2015年10月31日土曜日

№992 消費税


  消費税は社会保障制度を維持するための安定財源ということで、8%から、10%に、ということらしいのだが、高齢化が進む中で毎年増加を続けていく高齢者社会、8%から10%に消費税率を引き上げても、社会保障給付費は毎年3兆円から4兆円のペースで増えていくそうだ。そうなると、数年後には、再び赤字額が拡大することになるという。このままいくと、拡大を続ける社会保障制度を維持するために必要な消費税率は30%から40%程度とか。毎年のように消費税率を引き上げる必要がありそうだが、それはどう考えてもむりだろう。

ま、ともかくそれはそれとして、国は、消費税増税による低所得者への負担を軽減する方法として、特定の品物に対して税率を低くするという軽減税率が必要だ、ということで、何をどうするかと、随分頭を悩ませているらしい。

しかしそんなことをしても、ややこしいばかりではなく、お金持ちにも軽減するようになるはずだ。食糧に軽減税率は低所得者の食費は、高額所得者よりも、エンゲル係数は高いはずだ。お金持ちが得をするような結果になるはずで、負担軽減にはつながらない。

私のような素人の考えでも、どんな食品に……などと考えるより、一定の低所得者には、一定の税金を返えす、ということのほうが、ずっと低所得者のためになると思う。

売る側にしても、品物によって税率が違うなんて、やってられないだろう。お役人さんよ、もっと国民の足元をみてくださいと、訴えたい。

2015年10月29日木曜日

№991 マイナンバー 


  まいなんばーとパソコンにいれて変換キーをおすと、【マイ№】【枚№】としか出てこない。ということは、私のこのパソコンを買い換えた5年前には、まだそういう言葉は、日常語には、なかったのだろう。

【マイナンバー ナンマイダーと聴き違え】と言うシルバー川柳があった。年寄りには、カタカナことばは、なかなか耳にはなじみにくいのだ。()

 私のところには、まだ、マイナンバーは、届いていない。もうじきとどくのだろうが、早くも詐欺にひっかかっている方がおられるとか。これだけ、テレビや新聞に、詐欺には注意と言われていても、巧妙な手口にはつい乗ってしまうらしい。詐欺に引っ掛かる方たちも、日常「私は大丈夫」と思っている方が多いというから、クワバラクワバラ。

 マイナンバーがとどいたら、まず、頭を働かせて、暗記することからはじめよう。こういうことは、「憶えよう」と思わなければ、いつまでたっても憶えられないものだ。携帯番号しかり。その気になれば、いくらトシをとっていても憶えられるはずだ。その気がなければ、3桁の数字でも憶えられない。

 さて、マイナンバーのカードは作ろうか、どうしようかな?(^^)

 

2015年10月25日日曜日

№990 腸内細菌 その6


  ☆腸内細菌には、善玉と日和見、悪玉があるのだが、炭水化物の中のオリゴ糖や、糖アルコールが善玉菌の餌になるもので、野菜や豆類、果物海藻類に含まれる。但し、果物は、とり過ぎるといけない。最近の研究では、野菜や豆類、海藻など多くとれば、免疫力が上って、癌が予防でき、アレルギーが抑えられることがわかっている。免疫力も上げ、腸内環境も整えてくれるので、便秘や下痢にならない元気な腸にななることに役だっている。こうした食品は、毎日食べ続けることが必要。

☆[善玉菌たくさん、日和見菌ほどほど、悪玉菌少々]というのが理想だが、日和見菌というのは、善玉が多いときは良い働きをするのだが、悪玉が増えると悪いことを始める。悪玉菌というのは、体に悪いということではなく、悪玉も、重要な働きをしている。その代表は、大腸菌で、有害な菌が侵入してきたら、排除のために動きだす番兵の働きをする。また植物繊維の中の水に溶けないものを分解する働きもある。それにその過程で、人体の働きに重要なビタミンを合成してくれている。このような大腸菌を悪玉というのは、数を増やしすぎると、蛋白質やアミノ酸を分解してアンモニア、硫化物、アミンなどの有害物を作り出すからだ。これらのものは、臓器を傷つけ、脳卒中や、心筋梗塞、動脈硬化高血圧、癌などを引き起こし、老化の原因にもなるからだ。臭いのきついウンチやオナラは、悪玉が増えているということでもある。各菌たちは、腸内で隙間なく縄張り争いをしているから、善玉菌を増やすためには、悪玉菌に、暇を与えずに、働かせることがいい。それには、しっかりと野菜、豆類、を毎日とって、大腸菌などを働かせることが大切、ということになる。

