今日は穏やかな日和でした。庭の片隅には、蕗の薹が5センチほど襟元を緩めて顔を覗かせています。これからが寒さの本番かもしれませんが、木々や雑草たちは、もう腕をまくっているような気配です。明日は立春ですものねえ。
さて今日は節分です。今年も鬼はあちこちに出没している様子です。TVをつけますと、赤鬼のような顔をしたどこかの国の大統領が、間なしに顔を出しています。優しげなお面をかぶった鬼たちも、どこかしこに居るらしく、怖いニュースは絶えません。
我が家には、鬼はいないとは思いますが、これを機に、私も心の中に住む鬼を追い払っておかねば、と思っています。これは、自分ではなかなか見付けにくいのですが……。
話題を変えますが、国会中継を見ていて思うのは、大臣の答弁というのは、自分の考えではなく、後ろに控えた官僚殿の考えらしいことがよく解ります。大臣ともあろう方が、後ろを向いてカンニングしている生徒のようです。質問に対して、答えになっていない答弁も沢山あります。適材適所ということもなく、ただ年功順でなられたような大臣もおられるようです。何度答弁を聞いても、的がはずれていてるようで、「おっしゃっていることが、よくわかりません」と、野党の質問者が首をかしげていました。私も、わかりませんでした。(当たり前ですね)
人がおらんわけではないでしょうから、法務大臣なら、法律に詳しい方、防衛大臣なら、文部大臣なら、それぞれの道に勉強、研究されてきた方、詳しい方がなるべきではないでしょうか。そんな方はおらんのかいなあと思います。スカートをはいた女の防衛大臣なんて、いざとなったら先頭に立てるのでしょうか? ま、古女がこんないらんこと言うてもしゃあないのですが……。
1週間ほど前から、我が家(おもや)の大修理?がはじまっています。屋根や壁の塗り替えです。今までほったらかしにしていた家屋は、色がはげたりして、見るからにボロヤでしたが、少しはマシになるでしょうか。職人さんというのは、本当に感心します。寒い吹きさらしの中でも、屋根の上で、黙々と刷毛を動かしておられますし、大工さんは大工さんで、一日中器用に動かれています。屋根を塗っている方は、若いご兄弟です。ああ、こういう頼もしい若者もおるんやなあと、そして大工のお二人は、もう70歳にも近い方かと思われるベテランさん。高い足場にも登られての仕事も、危なげなしの足取りです。職人さんと言われている方たちは本当に立派な方がおられるなあと、毎日感心しています。接待係としての私めは、けっこう気をつかっていますが、あと何日で仕上がるのか、楽しみにしています。