2016年7月30日土曜日

№1071  ソラマメ


  マーケットでソラマメのパック入りを手にした。値段を見て「止めた」と。もうそろそろ安くなってもいい頃と思うのだが、安くならないのは、けっこう売れるのだろう。
  この時期、いろいろな路地ものの野菜が豊富に出回っている。頂きものも多い。どうしてもソラマメが食べたいわけではない。財布の紐を引きしめているのは、今に限ったことではないが〝年金その月暮らし〟が身についているためだ。

話は変わるが、ソラマメを見ると思い出すことがある。それは、教師時代のこと。以前小学校では、養護の先生が児童の便をしらべてくださっていた。回虫の検査である。
 あるとき、となりの一年生の教室から、先生と子どもたちの声が聞こえてきた。
「みんな、よう聞いてよ。便はね、マッチ箱に、ソラマメぐらい入れてくるんよ。いっぱい詰め込んでこられんよ」「はーい」
(そら豆かあ。そら豆の方がよかったなあ) 私は小指の第一関節を押さえながら、「小指の先ぐらいでいいのよ」と言ったのだ。
 翌日、隣のクラスに、大きなマッチ箱に、そら豆をびっしりと詰めてきた子がいた。(小指チョン切って入れてきた子がいなかったのは幸いだったなあ)ふふふっ。
 

2016年7月25日月曜日

№1070  昨日の日記


  朝、5時15分前に起床。5時から、7時までの2時間庭の草取りをする。(ここ、毎日朝夕2時間ずつ、草取りをしている)お盆が近づいてきているので、それまでに何とか仕上げたいのだ。

腰が腰痛体操のおかげで、随分ましになってきたこともあって、苦痛ではない。苦痛どころか、とても気持ちがいい。何であれ、きれいになっていくのは、いいものだ。

 7時、家に入り、シャワーを浴びる。全身汗なので、頭も洗うので、30分ほどかかる。それからは、洗濯機を回しながら、朝食の用意。8時までに、食事の準備を終えて、洗濯物を干す。

 8時から、TVを見ながらの朝食。後片付けがおわると、9時だった。簡単な掃除をすませて、昨日送られてきた文藝協会の作品ついて、電話。始めての作品なので、自信がないということでアドバイスを頼まれている。気の付いたことをおしゃべり。実力のある方なので、私の下手なアドバイスを聴いても、すぐに分かってくださる。

 野菜をつくっておられる方が、新鮮なお野菜をもってきてくださった。さっそく、きゅうりとおナスの漬物を漬けた。

 11時30分より、昼食。12時15分に、文藝協会の方4人で、祥雲閣での三寿会(居囃子・能の一部分を謡と囃子のみで演奏する)の発表会を見せていただくために連れて行っていただいた。生まれて初めての経験で、とても面白かった。知り合いの方の出演された大鼓は、とても力のいる技らしい。ひ弱な者ではできそうにない。帰宅5時。

  洗濯物を入れ、急いで服を着替えて庭に出る。7時までの2時間、草取り。風呂用の椅子に腰掛けての草取りなので、間なしに立ちあがり、深呼吸したり、腰を伸ばしたりしながらの作業、きれいになったところを振り返りながらなので、思うようには捗らない。(笑)

 さっと汗をながし、一息いれて夕食の用意。TVをみながら8時より夕食。そのあとも、動くことなく、TVに引き付けられて見入ってしまった。

 郵便物確認。作品2通。パソコンを開いてメール等確認。

時間を見ずにブログを書きはじめたので、昨日の日記になってしまっている。題を昨日の日記と変更しておこう。

 

2016年7月21日木曜日

№1069 偽メール


  最近、本物そっくりの偽メールが送られてくる。ネットで買い物をした憶えがないのに、「荷物を発送しました」の添付つきのメールがくるし、「ご入金をお願いします」などなど。本文には、荷物が届く日時や伝票番号、そして実在する運送会社の名前が書かれている。これは、賞品の会社や、運送会社などが、お客さん向けのサービスとして送っているメールとそっくりで、差出人も本物のメールアドレスとなっていて、そこを見ても本物か偽物かを見分けることができない。しかし、買い物などしていないので、始めからこれは怪しいと思ったので、添付は、一つも開かずに、迷惑メールとして処理してきた。

