週刊誌を買って読むことはまずない。その代わり、新聞の広告に出ている記事は、一応目を通し、読みたいものはないか、確かめている。めったに買うほどの記事はないのだが。
昨日だつたか、ポストとかいう週刊誌に【60歳以上の医者に罹っている患者の死亡率が高い】と、大きく出ていた。最新の技術や研究を学んでいないという。ある意味で納得がいく。私の知っている例が、いくつかあるので紹介しておこう。
Aさんは、大きな病院で1か月も入院していたのだが、体調不良の原因が分からぬまま、退院させられた。Aさんの友達が、「私の家の近くに新しい医院ができて、若い先生らしいから、一度行ってみたらいい」と薦められ診てもらったところ、その日のうちに、鬱らしいと言うことで、薬を頂いて帰ってきた。その診断は、本人は、カケラも鬱とは気付いていないことだつたので、驚いて半信半疑だつたのだが、薬を飲みはじめると、見る見るうちに元気になり、今は健康体になられている。
また、Bさんは、長い間、有名な某病院でその専門医にかかり、治療のたびに入院し、入退院を繰り返しながら、治療を続けていたが、まったくよくならなかった。ところが、ある個人病院に、その臓器の専門医が居られるということを知り、病院を変わり、先生に今までの治療方法を話した。すると。「入院などしなくていいです。今は、もっといい治療法が出来ていますから、よくなりますよ」ということ。Bさんも半信半疑のまま治療を始めたところ、先生の言う通り、みるみる元気になってきて、私も驚いた。去年は、同窓会にも出て来れなかったのに、今年は出席出来たのだ。
おトシの先生が、総て勉強不足ということはないだろう。でも、病状がよくならない場合、思い切って病院を変わってみることも大切なことのように思った。