2015年12月30日水曜日

№1007 年の暮れ


 いよいよ今年も終わりか近づいてきた。東京で学んでいる孫も、28日には帰ってきたので、夕食は息子たち一家と共にしている。若い人たちとの食事もまたいいものだ。私の煮炊き専門の和食と違って、ハイカラな料理が出てくる。
毎年お正月のお節は、嫁と手分けで作っている。私は、野菜などの煮物13種類を作る。いつも同じなので、もう慣れたものだ。黒豆は、早めに取りかかるので、もう煮汁にかしてある。今日中にあらかた出来るだろう。明日また焚きこむと、味が更によくなる。家族にはとても評判がいい。時間をかけるし、砂糖を控えてあるので、売っているものとかなり違うのだろう。
今日はお正月の買い物と大掃除で一日が暮れそうだ。最近は、マーケットには殆どのものが揃っていて、重箱に詰めるだけですむものが並んでいる。何も作らずにお正月が迎えられそうだ。若い人たちには好評だろう。私は、まだ何とか作ることができるうちは作りたいと思っている。

大掃除のほうは手抜きする。一人住まいなので、散らかす者がおらず、集まり事がちょいちょいあるので、普段からやっていることだし、【汚さない、散らかさない】ことにしていることもあって、普段の掃除をちょっと丁寧にすることでコト足りるだろう。いや足らす、のだ。外の掃除は、手抜きで1年を通しているので、これもあまり手間はかけずにすませている。高い所の蜘蛛の巣も【蜘蛛の巣取り】という簡単な器具がある。電池で先が震える釣竿のようなものだ。

昔は、大掃除といえば、夏の畳干しをする大掃除と年末の掃除と2回あった。掃除機が出始めた頃から、畳干しという風物詩は、まったく見られなくなった。
親が畳干しで畳を持ち上げたあとを素早く見渡して、10銭玉や、時には1円玉が出てきたりして、すかさず拾い上げて我が物に出来た子ども時代の嬉しかった日を思い出した。
さて、今日一日のために、今から夜が明けるまで寝ることにする。只今ちょうど30日となりました。() 挙げておきます。

№1006 クリスマス


 (クリスマスの日に書いたものが上がっておりませんでしたので、上げて置きます。)

12月に入ると、昔は【もう幾つ寝るとお正月……】という歌をよく聞いたものだが、今はクリスマスソングが取って変わった。そのクリスマスも、このトシになると、べつに嬉しくも楽しくもなくなっている。

最近は、家でクリスマスを祝う方が多いらしい。以前は、夜の繁華街を、酔っぱらったお父さんたちが、赤いとんがり帽子など被って、(いや、被せられてかな?)もつれ合って歩いていたりしたものだが、そんな風景は、もう見られないようだ。

クリスマスと言えばサンタさんだが、サンタさんが寝ている間にプレゼントを枕元に置いてくれる、ということを信じていた子どもたちは、なかなか寝付かれなかったろう。そのうち、本物のサンタは親だと分かるときがくるのだが……。

昔、小学校低学年の担任をしていたとき、ほとんどの子が「サンタは、来てくれる」ことを信じていた。ところがある日の放課後の教室で、突然大きな声で「絶対嘘だ。サンタさんなんかいない。うちにサンタなんか来たことない」と、真剣な顔で言い突っ張っていた子がいた。貧しい上に、母親が精神的に病んでいた家の子だった。かなり迫力のある言い方に、他の子どもたちは、キョトンとしていた。

私はそのとき、「サンタは絶対いない」と頑張っていた子に拍手を送りたかった。プレゼントを買ってもらえないという辛い気持をすっ飛ばして、力強く言い張る子を頼もしいと感じたのだ。彼女にはきっと、これからの人生に、かなりの試練が待っているだろうことを思うと……。

【支援】はしなければならない。学びたい子には、どこまでも学ばせてやらねばならないと思う。しかし、格差社会は、いつの世がきても、なくなることはないだろう。底辺の子どもたちが、大人になっていく過程で、自力で這いあがっていく力を身につけさせることも、忘れてはならない教育と思う。

2015年12月20日日曜日

№1005 男の子3人


 私の知り合いに、男の子3人育てた方がいる。「悪さで困る」とか、「もう家の中は戦争」とか、お母さんは髪振り乱しながらも、子育てに奮闘なさっていたのは、見ていてもほほえましいものだった。 
そうした子育ても、少しは楽になったらしいが、今度は、お金の苦労が続くということで、これもまた、大変なことらしい。
こんな話を聞くと思い出す可笑しな話がある。あまりにも可笑しい話なので、何度か人様にも話し、何かに書いたこともあるのだが、また書いておく。
 男の子ばかり三人産んだ母親から聞いた話だが、あるとき、裸の兄弟三人が風呂場で遊んでいた。そこへ、従妹のA子ちゃんが、父親に連れられ遊びに来た。さっそく裸にされて、男の子3人の中に入れられた。
さあ、驚いたのは男の子。初めて見た女の子の裸体である。一人が叫んだ。
「おかあちゃーん。大変だよう。A子ちゃんのお尻、前についてるよう」
 続いて後ろに回って確かめたのか、兄が、
「後ろもお尻だ! A子ちゃんのお尻、前まで続いとるわ」
 と、訂正した。
 もう、そこらにいた大人どもは、身を折りまげるやら、のけぞるやら、しばらくは息ができぬほど苦しんだらしい。この話を聞いた私も、うなるほど感心しながら、涙がでるほど笑ってしまった。その三人兄弟は、もう立派な大人だ。今も思い出すと笑いが混み上がって来る。



2015年12月15日火曜日

№1004 年金日


  今年最後の年金日だ。だんだん少なくなってきた年金だが、頂く度に有難いと感謝している。何しろ、年金だけが頼りの生活者なので、これが頂けないとなると、路上生活者になるか、子どものお荷物になるしかない。

