私の属している藍住町文藝協会は、『あいずみ文藝』という200頁あまりの冊子を年一度出版しています。(会員80名あまり)短歌、俳句、詩、随筆、小説、評論と、何でもありです。ちょうどその原稿の〆切が7月末でしたが、なかなか揃わず、やっとお盆が過ぎて揃い、2回の校正をすませて、先日印刷に回すことが出来ました。この会の事務局をひきうけておりますから、雑用は多いのですが、会長はじめ、編集委員(役員)の方々が皆さん立派な方ばかりで、和気あいあいのうちに、仕事が 出来ますから、私も大年増ながら、お役に立てることはやっております。
私は、巧くもないエッセーを書くのが趣味なので、このブログのように、つまらぬことを書くのですが、最近は、ちょっと疲れ気味か、読み返すこともせずに書き殴りのまま挙げてしまうことが多くなりました。いい物が書けるはずもありません。(^^;;
むろん、プロではありませんし、それで口すすぎをしているわけではありませんから、気楽に書いておりますが、これがプロなら、大変だろうなあと思います。
プロの、小説を書いたり詩を書いたりする方の中には、エッセーは難しいとおっしゃる方はよくあります。分かります、その気持ち。自分が丸裸に近い状態にならないと、ただの自慢話や体験では、「それがどうしたの」ということで、もう次の本は買っては頂けない。(笑) それだけに、プロのエッセーは、読む人の心を掴むのがうまいと思います。私もいつかは、読む人の心を掴めたらいいなあと思うには思うのですが、まだまだそこまでの余裕はありません。
書くという作業も、トシとともに劣ってくるもので、運動と同じで、書かなければどんどん書けなくなっていくこと間違いなしです。登り坂を後ろ向きで登って行くような状態なので、いつ前のめりになって下ってしまうやら……という現状です。お尻にムチを打ちつつ、何とか、ブログも続けていけたらと思っております。読んでくださっている方、ほんとにありがとうございます。m(_ _)m