2019年2月19日火曜日

№1239 誘眠剤はもういらなくなるかな?


  なかなか寝付けないので、誘眠剤を半錠飲むのが習慣になってしまった。12時前後まで起きているので、早く眠りに付きたいという願いがあるにも関わらず、横になると頭の中を空っぽにできないのだ。以前、本を読んで、「眠れなくてもいい、昼間居眠りしたらいい」、なんて思っているのだがやはり本心は、居眠りしなくてすむような睡眠にあこがれている。 
 こんな状態は、ある意味で気持ち(心)が弱いのかもしれない。こんなことを思っているとき、「心の筋力をアップする呼吸法」という小文を読んだ。


まず、椅子に座り、目を閉じて両足をしっかり床に付け、鼻孔に注意を向け、息を吸いながら、空気が鼻を通る時の冷たさを味わい、空気が喉を通って肺に入る感じを味わい、吐く時は、肺から喉、鼻を通る時の空気の温かさを味わう、と。確かに、吸うときと吐くときの温度は違うことに気づく。これは、横になっても出来そうだ。また、腹部に注意を向け、息を吸った時の皮膚が引っ張られる感覚、吐く時の縮む感覚を味わうことでもいいようなので、こちらもやれば出来そうだ。


 空気の冷たさ温かさ、皮膚の張りや傷み、気持ち良さなど、反応や変化を味わいながらするのだが、途中、他の事を考えた時は、その都度身体に注意を向けて繰り返すことが大切なので、続けていると、誘眠剤はもういらない、というようになかな?・・・。と、期待しながらしてみたのだが、他の事を考えない、ということは、かなり難しくてなかなか寝付けなかったので、ここ二日程は、一応誘眠剤を飲んでからやっている。慣れてきたら、薬はいらなくなるだろうと、期待しながら・・・。!(^^)!

2019年2月15日金曜日

№1238  ミニ同窓会ご報告

 少々疲れはあったが、予定していたことなので、ミニ同窓会をした。集まった方たちが、「少し痩せたなあ・・・」とおっしゃる。体重は変わっていないのだが、顔がやつれて見えたに違いない。6名中、一番元気者のSさんが、何くれとお手伝いしてくださったおかげで、予定通りのことは、出来たのでよかった。  
 
 話が弾むと、私もだんだんと元気が出てきて、にこにこ顔で皆さんのお話の中に加わることが出来た。Iさんの孫さんが帯広に住んでいて、曾孫が出来た、と、スマホの動画を見せてくださったものだから、私も『帯広』と聴くと身をのりだしてしまう。やはり幾つになっても生まれたところは懐かしいものだ。

「今日は、早めに切り上げよう」なんて言っていた連中だが、帰ると言い出してからも、1時間も話が途切れず、5時近くなって慌ててお帰りになった。皆が、「楽しかったなあ、来月の日を決めて置こう、今から楽しみにしておくから」などと言ってくださると、「私も皆さんに元気を頂いた、友達って、いいものだ」としみじみ思う。いつものことながら、いい仲間の集まりだなあ・・と幸せを感じた一日だった。






 

№1237  実感


  最近・・・といっても、ここ一年くらい前から、よくふらつくようになった。初めのうちは、気がつかなかったが、転倒して、肩や手足を打ったことが原因かと思っていたのだが、本当は、じわじわと足腰が弱って来たためであることに気が付いた。転倒自体が、そうした原因なのだ。

歩くというのは、かならず、一本足で立っている瞬間がある。軸足だが、それが頼りなくなると、歩く時に、ふらつくようになる。杖をついたら歩きやすくなるだろうと思うのだが、杖はもっと先にしたいと思う。格好が悪いなどとは思わない。ただ、なるべく二本足を甘やかせたくない。