 年金日に銀行に行くと、いつも混雑しているのは、「待ってました」とばかりに、引き出す方や、書き込みする方が多いのだ

 私は、家計簿派なので、月の初めの1日から始まるのだが、やはりその日に銀行に行くことが多い。(また減っているのでは……)なんて心配しながら、入金額を見つめる。そして2か月分の生活費を引き出す。翌月分からの生活費なのだが、月末までに足りなくなると、前倒しが出来るからだ。特別な支出は、その都度引き出すことにしている。例えば今月は、シルバーさんに、庭の木を切っていただいり、浴室に暖房をつけたりした費用だ。生活費は予算内に納める、ということは守りたい。これが出来ないと、特別出費が出来なくなる。いや、出来なくなり、僅かの貯金を崩してきた、という歴史がある。

 さて、今年の会計決算は、どうなるか、もうすでに赤字ということが、パソコンの家計簿に現れているのだが、まだお迎えが来る気配がないので、命が余ったら困る。少し引き締めて行かねば……。

 お国は、「高齢者よ、しっかり消費せよ、」とおっしゃるが、福祉が何となく尻すぼみになっていくようで、しっかり浪費などできそうにないが、年金を残して行くことなどはしていない。かなりの年金が貯蓄に回されている、という統計は、私には信じ難いのだが、事実らしい。年金を頼りにしない老人が多いというのは、土地家屋を持ち、農業などで働き、生活費をあまり使っていない人たちがかなりおられるということか。。

 最近、テレビや新聞には、しきりに減額消費税のことが報道されているのだが、あんなややこしいことをされたら、売り手も買い手も分かりずらくてこんがらがってしまう。金持ちも貧乏人も同じような減額では、減額の意味が無くなる。収入のほとんどを生活費に使ってしまうような低所得者にだけ、あとからまとめて補助してくださる方が有難い。店で食べたらだの、持ち帰ったらだのと、よういわんわ。プンプン。

 

2015年12月10日木曜日

№1003  明治の女


  朝の連続テレビ小説【朝がきた】や、大河ドラマ【花燃ゆる】などを見ているが、昔の女の人でも、しっかりなさっている人がたくさんいたのだなあと、感心する。そして思い出すのが私の祖母である。

 祖母は、昔でも小柄な体型で、器量もよくない。私は小さいときから見慣れた顔なので、普通の顔と思っていたのだが、ご本人は、決して器量は十人並みとは思っていなかったようだ。

 生まれは、中流の百姓家(自作農)であったらしいが、学校へは行っていなかった。いわゆる文盲で、自分でカタカナと、ひらがな、簡単な漢字を覚えたらしい。村では評判の働き者で、畑仕事も機織りも褒められていたと言う。
 そんな娘に目を付けたのが、やはり同じような農家の母親。長男の嫁にと言うことで、見合いをしたらしい。

 この母親、かなりの実力者?というか、考えがしっかりしていた。長男は、役者のような美男で、そのせいでよく遊んだものだから、長男を跡取りにしたら、お家は潰される、ということで、跡取りは次男ときめ、長男には、いくばくかの金と、親の決めた嫁を持たせて、ほうりだそうと考えたらしい。しかも、嫁は、器量のよい、顔や尻を撫でまわすような女では困る。何より働き者でなくては、ということで、祖母に目をつけたのだ。

 何も知らない祖母は、祖父をひと目みるなり、その男前に惚れたのだろう。縁談が成立した。

 祖父は、嫁(祖母)を連れて、叔父という人を頼って北海道に渡った。

商売が性にあったのか、しっかり働いて、お金がかなり入ってきたらしい。ところが、相場にも手を出して、失敗と、成功を繰り返したのだろう。成功時には、遊び心が起きて、芸者さんを何人も連れて家に帰ってきたりしたらしい。お金の無い時は、米櫃がカラッポという日もあったとか。

 それでも祖母は、忍耐強いというか、夫に従って、苦楽を共にしていたようだ。

祖母は、子どもを二人大きくしている。長男と、私の母である。自分が文盲であったため、教育だけはと、娘にも女学校を出している。

 しかし、長男は、若くして結核に罹り亡くなった。その後、祖父も、長男の死にがっくりと力を落とし、まもなく自分も病に倒れて亡くなった。残された祖母と母は、貯えで小さな小間物屋を開き生活をしていた。母は、器用であったので、母校の裁縫の先生に認められ、先生の助手として、女学校に務めた。

 祖母は、年頃になった娘の婿は、自分の実家の跡取りである弟Kに世話を頼んだ。同じような百姓の次男坊で、大阪に勤めていた若者を世話してくれた。私の父である。

父は、養子には絶対行かぬと言うのを、Kが、説得したらしい。父は、財産は自分で作る。養子には行かぬ、と言いはるのに、「あちらには、財産はない。あちらに行って、自分の好きなことをはじめたらいい。娘をもう見合いさせるために、こちらに呼んでいるから、帰って来い」と、強引に大阪から呼び寄せた。父は、断るつもりで大阪から帰ってきた。

 縁とは不思議なものだ。Kの家の玄関で父を迎えたのは、色白の円い顔のぽっちゃりとした美人ではないが、可愛らしい母だったとか。

 父の言うには、別にひと目惚れしたわけではないが、見たこともない北海道というところに行って、自分がしたいと思って資金を貯めていた商売(印刷業)をさせてくれるなら、行ってみようか、ということになったと言う。

 その後、戦争がはじまり、祖母と父の念願の生まれ故郷へ引き上げてきたのだが、戦中戦後の苦労は致し方ない。

 考えてみると、祖母は大変な苦労と努力をして生き抜いた女性だと思う。明治の女は強かったようだ。

晩年の祖母に尋ねたことがある。「お婆ちゃん、今度あの世でお爺ちゃんに会ったら、また結婚する?」と。すると、「お爺ちゃんは、もう好いた人捜して、とうに結婚しとるやろ」と笑っていた。「こりごりだ」とは言わなかったのは、まだ祖父の男前に気があったのかもしれない。() 祖母は94歳まで生きた。

