ここ10年あまり、3月の暦をぴりりと破りながら思うことは、「ああ、もう1年のヨンブンノイチが終わった。早いなあ。この調子なら、1年の終わりもすぐに来てしまうなあ……」と、いつも同じだ。
1年が早い、と思うのは、老人の常で、誰もが思うはずだ。それは、これからの人生が、50年以上あるだろうと思っている者と、3年か、5年かしら?なんて思う者の違いである。分母の数が違うと、その【1年】という数の重みも違ってくるからだ。
そういう重みのある1年を感じるトシになると、自然と「一日一日を大切に送らねば」と思うのは当然である。といっても、なかなか、思うようにはいかないのが常なのだが、ま、思わぬよりは、ましだろう。(笑)
先日も書いたように、半世紀も地獄のような毎日を送らねばならなかった袴田さんのことを思うと、人ごとであっても腹が立ってしかたがない。だれも責任はとってはくれないし、責任とってくれたところで、歳月が戻るわけでもない。
さて、私の今日一日は、どうだったのか? と反省してみよう。
まず6時起床。なかなか起きたすぐにはエンジンがかからないのが常。TVを聴きながら、1時間ほどかけて、ゆっくりと身づくろいをして洗濯機を回し、庭に出て、水仙を10本ほど切って、花瓶の花を取り替える。朝食準備。片付けのあと、家中の掃除。
掃除機をかけるのは1週間ぶり?かな。10時から我が家で(事務局)文芸協会の会計監査があるので、いつもより丁寧に。(笑)
9時半頃から、会計係の方と、監査の方、会長さん等4人がいらっしゃる。珈琲を。11時監査終了。お茶とお菓子をいただきながら、文学四方山話に花が咲く。12時5分前、解散。昼食用意。
昼食後、4月2日の役員会に発送する【藍住文芸だより29号】(6ページ)の残り印刷を仕上げる。あとは、2日に集まった役員で仕事を分担して発送までしてくださる。
3時、車のガソリンを満タンに。明日からは、3%の上に、環境税が上乗せになるから、リッター5円以上の値上がりだ。わずか200円ほどだが、こういうことは、こまめだ。どこかで、ぽっかりと、無駄をするのだが。
その足でマーケットへ。買い物2000円ほど。買いだめはしなかったが、少なくなっている調味料など、補充。
夕食準備。頂いたカブラを漬物に漬けこむ。あっ、忘れていた。昇降台で30分運動が出来ていない。もう、眠たい。今日はやめておこう。
ま、何とか満足のいく一日だったかな?