 明日は、月例の同窓生の仲良し6人の集まりがある。10人揃って元気だったころは、徳島でしていたのだが亡くなったり、出かけられなくなったりで6人になってしまった。徳島市内のホテルではお金もかかるし時間の制限もあってゆっくりおしゃべりできないということで、我が家が落ち着くということになってもう長い。昼前に集まって来る。いつも散らし寿司を注文して置く、汁ものとお漬物は私が作っておく。食事がすんだら、珈琲を飲みながらの雑談がもりあがる。皆は忘れてしまったようなことを詳しく覚えているSさんが、思い出話をしてくれる。皆呆れるほど記憶している。本人がわすれているというのに。() Sさんは、元気者なので、台所に居る私の手伝い係でさっとしてくれる。後の方は座ったらもう動かない。いや動かないのがいいのだ。()

 こうして毎月集まることを楽しみにしてくれているのは、私にとっても喜びであって、決してめんどうなことなどとは思わない。耳の遠い人、足の悪い人、医者通いしている人と、とし相応の体調だが、皆さん、口だけは達者なので楽しい一日になる。「楽しかったなあ」と言いながら帰るのを見送りながら、私も実に嬉しい気持ちになれるのだ。いいお友達がたくさんいて、幸せである。

2019年2月6日水曜日

№1236 冷え症


  私は冷え症です。冷え症というのは、冬は格別応えます。寒い時だけではありません。血行不良ということなので、年中冷え症は冷え症なのです。桜の頃になっても厚着し、気温が夏並みに上がってきてもなかなか薄着にはなれません。
  よく、〝冷えは万病のもと〟と言われていますが、これは、冷え症ということを、自覚出来ないと、色々な病気を引き起こすことになるのだろうと思います。私は、最近は自覚していますから、それなりの対策はしていますが、それでも、いろいろと気になることがあります。肩が凝る、こむらがえり、頭がぼーっとする、腰痛、手の節々の痛みなどなどです。
まず、首、足、腰を冷やさないことです。特に首や足は身体を温めるスイッチということなので、マフラーをよく用いていて、寝るときもむろんそれ用の首巻きをして寝ていますし、足も、靴下を穿いて寝ています。そのおかげか、風邪はあまりひかずに今まで過ごしてきました。(^^)
冷えのチェックというのがあります。脇の下よりお腹が冷たいとか、耳を折ると痛いと言うのは、冷えているのですが、今は冷え対策をしているためか、お腹も温かいし、耳を折っても痛くありません。といっても、冷え症が治ったわけではありませんから、油断すると、冷え症状が出てきます。とにかく、しばらくは防寒に努めます。!(^^)!
 


2019年2月2日土曜日

№1235 別れ


  1月の末、長い間親しくしていたSさんが亡くなった。学生時代は、二人がどら焼きみたいにくっついていたし、教員になっても、いや、退職してからは、同じ趣味で、彼女も随筆など書いていたものだから、葬儀から帰ったとたんに、気持ちが滅入ってしまって、何をしても失敗ばかりしている。

 彼女は、20年前に、脳梗塞を患った。手当がおくれて、片足の足首に麻痺が残った。たったそれだけのことだつたが、一人では生活がままならず、ご主人に助けられていたのだが、そのご主人に先立たれ、施設に入っていた。施設の中では、車椅子や歩行器で動いていたのだが、頭も口もしっかりしていたのに、急に体調が悪くなり、自分では何も出来なくなってしまった。それから1年近く、そのような状態が続いていたのだが、とうとう旅立ってしまわれた。

覚悟はしていたものの、冷たくなった彼女をみると、いろいろな思い出が胸に込み上げて来て、涙をこらえることが出来なかった。

このトシになると、悲しみというより、寂しさが気持ちを覆ってしまうのだが、こうしたこともトシとともに重たく心に沈んでくる。しかたのないことだが、ふと、思ったのは、高齢者が鬱になったり、認知になったりするのは、こうう気持ちが長く続くと危険信号だなあ・・・と。

 2月は逃げるというように、すぐに3月だ。気持ちを切り替えて、身辺整理や、しなければならないことに頑張ることにする。