 

2015年12月5日土曜日

№1002 脳と痛み


最近、朝起きたときのひどい腰の痛み(こわり)が少なくなった。腰は、日常ちょっとしたことで傷みを感じたりするので、無理はできないのだが、朝起きたときの痛みは、なす術がなかった。30分もすると、何とか治るのだが、その30分の間に、必ずトイレには行かねばならないので、それがとても難儀だつた。 
そんな折、【NHKスペシャル腰痛革命】をみたことで、翌日から半減したのだ。放送当日は観ることができなかったので録画をしてあったのを思い出して観たのが11月の下旬だったと思う。今は、70%くらい直ったようだ。原因は、脳にあったのだ。
簡単にいうと、事実は痛くないのに、直っているのに、脳が痛いことを引きずっていたらしい。「なるほど、本当は、痛みはないのに、脳が、それを感知できていないんだ」と思い、信じることで、痛みが軽くなったのだ。あと、30%は、本物のこわりだろうか、それともぼつぼつと治っていくのか、治ることを信じていくことにする。
私はどうも、信じろと言われたらすぐに信じてしまうタチらしい。いいことも有るけど、騙されることも有るやもしれんなあ。(笑)



 

 

 

2015年12月1日火曜日

№1001 師走


  昨年の暮れ、年賀状を書き始めたのは、ついこの間のように思うのだが、早くも1年が過ぎ去っている。残り人生が1桁という数字になってくると、1年が早いと思う気持ちは、年ごとに強く実感することになる。若者と老人では、1年の大切さも、惜しむ気持ちも違ってきて当然だ。

 一日一日が大切な黄金の日々なのだから有意義に、と思う気持ちはあっても、なかなか思うようにはいかない。大切さと反比例して、無駄遣いが増えてくる。同じ掃除をしても、30分でできていたものが、1時間かかるようになるし、物探しという無駄遣いも増えてくる。
 最近は、そうした無駄をなくすために、鉄道員のように、大事なものを置くときは、指差しをして「ここに○○を置く」なんて言いながら置くことにしたらいいと思うのだが、それも忘れて、無意識にポイと置いて捜すことになる。

 さて、師走はやはり心忙しいものだ。年内に済ませてしまおうと思っているものが幾つもある。でも、年々手抜きをするものも多くなってきた。ま、草臥れ果ててお正月を迎えるよりは、手抜きをしてでも、何とか元気で新年を迎えられるのがいいだろう。

 昨日は、いよいよ寒さも本格的になることを思って、衣類の整理をし、そのあと、家中の掃除をした。狭い家だが、掃除中、3度も休みながら掃除機をかけた。腰が痛くなって休むのだが、ま、これは仕方がない。いつものことだ。

 今日は午前中、歯医者で過ごした。先に、滑って転んだとき、傷んださし歯が、まだ仮のものなので、本物の型取りだ。ずいぶん長くかかる。一週間もすれば本歯が出来あがるそうだ。先生が、「長くかかったけど、もうすぐ出来ますからね。もう転ばれんよ」と。十分気をつけている。()

2015年11月26日木曜日

№1000  とうとう1000回


  ブログを書きだしたのが、2012/02/23日ちょうど、3年と9か月3日になります。大体1350日位になります。始めのうちは、書くことが面白くて、ほとんど毎日書き込みしていましたが、そのうち、忙しい時や、疲れている日など休んだりして、怠けだしました。今でも、下手な文章を書くという楽しみはあるのですが、同じような内容を繰り返したりするようになりますと、ち
ょっと困りますから、慎重になっています。

続けたい気持ちと、もう潮時という思いが交錯しておりますか、ともかく、有難い【読んでやろうか】というお客様が数人でもおりますと、木に登る豚のように、書きたくなるから難儀です。

私の初めの第一回目のブログをちょっと覗いてみます。
1  2012/02/23 ちょっとばかり自己紹介 
2030年生まれの惚れっぽい古女(ごまめ)。今現在も、惚れているお方は、大勢います。そのほとんどは、自分の名誉、私欲とはあまりご縁のない方たちばかり。人間味があり、何か引かれるものを秘めています。一途な情熱だったり、ロマンだったり、人さまの為に何かをやっていたり、などなど、感心させられます。

むろん、名を成した方もいらっしゃいます。例えば本県(徳島県)出身の政治家『仙谷由人氏』などは、もう知らぬ人はいません。しかし私は、彼が無名の時からの大のフアンだったので、お偉くなったからといって、どうということもなく、お話しています。人間として、昔と変わっていないからです。

とにもかくにも、自分の周りに、心温かな人たちが、大勢いることの幸せを、大切にしてこれからも生きていきたいと思っています。略

 「古女」と書いて「ごまめ」と読むことをご存じない方は今も多いと思いますが、(私も俳句を紐どくまで知りませんでした)

鱓(ごまめ)という字を使った諺で、『鱓の歯ぎしり』という諺があります。ここでは鱓とは、『かたくち鰯を干したもの』で、かたくち鰯のような弱者が、どうしようもないことに憤慨し、残念がることを言うので、その字が『古女』となっても、その意味は変わりはありません。字も気に入っています。私にぴったり。どこに出かけても、最高齢の大年増もいいところ。お断りしておきますが、私のプロフィールにある似顔絵は、自分で描いたものではなく、心優しいSさんが描いてくださったので、皺とシミは描いてないので、けっこう若くなっています。ありがとうSさん。