2015年10月23日金曜日

№989 心の洗濯


  まったく音楽の才のない私だが、不思議なことに、聞くのは好きで、朝早く目が覚めたときは、テレビでは、よくクラシック音楽を放映しているので、よく聞く。音楽を聞いていると、落ち着くのだ。勉強をしていないので、音楽のことはよくは分からないのだが落ちつける。

最近の若者のように、生まれる前から音楽に親しんできた人たちのように、リズム感がいいわけでもないし、耳がいいわけでもないので、放送されている音楽の殆どが上等な演奏に聞こえる。これは、ある面では幸せかもしれない。

私の連れ合いは、とても耳のいい人だったので、ちょっと下手な演奏を聞くと、すぐにテレビを切ってしまった。下手な音楽を聞くのは、体に悪い、とでも言いたげな態度に、私はよく首をかしげたものである。

今夜は、『秋のチャリティコンサート』を聴きに行った。【琵琶の演奏】や、【日本の歌】を2時間半ほど聴いてきた。琵琶の演奏は、滅多に聴く機会がないのだが、やはり洋楽器とは違った趣は、日本人として心に沁み込むものがある。まことに月並みなことばだが、音楽は、心の塵を洗い流してくれる。いい夜だった。

2015年10月21日水曜日

№988 腸内細菌 その5


  何日かあきましたので、草臥れているのでは?と、心配をかけましたが、単なる雑用と腰痛でした。腸内細菌の続きを書きます。

☆腸内細菌の滋養強壮剤は乳酸菌や発酵菌なので、味噌や納豆、ぬか漬けなどは、腸内細菌を増やし免疫力を高める。但し、スーパーなどで売っている味噌には、発酵を止めるために、熱処理されたものが多い。

☆腸内細菌を喜ばせるには、死んだ善玉菌でもよい。食事で胃の中に入った善玉菌も、胃液の強力な殺菌作用によって感染症になる細菌やウイルスだけでなく、腸内細菌を活性化する菌たちも(全部てはないが)殺菌してる。しかし胃で死んでしまった善玉菌は、無駄死にではなく、善玉菌が住み着いていた溶液が腸に届くと、それが腸にいる善玉菌の最高の餌となり、善玉菌を増やすことが、最近の研究で分かった。

 

2015年10月17日土曜日

№987 ある結婚


  以前ここに書いたことがあると思うが、【筋ジストロフィ】の子どもたちの学ぶ学校に勤めていたときの生徒、タケシ君は、病院で治療を受けながら、その横に併設されていた養護学校高等部に通っていた。そして、美人看護婦さんと恋愛して、卒業後結婚し、高松市で暮らしている。

当時から、長くは生きられない病と闘っていたのだが、結婚後、医者も驚くほどの生命力で、今日を迎えている。私の知っている生徒のほとんどが天に召されているのだが、結婚したもうひとりのヤマシタ君とタケシ君は、呼吸器を付けながらも、前向きに頑張っているのだ。

今日は、昔の同僚で仲良しのKさんと二人で高松のタケシ君を尋ねた。もう毎年の行事になった訪問で、タケシ君夫婦も楽しみに待っていてくれる。

二人三脚で築いてきた二人の愛は、もう揺るぎようもないもので、いつお目にかかってもほほえましいものだ。特に彼女は、若さの過ちで選らんだ結婚生活ではなく、はじめから、【人生】を選んだのだ。結婚生活には、何の迷いも後悔もなかったはず。実に明るいのだ。

幸せとは何か、愛とは何か、これは人それぞれが違って当然だが、【こんな素晴らしい愛もある】ことを私は、訪れる度に胸に焼き付けてきた。

運転する車の窓からは気持ちの良い秋日が差し込んできた。周りの山々は、まだ紅葉には早い。でも、私達二人は、行きも帰りもルンルン気分だった。幸せを分けて頂きに行く気分なのだ。いい一日だった。

