくさんある。食器は興味があるので、かなりあるのだが、頂き物や、衝動買いをしたものなどで、使ってない物もかなりある。頂き物は、品のいいものでも、趣味の合わない物は使わない。以前は毎年バザーをしていたので、出したり買ったりしていたのだが、仙谷さんが議員を止められてからは、もうバザーの必要もなくなってしていない。地域の子供会のバザーも、いつの間にか消えている。
個人的にいらない物をだれかに差し上げるというのは、なかなか難しい。友人たちも、身辺整理中だ。だれも貰ってはくれそうにない。
お節作りは母屋と共同で、私は野菜全般と数の子の係なので、頭を使うことではない。ただ、煮炊きばかりなので、黒豆のように、コトコトと、二日ほどかけて作るものなど、焦げ付かせたりしたらオオゴトだ。最近は、よく失敗するので、何を作るにもタイマーが離せない。ちなみに私が焦げ付かせるのは、必ず弱火にして、あと3分とか、5分煮込むと言うようなときである。ちょっと目をはなして、他の事をしているときだ。
話は飛ぶが、お鍋だけは、年寄りは安物を買うべきではないと思う。高価なお鍋は買うときにはかなりお鍋と睨めっこして買うが、いくら焦げ付かせても、綺麗になるので、安心だ。安物のお鍋はそうはいかない。我が家の安鍋は、焦げ付かせてもうお払箱になったので一つも無し。(笑)
最近、よく火災のニュースが出てくる。老人が逃げ遅れて亡くなった話も多い。鍋を焦げ付かせるのはまだ許せるが、火災をだしては大変なことになる。火の用心だけは、特に気を付けている。私は、胆石で、胆嚢は全摘出術をしているので、油物は控えているため、揚げ物は一切作らない。油炒めにとどめている。油から火をだすことはないだろうが、札幌でのガス爆発のように、ガス漏れなどがあっては大変だ。何かに付けて、老人は、確かめることをマメにするようにと、言い聞かせている。
あと10日あまり。忙しい毎日となりそうだが、頑張って新年を迎えたい。