これから私め、このブログに古女として、ひとりごと、歯ぎしり、そしてエッセイ等など、書き込みをしていこうと思っていますので、ご贔屓にしていただければ、有難いと思います。m(_ _)
(註 今は、頭は染めていませんので、白髪に近いババアです)

 ま、こんな具合に始めたものですが、尻すぼみです。()

でも、【倒れるまで、することがある人生】でありたいという欲張り婆なので、まだ色々とやっておりますので、ブログも、ぼちぼちと、細々とでも続けてみようかと思っています。今まで以上に、つまらぬ内容になったり、間も空くようになると思いますが、5日に1度くらいは書き込みたいと思っております。よろしければ、またご指導くださいませ。(_ _)
(12月1日より、№1001として、書いて行きます)

 

2015年11月24日火曜日

№999 腸内細菌 その8


  前々から、不思議に思うことがあった。食中毒は、清潔にしているはずのレストランや、給食など、で発生していて、家庭の台所からの、発生は、めったに聞かないのは不思議だと。

 0・1570・111のような菌は強い毒性をもっているため、雑多な菌の中では、あまり生きられないらしい。毒をつくるのに、70%位使い、生きる力は30%しか残っていないため他の菌に負けてしまうとか。だから、雑菌の少ない清潔なところでは、わがもの顔に活躍する。普通の家庭では、雑菌だらけなので、悪者は、生きられない。

雑菌が腸に入ってくることにより、腸内細菌は、活性化するので、普段から、清潔に気をつかいすぎているとかえって食当たりしたり、風邪にかかったりする。雑菌と触れ合う機会が適当に多くなると、バイ菌に強くなる、ということなので、やたら石鹸で手を洗い、うがいをすることは、風邪をひきやすくするのだとか。

お風呂に毎日入って体を温めることは、とてもいいことだが、石鹸でごしごしと毎日こすっているのは、あまりよくないようだ。

ちなみに私は、全身石鹸で洗うのは、3度に1度くらいだ。これは、無精でしていることだが、もう何年も風邪をひいたことがないよ。()

2015年11月21日土曜日

№998 原発再稼動


  原発の再稼動というのは、安全性を確かめて、これなら大丈夫、というお墨付きをもらっての再稼動ではないのか。それなのに、万一の時をと、避難訓練をしている。そんな訓練が必要な原発なら、再稼動はするべきではないと思う。

 あんな訓練が役立つようなことが起こったら、いったいどうなるのか、大変なことになるのだ。大震災のニノマエどころではないではないか。

電気代が上がっても、ちょっと不自由になってもいい。絶対安全と言う保障のない原発再稼動は、絶対反対だ。古女の歯ぎしりは、何の役にも立たないけど、歯ぎしりしている。

 

2015年11月19日木曜日

№997 喪中葉書


 11月も中旬ともなりますと、やはり朝晩が冷えてきました。昨年の今ごろに比べますと、私自身の体調は、かなり老化したと感じています。そういう一年の変化が、よく解りだしたのは、ここ二年位でしょうか。足腰というか、歩くことも、違ってきて、足が重くなっていますし、寒さのこたえ方がやはりちがいます。そうなりますと、下着の付け方もちがってきます。

 私だけではないことも分かります。10人寄れば、10人がやはり、トシを寄せているように思います。ですから、これからは、一年の重みというものは、ずしりと重たくなりそうです。

 さて、今日も、喪中葉書が3枚とどきました。もうすでに、10枚に達しています。内容も、連れ合いさんが亡くなった、御兄弟が亡くなった、という方が多くなりました。どなたが亡くなったのか分からない方もいますが、お尋ねするのも何となく気が引けてしまうものですから、ただ、想像するだけですが……。
 そういえば、むかし、友人がある方から喪中葉書を頂き、てっきり高齢の母上様が亡くなられたと思って、お供え物をもってお尋ねしたところ、母上様が出て来られて、びっくり仰天した、という話を聞いたのを思い出しました。(笑)

 やはりショックなのは、遠方で日頃ご無沙汰している方ご本人が、もう亡くなられたという、ご家族からの喪中葉書をいただいたときです。そういうお方には、慌ててお悔やみの手紙を出すのですが、在りし日のお顔が思いだされて、懐かしさと、寂しさに、ひと時沈みます。

 喪中葉書を頂く季節になりますと、年賀状のことも色々と考えざるを得ません。『年賀状は、もうやめます』という友人も出てきました。私も、相手さんが私より若い方が殆どになりますと、私の方から、年賀状は失礼します、ということを申し上げるのがいいようにも思うのです。ま、この【いつ、お年賀を打ちきるか】ということは、皆さん、かなり悩んでおられる様子です。義理で、或いは頂くから、と言う理由で下さる方もありますから。

 こちらから遠慮させていただいても、下さる方もあると思いますが、そういう方には、喜んでお返事を差し上げる、という方法もありますので、只今は、悩んでいる最中であります。(^^)

 

2015年11月17日火曜日

№996 漢字


996 漢字

女が三人集まると、『喧しい』『耳障りで煩い』のか、漢字は、姦しい(かしましい)と、女という字を3つ重ねている。昔、こういう漢字を作ったのは男性だろう。男という字を三つかさねたら、何と言う字になるのだろうか。

嬲る(なぶる)という字がある。こういう字をみると、姦しい以上に気分は悪い。現代でも、こうした漢字は改められてはいない。いったんそうと決まれば、永久に使われるのだろうか。

最近、子どもの名前が変わってきた。男女の区別がつかない名も多いし、当て字や、意味不明の漢字を使い、振り仮名を打たないと他人には読めない名も多くなった。【孫の名は、読めない書けない分からない】というシルバー川柳の通りだ。

名も殆どの人は、死ぬまで変えることはない。一生に数え切れぬほど、自分の名を書かねばならないのだが、私は性も名も画数が少なくて有難い。ちなみに私は、性が簡単だからと、嫁に来たわけではないが。()

