2017年6月30日金曜日

№1156  梅雨の紫陽花


  先日(28日)、愛媛県新宮町あじさいの里に9人ほどで行きました。9人乗りのタクシーで午前8時出発。小雨の中、高速にのり、吉野川オアシス→新宮IC→あじさいの里に10時前に着きました。

丁度あじさい祭りの最中でしたが、雨のためか、人出は少なく、とても静かで、紫陽花のしっとりと濡れた風情を楽しみました。4ヘクタールの山の斜面に植えられた紫陽花は、2万株とか。私はゆっくりと登っていくタクシーに乗ったまま、山頂へ行きましたが、足の達者な方は、歩いたり、農業用のモノレール(500円)に載っての方も。

 紫陽花は、我が家の庭にも5本ほど植えてありますが、植えっぱなしのものですから、額紫陽花1本のみが毎年美しく咲きますが、あとは、あまり大きくもならず、色も大して変わり映えがしません。あじさいの里のそれとは、かなりの違いてす。(^^;;

私を除くみなさんは、俳句、短歌等の達人揃いなので、多分素敵な俳句や短歌をものになさったに違いありません。私は皆さんに披露出来るようなものはありませんが、小雨に優しく洗われて、ちょっとばかり首をかしげて寄り添う花毬、その顔を引き立たせるように囲む葉脈を浮かせた葉っぱの緑は、十分に安らぎを与えてくれました。

そのあと、【霧の森】という施設の中のレストランでの昼食や、施設内工房でつくる名物「霧の森大福」やお抹茶を茶フェで賞味。とても楽しい遠足でした。(大福は、県外からもわざわざ買いに来るらしく、すぐに売り切れて、そのあとは冷凍物を売っています)

 

 

2017年6月20日火曜日

№1155  健康体操


 フルフォード博士の健康法というのがある。彼は、アメリカの有名な優れた医者で、その治療法は、人間はあくまでも身体と心は切り離せないものとして、彼独特の治療法をうみだしていた。その一つとして運動は、その人に合った運動をするのが一番。ただ、だれにもよいものがある。それはヨーガ。とくに、ある運動をすることによって、とても健康的な身体になるという。心身共に健康になれば、大抵のことは、自然治癒力で病はおるという考えだ。そんな博士のお薦めの健康体操を紹介しておこう。(私は10年も前にはじめたが、3日坊主で、ほとんどしていないのだが)

☆その1
床にねそべり、両脚を大きくひろげる。
両腕を横にのばし、床に沿わせながら、ゆっくりと頭のほうにあげていく。その間、からだが床にぺたっとついているのを感じながらおこなう。
これを1日5分から10分おこなう。
☆その2
椅子に座り、腰を折って、顔が床につきそうになるまで状態をゆっくりと前に倒していく。
次に両手で両足首をつかみ、そのまま静かに5分間座っている。
これは腰をのばし、横隔膜をひきあげて、呼吸のリズムを深くするのに役立つ。
☆その3
椅子に座って、足を床につけ、背筋をのばす。つぎに、両肘を曲げて前につきだし、両手の指先を肩につける。
ゆっくりとした深い呼吸をつづける。
息を吸いながら、両肘を天井のほうにあげ、あたまをさげる。
息を吐きながら、両肘を横にひらき、あたまをあげながら、
両肘をもとの位置にもどす。
このエクササイズは肩から上の筋肉をのばし、緊張のパターンをとり除くのに役立つ。
1
日に2~3度、これを5回ずつおこなう。
☆その4
壁を背にし、かかと・尻・肩甲骨・後頭部が壁につくようにしてまっすぐ立つ。つぎに、両腕をまっすぐ水平に前にのばし、両手の親指どうしをつける。
両腕をできるだけゆっくりと上にあげていき、時間をかけて、ようやくという感じで手の甲を壁につける。
ついたら、ゆっくりとさげていき、両腕をからだの脇におさめる。
ゆっくりと深い呼吸をすることを忘れないように。
これを1日に2回おこなう。
このエクササイズは胸郭をひきあげて正常な位置にもどし、横隔膜をゆるめ、骨盤から首にいたるすべての筋肉をのばすのに役立つ。


・・・ということで、この4つの運動は、とても簡単なもので、だれにでもできそうな運動だ。でも、続けることはかなり難しい。(ただ、2の運動は、5分間はなかなか出来ない。頭に血が下りてくるので、2分くらいで持ち上げてしまう)
関心のある方は、やってみてください。


2017年6月15日木曜日

№1154 疲れ


  最近、電話がかかってきて「お元気ですか」と問われると「元気ないんよ」と、つい口が滑る。元気がなくても「ええ、なんとか元気にしています」と答えていたのだが、そう言うこともできないほど、疲れが出ている。どこが悪いということではないのだろうが、まず睡眠時間が5時間に足りない。大体床につくのが12時過ぎているにもかかわらず、なかなか寝付けない。色々と悩みごとが頭の中で渦巻く。そのくせ、4時半か5時には目が覚める。すると、不足の分を居眠りで補うと言う自然現象が起こるらしく、テレビをつけての食事だが、そのあと、すぐに眠たくなっていつの間にか、ヘンな姿勢で眠っている。時間にすれば、僅かでも、すぐにまた寝てしまう。気がつけば、お膳を前に食べ始めて2時間もたっていることがある。