2015年10月15日木曜日

№986 腸内細菌 その4


  話が長くなりそうなので、理由はともかく簡単に、大事と思うことのみを書いていくことにします。

☆若いうちは、糖質を控えることは、よくないが、中高年になるにしたがって、炭水化物を減らしていくのがよい。中高年以降の体に求められる物は、持久力。徐々に糖質をへらしていき、高齢期になると、主食は、一日1回くらいでよい。イモ類や、豆類、根菜類、果物には、炭水化物もふくむが、それらは、適度に取ることは必要。これらの植物性食品は、腸内細菌の餌になるだけでなく、抗酸化力も持っている。

☆腸内細菌を活性化させるためには、外から菌を取り入れることも大切。それが腸内細菌を刺激し、数をどんどん増やす。テーブルに落ちたものを汚いと言わずに、口にいれることが、腸内細菌を活発にする。身の回りの菌と仲良くしていこう。

☆人間は、体内でビタミンを合成することが出来ず、腸内細菌が合成する。そのため、腸内細菌がバランスよく数もたくさんあると、じゅうぶんに合成される。うつ病や、気分の不安定になるのは、脳から発するドーパミン(気持ちを奮い立たせる)やセロトニン(歓喜や快楽を伝える)などの不足で起こりやすくなる。これらの物質も、腸内細菌のバランスがくずれていると、十分に分泌されない。

☆野菜や海草、果物などは、腸内細菌が喜ぶ物だが、甘いものやお菓子など、好きな物ばかり食べていると、腸内細菌のバランスがくずれるが、それは、便を見れば分かる。便の約半分は死んだ腸内細菌と生きた腸内細菌で、大きくて程良い硬さのある便ガスポンと出てくれば腸の中は良い証拠。反対に貧弱な便は、腸内細菌の量も減り質も悪いことを物語っている。

☆スナック菓子、ファーストフード、レトルト食品、コンビニ弁当は、腸内細菌を減らす。工場で作られ、蓋をあけ、チンすれば食べられるようなものは、食品添加物が入っている。例えば保存料の中のソルビン酸は細菌の増殖を抑える。腸内細菌も働きが阻害され数も増えにくくなる。

2015年10月14日水曜日

№985 腸内細菌-3

  ☆太り過ぎの人が痩せるための運動をするのはいいが、運動のやり過ぎは、かえって身体に悪い。ほどほどの運動とは、心身が爽快感を覚え、翌日「体の調子がいいな」と感じる程度。面白くない、つらいと思うものは、無理してやらず、好きな運動をするのが、腸から健康になるコツ。

また、唐辛子の辛味成分「カプサイシン」には、体内の燃焼効率を高めるさようがあるのは有名。ただし、何でも過ぎたるは及ばざるがごとし。毎日の味噌汁やサラダに一振りする程度。最近、辛味のない唐辛子の中には、「カプシエイト」という成分が含まれていて、「カプサイシン」と同じ作用があることが発表されている。

☆空腹、プチ断食は、よくない。1日3回同じ時間に食事をするというリズムが、ガンを予防する。体内では、日に300から5000個ものガン細胞がうまれているが、それを攻撃する免疫細胞が働いている。中でもNK細胞が最も重要な働きをしている。この細胞は、朝の9時前後と夕方の5時頃に活性が高くなり、夜の9時ころになると低くなる。就寝時も低くなる。このリズムを崩すような生活をしていると、NK細胞活性が低くなり癌に罹りやすくなる。

☆お酒は、我慢するとよくない。ビールは1日2本、お酒なら2合までなら健康をさまたげない。飲み過ぎは、腸内のバランスを乱し、命を縮める。また、飲めない人が無理に飲んでいると、10倍以上の確率で、食道ガンになるという統計もある。

☆煙草を健康にために止めるのは、本末転倒。ストレスは、腸内細菌には悪い。1日10本程度なら、禁煙のストレスよりましである。

☆悪者である活性酸素により、腸内細菌や、NK細胞は、弱まり、免疫力が落ちる。そこで活性酸素の発生を抑え込むことが、重大な鍵となる。一番の方法は、「よく噛んで食べること」唾液には、活性酸素の害を抑え、消去する酵素が含まれている。かむことで活性酸素を消去するには、約30秒かかるので、1回一秒、ゆっくり30回噛むといい。しかも、よく噛んで食べると、記憶力が高まることも分かっている。脳の前頭葉(論理的働き)と海馬(記憶の指令塔)が刺激され、活性化される。