 先日、19日?だったかな、TVで、この偽メールが、5月末あたりから、何回かに分けて、10万通以上発送されているので、絶対に、添付は、開いて読んだりしないように、と、注意を促していた。メールの本文を開いただけでは感染しないが、添付ファイルをクリックし、中身を見ようとすると感染し、このウイルスに感染すると、パソコンの中のさまざまな情報が流出し、それだけではなく、インターネットを通じて金融機関のサービスを利用する「ネットバンキング」のパスワードなどが盗み取られる、というのだ。(もっと早く注意するべきだったよ。遅すぎるよ)

 私は、今までのきまった買い物(本と化粧品)以外、新しい販売元などは、使わないことにしているので、すぐに偽メールと分かったので、添付は開かなかったが、よく利用している方なんか、うっかりと開いた方も多いのではなかろうか。

 もう私のところには、10通くらい来たので、狙われているらしい。でも、総て迷惑メールとして処理しているので、そのうち、パソコンが拒否してくれるはずである。

 こうした悪さをする人間は、凡人では出来ないはずだ。かなりの知能犯だろう。せっかくの頭も、ただ欲のために犯罪行為に使うなんて、親が知ったら、どんなに悲しむだろうか。以前も、全国多数のコンビニから、関係のない他人の預金が、何億円も引き出された事件があったが、怖い世の中になったものだ。

 

2016年7月17日日曜日

№1068 この頃の出来ごと


  鬱陶しい天気が続く。降りそうで降らない雨、こういうのは、少しばかりの花を枯らしてしまう。「降りそうなので、水はやらずにおこう」と思ってやらずに置く、という日が二日も続くと、いつのまにか、ぐったりとしている。水をやり過ぎると、これまたすぐに根腐れして枯れてしまう。花の苗を何度か植え替えているのだが、なかなか根付かない。梅雨明けはまだらしい。

 昨日の夕方、庭の草をしていると、目の前に、鴉の骸があるではないか。樹影なので、目につかなかったのか、もう死んで何日もたっている。あわてて、穴を掘って、「土に返りなさいよ」と、葬った。
  そういえば、もう2週間ほど前になるが、鴉が庭や屋根の上で、煩く鳴いているものだから、どうしたのかと、天を仰いだり、庭のあちこちを見たことがあった。それも2,3日たつと、聞こえなくなり、ほっとしたのだが、あのとき仲間が、何かの事故か病気で動けなくなっていたのだ。
  鴉の小さな頭の中の脳みそでも、家族や仲間の異状や、非常事態を、何とか助けよう、だれか助けてくれ、という気持ちがあるのだから、生き物とは素晴らしいものである。

  ただ空を飛び、子孫を残すことくらいしか能のないと思われている鴉でさえ、こうした優しい感情があるのに、素晴らしい脳をもつ人間どもが、無差別に人殺しをしているこの社会は、狂ったとしか言いようがない。暑い夏というのに、背すじが寒くなる話が多過ぎるこの頃である。

 

2016年7月11日月曜日

№1067 闘いすんで


  寝不足の重たい頭を抱えながら、考えてみる。何となく、思っていた通りの結果になってしまった。この選挙のために、どれほどの税金を使ったのかは、分からないが、投票率が50%以下という結果なので、僅かのひとたちの満足のために使われたことになろう。

本当に国の将来を案じて投票した人が、どれほどいたのだろうか。そういう人たちが多ければ、こうした結果にはならなかったと思う。どんな法律にせよ、『暴走』はいけないのだ。反対勢力というのは必要だ。審議する、と言うことは、必要なのだ。

田舎をバカにするのではない。しかし、与党の県会議員、市会、町村会議員の多い田舎では、『頼まれれば投票する』ということは、当たり前に近い。候補者本人はよく知らなくても投票所に出かける。いや、候補者の出身地ですらも、僅かんの差でしか勝てないのだ。あとは、全市町村が負けだった。私のように、以前から野党であることが分かってしまっているような者には、どなたも頼みにはいらっしゃらないのだが。(笑)

18歳からの投票権も、何となく不安材料だった。政治のことなど、知らない者ばかりだったろう。その親たちも、戦争を知らない世代である。「誰入れようか」なんて、親に尋ねた子も多かろう。親が棄権ばかりしているという家庭もあるだろう。若い者こそ、この日本の将来を案じて欲しかったのだが、そうは問屋が卸さなかったようだ。