 ま、居眠りで何とか睡眠の不足は補っているらしく、食後の居眠り以外は、ほとんど身体は動かしている。ゆっくりとテレビを見たりは、なかなか出来ない。

 それに最近は、押し迫って来た芝居の公演(18日)のため、週3日、4日は、夜の練習に出かけ、家に帰ってくるのが10時半にもなって来る。演劇だけでなく、文藝関係でも、好きでやっていることばかりなので、それが苦になることはまったくない。楽しんでやっているのだ。同窓会の世話にしても、皆さんが、『案内から資料つくりまで大変だっただろう?』と言ってくださるが、私にしてみれば、趣味の延長のようなもので、決して苦痛ではない。むしろ、皆さんのお役に立てたと思うと、元気を頂いている。

 そうは言うものの、このトシは無理がきかない。「疲れた」とか、「元気ないわ」なんていうコトバが口からでるのは要注意だ。坂道を転げ落ちるのも、坂道を一歩一歩踏みしめながら登るのも、自分次第ということになるのだろう。  

 

2017年6月9日金曜日

№1153 警察官と教師


  真面目に勤務していたと評価されていた警察官が、妻を殺したと、大騒ぎされている。

昔、Aさんの実家は、離れの一室に下宿人を置いていた。家は、ちょっとした仕出し屋さんだったので、賄い付きの下宿人に限ったのだが、もう一つ、制約があった。職業は、警察官か教師以外はダメなのだ。理由はしれたこと。教員と教師に悪者はいない、と信じてのことである。そんなAさんの考えは、当時の私は、納得していた。世の中の常識として、当然と思われていたことなのだ。

 しかし、その後、教員も警察官も、度々不祥事をおこして新聞沙汰になっている。他の職業に比べると、小さな事件でもニュースとしては大きく取り上げられることもあるのだが、驚かされる。学力は試験で評価されても、人格までは、しらべようがないのか、なかなか分からないのが採用試験なのだろう。

 昔に比べ、教員も警察官も、ストレスはかなり重くのしかかってはいるだろう。教員も、心の病になって休職という方も増えているようで同情しているのだが、新聞沙汰になるような事件を起こすなど、やはり同情は出来ない。

 以前、聞いたことがある。スナックのママをしていた方が、「お行儀の悪いのは、警察官と教員だわ」と。どちらも男性のことで、お行儀が悪いと言われる内容は想像がつく。日常は聖人?に近いいい子振りをしているので、その反動というか、はけ口というか、分からぬことはない。ま、せいぜいこれくらいのところで、鬱憤晴らしは許して差し上げたいのだが、適度に上手くストレスを解消しながら、この荒波社会を乗り切ってほしいものである。

 

2017年6月4日日曜日

№1152 子供の貧困


 今夜のNHKスペシャル「子供の貧困」を見ながら思った。これは、大変なことになる、何とかしなければ、と。私のような者が思っても何の役にもたたないのだが、年寄りと子供とどちらが大切か、ということではなく、年寄りは、自分の子や孫だけではなく、社会全体の子供たちのことを考えないと、いけないことが、今更ながら思った。貧困児童が多いことは、将来、日本の貧困ということになるのだから、年寄りが少々我慢してでも、子供たちの将来のために、自分の進みたい学校には進めるようにしてやらねばと思うのだ。
 国会議員は、選挙の票に繋がる年寄りの言うことは、よく耳をかしてくれるので、色々な恩典を受け過ぎて来たようだ。老人のための予算はどんどん多くなってきている。それに比べて子供に対する予算の増え方は、問題にならないほど増えていない。ま、老人が増えていることもあるが、本当に貧困老人には、それなりのことをしなければいけないのだが、お金持ちの老人も、貧困老人もあまり変わらないようなほどこしはやめるべきだろう。

 私は年金暮らしで楽ではないが、戦後の苦しかった生活を思うと、どんなことにも耐えられると思うので、貧困児童のためならば、年金がさがっても、文句は言わないことにするつもりだ。

 これから、税金が増えてきても、しかたがないのだが、ただ、その使い道が、問題なのだ。不要な物作りや、ご機嫌取りのバラマキや、役に立たない議員さんのために使われるようでは払う気にはなれない。

大学までの教育費を無償に、などといわれることもあるが、そんなことは、もっと先の話でいい。今、学費の払える家庭はたくさんあるのだから。本当に学びたいのに学べない者には、学費を免除してあげたらいいのだ。

 学べなかったために、低所得者にならざるを得ない若者が増えたなら、国家はますます貧困になっていくのだから、救いようがない。社会全体で、子供たちを育てるような仕組みを、はやくつくっていかねばと思う。そのために、医療費が上がっても、年金が減っても、我慢出来る。年金日前、魚や肉が買えない日があっても、パンだけ齧って過ごす日があっても、我慢しようと思う。

 ああ、感心な心がけだよねえ。【年金その月暮らし】のくせに。(^^)