 名にも、流行りがあるようだ。そろそろだれにも読めるような名前が流行ってほしいものである。

2015年11月9日月曜日

№994 迷い


  長年生きてきたオトナは、たくさんの情報や知識で、常識や理性を身につけてきました。そして、ちょっとやそっとのことで驚きも感動もしなくなってしまいました。秋が来て、山々が眩しく赤色に染まるのを観ても、美しいとは思っても不思議とは思わないし、赤トンボがすいすいと空を泳いでも、追い掛けようともしません。

 しかし、子どもたちは、そうではありません。蝶を本気で追い掛け、蝶を相手にとび跳ねるし、逃げるのが速いと驚きます。幼かった孫たちは、「ちょうちょってお外がすきなのねえ。どうしてお家の中で遊ばないのかしら?」 と首を傾げました。
 こういうことを、オトナが本気で言うには、かなり勇気のいることで、いや、そういう感覚は、もう持ち合わせてはおりません。

 何か書きたくて座っても、ただいらいらするだけのときがあります。そんなとき、私はふっと出かけたくなりますが、最近はほとんど出掛けることはありません。テレビをつけて、旅番組や、自然の風景などの番組を観ています。大自然や、白壁の蔵の軒下にぶら下がる吊し柿、静かな川面にうかぶさざ波、八の字の小波を描いて滑る小舟、そんな何の変哲もないものに目をあずけていますと、ありふれた言い方ですが、私の心に、ほっとする暖かいものが流れ込んできます。
  畑で採れたもぎたてのトマト、ちょっと曲がった新鮮な胡瓜などを頂くことがあります。そんな新鮮さと硬さが、また違った気を吹き込んでくれることもあります。贅沢な遊びでは得られない気分でしょうか。

  文芸というものに関わっているオトナは、子どもの感性を持ち合わせていることが大切といわれますが、凡人はこんな宝ものと、いつまでも縁があるはずもなく、持ちえません。しかし、何とか文章を作るときだけでも、その目や耳の曇りを拭き取りたいと焦っても、なかなか濁りまでをもとり去ることは難しいものです。

  感性も驚きの情感も常識の罠からはみ出せないままで、つまらぬものにおわってしまうことの多い日常の中にでも、せめて常識、陳腐、手垢まみれ、といったものから洗い清められたいものですが、トシのせいにはしたくはありませんが、やはりトシのせいでしょう。難しく考えることよりも、何事もさらりと流すことがなりわいとなってしまいました。軽く、流れの上澄みを掬うというような、高級な軽味ではありませんから、あまり褒めたものではありません。

  このブログを始めたときは、多少は、そうした気持ちも強かったのですが、1000回も近づいてきますと、【あのことは、もう書いた】【あの思い出は書いたかな】というような悩みも増えてきました。そうしたことを調べるのも、大変なんです。(これは、題の付け方が不味かったためもあります)

  初心を忘れたわけではないだけに、悩みます。そろそろ、お仕舞いにするべきではなかろうかと。これは、自分自身のことでありますから、自分で解決するつもりですが、じっくりと迷って考えたいと思っております。




2015年11月4日水曜日

№993 近況


  庭の松の木や椿、楓などがt枯れたり、栗の木の枝が道まではみだしていたりなので、何とかしなければと専門家にお願いしたのだが、年内は一杯ということで、仕方なく、シルバーさんにお願いしたところ、すぐに来てくださって、二人で二日がかりで、切ってくださった。私もゴソゴソと、庭のあちこちを片付けていたら、首の筋が痛くなって、首が回らなくなった。何とも気分がよろしくない。

 また、母屋のお風呂のやりかえの工事がはじまり、庭に作業の車が入り、はつったコンクリート等を載せた車等の隙間を歩いていて、下においてあった、もっこの綱の輪っかに足を取られてすってんころり。下も上も向かずに歩いていたためだが、両膝と、おでこをすりむいた。歩けるのでたいした怪我でないだろう。でも、首が治っていないので、気分は最悪だ。()

 いよいよ、とろくさくなってきたもんだ。どうも、自分の行動を過信しているようだ。もっと、気をつけてゆっくり慌てずに行動しなければ、酷い目にあいそうだ。(;;)

 

2015年10月31日土曜日

№992 消費税


  消費税は社会保障制度を維持するための安定財源ということで、8%から、10%に、ということらしいのだが、高齢化が進む中で毎年増加を続けていく高齢者社会、8%から10%に消費税率を引き上げても、社会保障給付費は毎年3兆円から4兆円のペースで増えていくそうだ。そうなると、数年後には、再び赤字額が拡大することになるという。このままいくと、拡大を続ける社会保障制度を維持するために必要な消費税率は30%から40%程度とか。毎年のように消費税率を引き上げる必要がありそうだが、それはどう考えてもむりだろう。

ま、ともかくそれはそれとして、国は、消費税増税による低所得者への負担を軽減する方法として、特定の品物に対して税率を低くするという軽減税率が必要だ、ということで、何をどうするかと、随分頭を悩ませているらしい。

しかしそんなことをしても、ややこしいばかりではなく、お金持ちにも軽減するようになるはずだ。食糧に軽減税率は低所得者の食費は、高額所得者よりも、エンゲル係数は高いはずだ。お金持ちが得をするような結果になるはずで、負担軽減にはつながらない。

私のような素人の考えでも、どんな食品に……などと考えるより、一定の低所得者には、一定の税金を返えす、ということのほうが、ずっと低所得者のためになると思う。

売る側にしても、品物によって税率が違うなんて、やってられないだろう。お役人さんよ、もっと国民の足元をみてくださいと、訴えたい。

2015年10月29日木曜日

№991 マイナンバー 


  まいなんばーとパソコンにいれて変換キーをおすと、【マイ№】【枚№】としか出てこない。ということは、私のこのパソコンを買い換えた5年前には、まだそういう言葉は、日常語には、なかったのだろう。