合県というのも困ったものだ。住む人の数合わせなどしていては、過疎県民は、置いてきぼりになりそうだ。次の衆議院選挙にしても、しばらくは、与党の独走が続きそうだ。少選挙区制度が続くかぎり、無理だろう。何とかしなければ、色々な面でこの国は、不満が爆発してもおかしくないだろう。古女の歯ぎしりでは、どうにもならないが……。

2016年7月8日金曜日

№1066 睡眠不足


  最近、睡眠不足が続いている。日が変わってから寝床についても、すぐ眠りにつけたらいいのだが、あれこれと思うことがあると、なかなか寝付けない。それでも、朝は、5時前には目を覚ます。大抵がトイレに行きたくて目が覚めるのだが、それ以後は、ほとんど眠れないので、4時間ほどの睡眠しかとれていない。そのせいだろう、居眠りをすることが多くなった。以前は居眠りなどはしたくてもできなかったのだが、ここ半年くらいは、大事な仕事中であっても気が付くと、悪い姿勢で居眠りしていることがあるのだ。今なら、昼寝ができそうだと、あわてて蒲団に身体を横にすると、とたんに眠気が醒めて眠れない。

  薬嫌いなものだから、お医者さんから誘眠剤というのを頂いていたのだが、飲むことはほとんどなかった。最近は、1錠を4つに割って飲むことにしている。4つにも割ると、おまじないのようなものだから、あまり効き目はないと思うのだが、それでも気のせいか、寝床に入って30分もしないうちに寝付いているようなので、ときおり使っている。

  そもそも睡眠時間は人生と同様、長さが重要なのではなく、深さや質が重要と思うので、短くても、その質が熟睡であれば、問題はないと思うのだが、居眠りするというのは、あまり質がよいとは思えない。熟睡にも体力が必要なのだろうなあ、と思うこの頃である。

 

2016年7月3日日曜日

№1065  熱気


今日、真夏日の熱い日の真昼中、徳島駅前で3,000人集会という恐ろしげな集会があった。野党と市民が一体となって、今回の参議院選挙候補者である【大西そう】氏を国会に送ろうという大集会である。その会に、この老体が出かけたのだ。もう、仙谷由人氏が、引退してしまったので、女性後援会【花の会】を解散してしまったのだが、これは出掛けなければならないという気持ちが止められず、熱中症になりそうだという恐怖をものともせず出かけたのだ。

先日の、仙谷氏を囲むティパーティでも、大西氏のお話をうかがっていたので、別に大西氏のお考えを聴きに出かけたわけではない。やはり、今の安倍政権の暴走を抑え込む必要性にかられ、ぜひ、大西氏に当選して頂きたいと言う気持ちから、「頑張ってください、応援しています」の気持ちが私を駆り立てたのだ。1時間程の時間に、何人かの国会議員の応援演説、そして大西氏の力強い決意表明を聴きながら、「ああ、今の日本は、仙谷さんが、予言されていたような結果となっているのだ」という思いが、ますます強くなってきた。あの仙谷氏を落選させた県民が、また、大西氏を落選させるのではなかろうか、と不安も大きくなってしまった。

もともと、政治には疎い私だったが、「この人はすごい、この人なら、日本を変えられる、という思いが今までの私の政治活動を支えてきた。政権を取った時期は短かかったが、本気で彼は総理大臣の務まる方だと思っていたので、私は党員にもなった。総理を選ぶ投票権があるやも、という思いから。(笑)

本心をぶちまけるなら、私は何党でもないのだ。仙谷党員なのだ。私のような凡人には、政治の裏など、本当はよく解らないことばかりだ。仙谷さん程の政治家が、何党であれ20人もおれば、日本丸は、間違いなく難破せずにすすんでいけると思う。官僚だって、真面目で国を思う方はいらっしゃる。そういう方たちは、仙谷さんだけは、とても信頼なさっていた。そういう自慢話は、ご本人からは一つも聞けなかったが、東北大震災の時の市町村長さんらが、「仙谷危ない」の報を知り、応援に徳島までかけつけてきてくださったときの話で知った。

そうした尊敬する仙谷さんが、大西氏を高く評価なさっているのだから、間違いはない。私も、声を大にして、「頑張ってください!」と叫びたい。