今年の大きな仕事の一つ、文藝協会の機関誌「あいずみ文藝」11号の発送作業が終わった。昨日は役員が集まり、その作業を手分けでし、今日は、会長さんや会計さんと印刷所に行って、支払いと、発送を終えた。
それまでの準備がかなり忙しかったので、少々草臥れたので、事務局も、いつまで出来るかと思うのだが、一方、他の役員さんは、それぞれお忙しく活躍されている方たちばかりなので、ま、出来るうちは……という気持ちもある。近いうちに、「もう引退してもいいですよ」と、やんわりと、首になるやもしれないのだが。(笑)
こうした文藝に関わっていると、会員の高齢化ということが気になる。特に俳句などをされている方たちは、高齢の方が多い。昨年まで何とか作品を出していたが、今年はもう作れないとおっしゃる方が、毎年何人かいらっしゃる。俳句にかぎらず、書く能力というのは、ふつう年齢とともに落ちて行くのが当たり前なのだが、それをくい止めるには、やはり、書き続ける、作り続けることが大切なのだ。そういう点では、結社に入られている方は、作品を出さねばならないし、吟行などもあり、いつも俳句のことを考えたり、勉強会をされている関係で、作品は出して頂ける。そうしていても、感覚その他が鈍ってくるので、そうしたマイナスをプラスに変えるのは難しいのだが、一面、トシとともに味わいが深くなるようなものが出来る。どちらにしても、続けることの大切さを痛感する。