【マイナンバー ナンマイダーと聴き違え】と言うシルバー川柳があった。年寄りには、カタカナことばは、なかなか耳にはなじみにくいのだ。()

 私のところには、まだ、マイナンバーは、届いていない。もうじきとどくのだろうが、早くも詐欺にひっかかっている方がおられるとか。これだけ、テレビや新聞に、詐欺には注意と言われていても、巧妙な手口にはつい乗ってしまうらしい。詐欺に引っ掛かる方たちも、日常「私は大丈夫」と思っている方が多いというから、クワバラクワバラ。

 マイナンバーがとどいたら、まず、頭を働かせて、暗記することからはじめよう。こういうことは、「憶えよう」と思わなければ、いつまでたっても憶えられないものだ。携帯番号しかり。その気になれば、いくらトシをとっていても憶えられるはずだ。その気がなければ、3桁の数字でも憶えられない。

 さて、マイナンバーのカードは作ろうか、どうしようかな?(^^)

 

2015年10月25日日曜日

№990 腸内細菌 その6


  ☆腸内細菌には、善玉と日和見、悪玉があるのだが、炭水化物の中のオリゴ糖や、糖アルコールが善玉菌の餌になるもので、野菜や豆類、果物海藻類に含まれる。但し、果物は、とり過ぎるといけない。最近の研究では、野菜や豆類、海藻など多くとれば、免疫力が上って、癌が予防でき、アレルギーが抑えられることがわかっている。免疫力も上げ、腸内環境も整えてくれるので、便秘や下痢にならない元気な腸にななることに役だっている。こうした食品は、毎日食べ続けることが必要。

☆[善玉菌たくさん、日和見菌ほどほど、悪玉菌少々]というのが理想だが、日和見菌というのは、善玉が多いときは良い働きをするのだが、悪玉が増えると悪いことを始める。悪玉菌というのは、体に悪いということではなく、悪玉も、重要な働きをしている。その代表は、大腸菌で、有害な菌が侵入してきたら、排除のために動きだす番兵の働きをする。また植物繊維の中の水に溶けないものを分解する働きもある。それにその過程で、人体の働きに重要なビタミンを合成してくれている。このような大腸菌を悪玉というのは、数を増やしすぎると、蛋白質やアミノ酸を分解してアンモニア、硫化物、アミンなどの有害物を作り出すからだ。これらのものは、臓器を傷つけ、脳卒中や、心筋梗塞、動脈硬化高血圧、癌などを引き起こし、老化の原因にもなるからだ。臭いのきついウンチやオナラは、悪玉が増えているということでもある。各菌たちは、腸内で隙間なく縄張り争いをしているから、善玉菌を増やすためには、悪玉菌に、暇を与えずに、働かせることがいい。それには、しっかりと野菜、豆類、を毎日とって、大腸菌などを働かせることが大切、ということになる。

2015年10月23日金曜日

№989 心の洗濯


  まったく音楽の才のない私だが、不思議なことに、聞くのは好きで、朝早く目が覚めたときは、テレビでは、よくクラシック音楽を放映しているので、よく聞く。音楽を聞いていると、落ち着くのだ。勉強をしていないので、音楽のことはよくは分からないのだが落ちつける。

最近の若者のように、生まれる前から音楽に親しんできた人たちのように、リズム感がいいわけでもないし、耳がいいわけでもないので、放送されている音楽の殆どが上等な演奏に聞こえる。これは、ある面では幸せかもしれない。

私の連れ合いは、とても耳のいい人だったので、ちょっと下手な演奏を聞くと、すぐにテレビを切ってしまった。下手な音楽を聞くのは、体に悪い、とでも言いたげな態度に、私はよく首をかしげたものである。

今夜は、『秋のチャリティコンサート』を聴きに行った。【琵琶の演奏】や、【日本の歌】を2時間半ほど聴いてきた。琵琶の演奏は、滅多に聴く機会がないのだが、やはり洋楽器とは違った趣は、日本人として心に沁み込むものがある。まことに月並みなことばだが、音楽は、心の塵を洗い流してくれる。いい夜だった。

2015年10月21日水曜日

№988 腸内細菌 その5


  何日かあきましたので、草臥れているのでは?と、心配をかけましたが、単なる雑用と腰痛でした。腸内細菌の続きを書きます。

☆腸内細菌の滋養強壮剤は乳酸菌や発酵菌なので、味噌や納豆、ぬか漬けなどは、腸内細菌を増やし免疫力を高める。但し、スーパーなどで売っている味噌には、発酵を止めるために、熱処理されたものが多い。

☆腸内細菌を喜ばせるには、死んだ善玉菌でもよい。食事で胃の中に入った善玉菌も、胃液の強力な殺菌作用によって感染症になる細菌やウイルスだけでなく、腸内細菌を活性化する菌たちも(全部てはないが)殺菌してる。しかし胃で死んでしまった善玉菌は、無駄死にではなく、善玉菌が住み着いていた溶液が腸に届くと、それが腸にいる善玉菌の最高の餌となり、善玉菌を増やすことが、最近の研究で分かった。

 

2015年10月17日土曜日

№987 ある結婚


  以前ここに書いたことがあると思うが、【筋ジストロフィ】の子どもたちの学ぶ学校に勤めていたときの生徒、タケシ君は、病院で治療を受けながら、その横に併設されていた養護学校高等部に通っていた。そして、美人看護婦さんと恋愛して、卒業後結婚し、高松市で暮らしている。

当時から、長くは生きられない病と闘っていたのだが、結婚後、医者も驚くほどの生命力で、今日を迎えている。私の知っている生徒のほとんどが天に召されているのだが、結婚したもうひとりのヤマシタ君とタケシ君は、呼吸器を付けながらも、前向きに頑張っているのだ。