ということで、走る走るの抜粋です。

2015年10月11日日曜日

№984 腸内細菌 その2


  再び、書物の要訳です。

 腸内細菌を、元気にしてあげることが、毎日を元気にすごすことになるのだが、その大事な腸内細菌を痛めつけるものや、事柄がある。その一つが肥満である。体が死亡で覆われると、体内に絶えず活性酸素(体によくない怖い物質)が充満したような状態になる。これを浴びると、腸内細菌が弱り、数を減らす。そこで食事が問題になる。

もつとも大事なことは、【食べ方】で、「美味しい」と言う感覚が、エネルギーを消費させる。体内の細胞は約60兆個。その中に脂肪を貯め込む細胞が数百億個あり、脂肪を貯め込むだけでなく、脂肪の合成や分解もする。そのうちの「白色脂肪細胞」と言うのが肥満の原因となる細胞で、脂肪を貯えると数倍に膨らみ、蓄えきれなくなると、分裂して数を増やす。もう一つの「褐色脂肪細胞」は、脂肪を燃焼させる細胞で、運動しなくても、脂肪を燃やし、体重を落とす作用をもつ。
 痩せにくい体質とは、「白色脂肪細胞」が活発で、「褐色脂肪細胞」の働きが悪くなっている体のこと。それで「褐色脂肪細胞」を増やす研究がされているのだが、美味しいとか、いい香りとかなど、エネルギーになると思われていない感覚刺激が、実はエネルギーを消費させていることが分かった。こうした味覚、臭覚が刺激されると、交感神経(体内環境を整える自立神経の一つ)が刺激されて、ある種のホルモンが分泌される。それにより、エネルギーの消費量が増すと同時に、褐色脂肪細胞の働きを誘導する。従って、食事をしながら脂肪の燃焼率がぐんぐん高まる、ということになる。

「美味しい」【好きな人と食べる】【にこにこしながら食べる】の3つが、痩せやすい体質を作る。この反対の食べ方をすると、無論、結果は反対となる。

 腸内細胞は、ストレスに悪い影響を受けやすいという性質があり、ストレスを受けると、大腸菌や悪玉菌とよばれている菌が増える。こうなると、体を傷つける有害物質が発生し、病気になりやすい体になる。【腸年齢が高い人は、早死にしやすく、腸年齢が若い人は長生きする】ことがわかっている。【ニコニコ食べればメタボも解消】ということ。

 

2015年10月10日土曜日

№983 腸内細菌 その1


  前回挙げ損なった№981 腸内フローラーについての本のことを№982に書きましたが、その内容について、有難いお話を(笑)書いておきます。(東京医科歯科大学名誉教授藤田紘一郎氏著)

 私たちが、病気にならないためには、どうすればよいか、健康のために、最も気を使うべき相手は、「腸内細菌」であることが、近年の研究でわかってきた。「腸内細菌」は、病原菌を排除し、食物を消化し、ビタミンを合成している。また、人が幸福感を覚えるとき、脳内は、ドーパミンやセロトニンといった幸せ物質が分泌されるが、それを合成して脳に送っているのも「腸内細菌」である。更に、人が病気にならないために、体内では、免疫が常に機能しているが、その働きは、およそ70%を「腸内細菌」が築いている。

 腸が原因と考えられる病気は、脳から心臓、関節、心まで、あらゆる部位に及ぶとされていて、それは、「腸内細菌」の働きが、免疫に深く関与しているからである。「腸内細菌」のバランスが乱れて腸が不調になれば、免疫がうまく働かず、病が引き寄せられる。逆に、「腸内細菌」のバランスを整え、腸を健全に保てば、病気を避けられる、ということである。親の遺伝で、ということがよく言われるが、「腸内細菌」さえ、元気なら、そういう心配はない。同じ親から生まれても「個体差」というものがあり、遺伝子の受け継ぎ方も違う。たとえ病気の遺伝子を受け継いでいても、必ず発病するものではない。発病するかしないかの別れ道は、「腸内細菌」の数と、そのバランスがいかに整っているかにある。

 腸を元気にするために、私たちは何ができるか、その方法子を本書の中に書かれている。

  1. 腸をダメにする食べ方、鍛える食べ方
  2. 腸をダメにする食べ物、鍛える食べ物
  3. 腸をダメにする生活、鍛える生活
     ということで、大切なことを順次簡潔に書いていくことにします。
     

2015年10月7日水曜日

№982   №978と№980が挙げそこない


 私のブログをいつも読んでくださっているbagusさんが、№978と№980が抜けていることを指摘してくださいました。挙げたつもりが上がっていないという失敗でした。遅蒔きですが、下書きがありますので、挙げて置きます。すみませんが、ちょっとずれておりますが、よろしくお願いします。

978 H/27/9/26 幸せ

殆ど毎日観ていた朝ドラ「希」の最終回だった。想像していたように、ハッピーエンドで、終わった。テレビのような助け合う愛し合う地域は、どこにでもはないかもしれないが、例え理想であっても、作りごとであっても、観ていても幸せな気持ちになれるもの。

私は、特別な才能がないので、でっかい夢など持ったことはない。ただ、小さな幸せ、小さな夢を沢山足元から拾い集めることで、幸せになれるのだと思っている。

【幸せって何か?】ということは、その人その人によって違うだろう。はたから、「あの人は幸せそうだ」と思っても、当人は、不幸に泣いているかもしれないのだから、心の持ちようとでも言ったのがよいかもしれない。トシをとって、その思いが益々強くなっている。

足元には、小さな幸せは、ごろごろと転がっている。有難うと言われたとき、有難うと言ったとき、新しい発見をしたとき、仲良しの声を聞いたとき、顔を見たとき、おしゃべりが出来たとき、空の雲をじっとみているとき、秋色になっていく山を眺めているとき、そしてエレベーターの中で、かわいい赤ちゃんに合ったとき、私の顔は笑顔になっている。笑顔になれるのは幸せなのだ。今日も何度も笑顔になることができた。(^^)

980 H/27/10/2 10月2日 腸内フローラー
 TV番組で、観たいと思うものは、録画しておくことにしているのだが、それを観る機会がないままに忘れてしまうこともある。もう何か月か前、NHKスペシャル 『腸内フローラー解明。驚異の細菌パワー』というのを録画した。今日、それを観たのだが、人間の腸の中には、100兆以上の細菌が住んでいて、この細菌が、5,6年前から注目されはじめているという。100兆もの細菌の種類は、まだわかっていないが、1000種類くらいは、わかっているらしい。この細菌が、癌、糖尿病、肥満、美容、アレルギー、脳、不安その他心の在り方にまで関係しているというのだ。これは面白いと思うと、もうその手のことを易しく書いてある本を読んでみたくなる。さっそく本屋に走った。『腸をダメにする習慣と、鍛える習慣』という本を見つけた。帯には、NHKスペシャル……で大反響。11万突破とも書いてある。私みたいなものが、たくさんいるらしい。(笑)
 本は買っても、すぐには読めないのが玉にキズの私めだが、折々に読んで、ありがたそうなところは、また、皆さんにお知らせしたい、と思っている。
 

2015年10月6日火曜日

№981 10年の歩み


  秋晴れのよいお天気になった。気にかかっていた冊子発送も、やっと殆どが終わり、ほっとしている。藍住文芸も、10冊目の冊子が出来たのだが、1年に1冊ということなので、もう10年ということになる。会を立ちあげられた会長さんが、ぜひ世話人の一人としてお願いしたいとおっしゃってこられたときは、「もっと若ければ、お手伝いしますが……」とお断りしたのだが、押し切られて引き受けたのが失敗の始まりだ。(笑)

事務局という大仕事を引き受けざるをえなくなり、何とかやってきたのだが、会員世話人共に10年の間に10年分のトシを寄せている。当たり前のことだが、まず、会長さんが、一身上の都合でこの夏より引退されたし、また、「もう俳句は作れない」とかおっしゃる会員さんもあったりで、会員数も減っている。百人ほどだった会員が、84名となっている。若い方の入会は、殆どない。先細りのような状態だが、熱心なお世話人さんのお蔭でこれからも、続いて行けそうだ。

 私もやれるところまでやっていくつもりだが、はて、先は暗闇の様なもの。せいぜい健康に気をつけて、皆さんの足手まといにならぬよう、行きたいものである。