今日は、昔の同僚で仲良しのKさんと二人で高松のタケシ君を尋ねた。もう毎年の行事になった訪問で、タケシ君夫婦も楽しみに待っていてくれる。

二人三脚で築いてきた二人の愛は、もう揺るぎようもないもので、いつお目にかかってもほほえましいものだ。特に彼女は、若さの過ちで選らんだ結婚生活ではなく、はじめから、【人生】を選んだのだ。結婚生活には、何の迷いも後悔もなかったはず。実に明るいのだ。

幸せとは何か、愛とは何か、これは人それぞれが違って当然だが、【こんな素晴らしい愛もある】ことを私は、訪れる度に胸に焼き付けてきた。

運転する車の窓からは気持ちの良い秋日が差し込んできた。周りの山々は、まだ紅葉には早い。でも、私達二人は、行きも帰りもルンルン気分だった。幸せを分けて頂きに行く気分なのだ。いい一日だった。

2015年10月15日木曜日

№986 腸内細菌 その4


  話が長くなりそうなので、理由はともかく簡単に、大事と思うことのみを書いていくことにします。

☆若いうちは、糖質を控えることは、よくないが、中高年になるにしたがって、炭水化物を減らしていくのがよい。中高年以降の体に求められる物は、持久力。徐々に糖質をへらしていき、高齢期になると、主食は、一日1回くらいでよい。イモ類や、豆類、根菜類、果物には、炭水化物もふくむが、それらは、適度に取ることは必要。これらの植物性食品は、腸内細菌の餌になるだけでなく、抗酸化力も持っている。

☆腸内細菌を活性化させるためには、外から菌を取り入れることも大切。それが腸内細菌を刺激し、数をどんどん増やす。テーブルに落ちたものを汚いと言わずに、口にいれることが、腸内細菌を活発にする。身の回りの菌と仲良くしていこう。

☆人間は、体内でビタミンを合成することが出来ず、腸内細菌が合成する。そのため、腸内細菌がバランスよく数もたくさんあると、じゅうぶんに合成される。うつ病や、気分の不安定になるのは、脳から発するドーパミン(気持ちを奮い立たせる)やセロトニン(歓喜や快楽を伝える)などの不足で起こりやすくなる。これらの物質も、腸内細菌のバランスがくずれていると、十分に分泌されない。

☆野菜や海草、果物などは、腸内細菌が喜ぶ物だが、甘いものやお菓子など、好きな物ばかり食べていると、腸内細菌のバランスがくずれるが、それは、便を見れば分かる。便の約半分は死んだ腸内細菌と生きた腸内細菌で、大きくて程良い硬さのある便ガスポンと出てくれば腸の中は良い証拠。反対に貧弱な便は、腸内細菌の量も減り質も悪いことを物語っている。

☆スナック菓子、ファーストフード、レトルト食品、コンビニ弁当は、腸内細菌を減らす。工場で作られ、蓋をあけ、チンすれば食べられるようなものは、食品添加物が入っている。例えば保存料の中のソルビン酸は細菌の増殖を抑える。腸内細菌も働きが阻害され数も増えにくくなる。

2015年10月14日水曜日

№985 腸内細菌-3

  ☆太り過ぎの人が痩せるための運動をするのはいいが、運動のやり過ぎは、かえって身体に悪い。ほどほどの運動とは、心身が爽快感を覚え、翌日「体の調子がいいな」と感じる程度。面白くない、つらいと思うものは、無理してやらず、好きな運動をするのが、腸から健康になるコツ。

また、唐辛子の辛味成分「カプサイシン」には、体内の燃焼効率を高めるさようがあるのは有名。ただし、何でも過ぎたるは及ばざるがごとし。毎日の味噌汁やサラダに一振りする程度。最近、辛味のない唐辛子の中には、「カプシエイト」という成分が含まれていて、「カプサイシン」と同じ作用があることが発表されている。

☆空腹、プチ断食は、よくない。1日3回同じ時間に食事をするというリズムが、ガンを予防する。体内では、日に300から5000個ものガン細胞がうまれているが、それを攻撃する免疫細胞が働いている。中でもNK細胞が最も重要な働きをしている。この細胞は、朝の9時前後と夕方の5時頃に活性が高くなり、夜の9時ころになると低くなる。就寝時も低くなる。このリズムを崩すような生活をしていると、NK細胞活性が低くなり癌に罹りやすくなる。

☆お酒は、我慢するとよくない。ビールは1日2本、お酒なら2合までなら健康をさまたげない。飲み過ぎは、腸内のバランスを乱し、命を縮める。また、飲めない人が無理に飲んでいると、10倍以上の確率で、食道ガンになるという統計もある。

☆煙草を健康にために止めるのは、本末転倒。ストレスは、腸内細菌には悪い。1日10本程度なら、禁煙のストレスよりましである。

☆悪者である活性酸素により、腸内細菌や、NK細胞は、弱まり、免疫力が落ちる。そこで活性酸素の発生を抑え込むことが、重大な鍵となる。一番の方法は、「よく噛んで食べること」唾液には、活性酸素の害を抑え、消去する酵素が含まれている。かむことで活性酸素を消去するには、約30秒かかるので、1回一秒、ゆっくり30回噛むといい。しかも、よく噛んで食べると、記憶力が高まることも分かっている。脳の前頭葉(論理的働き)と海馬(記憶の指令塔)が刺激され、活性化される。

ということで、走る走るの抜粋です。

2015年10月11日日曜日

№984 腸内細菌 その2


  再び、書物の要訳です。

 腸内細菌を、元気にしてあげることが、毎日を元気にすごすことになるのだが、その大事な腸内細菌を痛めつけるものや、事柄がある。その一つが肥満である。体が死亡で覆われると、体内に絶えず活性酸素(体によくない怖い物質)が充満したような状態になる。これを浴びると、腸内細菌が弱り、数を減らす。そこで食事が問題になる。

もつとも大事なことは、【食べ方】で、「美味しい」と言う感覚が、エネルギーを消費させる。体内の細胞は約60兆個。その中に脂肪を貯め込む細胞が数百億個あり、脂肪を貯め込むだけでなく、脂肪の合成や分解もする。そのうちの「白色脂肪細胞」と言うのが肥満の原因となる細胞で、脂肪を貯えると数倍に膨らみ、蓄えきれなくなると、分裂して数を増やす。もう一つの「褐色脂肪細胞」は、脂肪を燃焼させる細胞で、運動しなくても、脂肪を燃やし、体重を落とす作用をもつ。
 痩せにくい体質とは、「白色脂肪細胞」が活発で、「褐色脂肪細胞」の働きが悪くなっている体のこと。それで「褐色脂肪細胞」を増やす研究がされているのだが、美味しいとか、いい香りとかなど、エネルギーになると思われていない感覚刺激が、実はエネルギーを消費させていることが分かった。こうした味覚、臭覚が刺激されると、交感神経(体内環境を整える自立神経の一つ)が刺激されて、ある種のホルモンが分泌される。それにより、エネルギーの消費量が増すと同時に、褐色脂肪細胞の働きを誘導する。従って、食事をしながら脂肪の燃焼率がぐんぐん高まる、ということになる。

「美味しい」【好きな人と食べる】【にこにこしながら食べる】の3つが、痩せやすい体質を作る。この反対の食べ方をすると、無論、結果は反対となる。

 腸内細胞は、ストレスに悪い影響を受けやすいという性質があり、ストレスを受けると、大腸菌や悪玉菌とよばれている菌が増える。こうなると、体を傷つける有害物質が発生し、病気になりやすい体になる。【腸年齢が高い人は、早死にしやすく、腸年齢が若い人は長生きする】ことがわかっている。【ニコニコ食べればメタボも解消】ということ。

 

2015年10月10日土曜日

№983 腸内細菌 その1


  前回挙げ損なった№981 腸内フローラーについての本のことを№982に書きましたが、その内容について、有難いお話を(笑)書いておきます。(東京医科歯科大学名誉教授藤田紘一郎氏著)

 私たちが、病気にならないためには、どうすればよいか、健康のために、最も気を使うべき相手は、「腸内細菌」であることが、近年の研究でわかってきた。「腸内細菌」は、病原菌を排除し、食物を消化し、ビタミンを合成している。また、人が幸福感を覚えるとき、脳内は、ドーパミンやセロトニンといった幸せ物質が分泌されるが、それを合成して脳に送っているのも「腸内細菌」である。更に、人が病気にならないために、体内では、免疫が常に機能しているが、その働きは、およそ70%を「腸内細菌」が築いている。

 腸が原因と考えられる病気は、脳から心臓、関節、心まで、あらゆる部位に及ぶとされていて、それは、「腸内細菌」の働きが、免疫に深く関与しているからである。「腸内細菌」のバランスが乱れて腸が不調になれば、免疫がうまく働かず、病が引き寄せられる。逆に、「腸内細菌」のバランスを整え、腸を健全に保てば、病気を避けられる、ということである。親の遺伝で、ということがよく言われるが、「腸内細菌」さえ、元気なら、そういう心配はない。同じ親から生まれても「個体差」というものがあり、遺伝子の受け継ぎ方も違う。たとえ病気の遺伝子を受け継いでいても、必ず発病するものではない。発病するかしないかの別れ道は、「腸内細菌」の数と、そのバランスがいかに整っているかにある。

 腸を元気にするために、私たちは何ができるか、その方法子を本書の中に書かれている。

  1. 腸をダメにする食べ方、鍛える食べ方
  2. 腸をダメにする食べ物、鍛える食べ物
  3. 腸をダメにする生活、鍛える生活
     ということで、大切なことを順次簡潔に書いていくことにします。
     

2015年10月7日水曜日

№982   №978と№980が挙げそこない


 私のブログをいつも読んでくださっているbagusさんが、№978と№980が抜けていることを指摘してくださいました。挙げたつもりが上がっていないという失敗でした。遅蒔きですが、下書きがありますので、挙げて置きます。すみませんが、ちょっとずれておりますが、よろしくお願いします。

978 H/27/9/26 幸せ

殆ど毎日観ていた朝ドラ「希」の最終回だった。想像していたように、ハッピーエンドで、終わった。テレビのような助け合う愛し合う地域は、どこにでもはないかもしれないが、例え理想であっても、作りごとであっても、観ていても幸せな気持ちになれるもの。

私は、特別な才能がないので、でっかい夢など持ったことはない。ただ、小さな幸せ、小さな夢を沢山足元から拾い集めることで、幸せになれるのだと思っている。

【幸せって何か?】ということは、その人その人によって違うだろう。はたから、「あの人は幸せそうだ」と思っても、当人は、不幸に泣いているかもしれないのだから、心の持ちようとでも言ったのがよいかもしれない。トシをとって、その思いが益々強くなっている。

足元には、小さな幸せは、ごろごろと転がっている。有難うと言われたとき、有難うと言ったとき、新しい発見をしたとき、仲良しの声を聞いたとき、顔を見たとき、おしゃべりが出来たとき、空の雲をじっとみているとき、秋色になっていく山を眺めているとき、そしてエレベーターの中で、かわいい赤ちゃんに合ったとき、私の顔は笑顔になっている。笑顔になれるのは幸せなのだ。今日も何度も笑顔になることができた。(^^)

980 H/27/10/2 10月2日 腸内フローラー
 TV番組で、観たいと思うものは、録画しておくことにしているのだが、それを観る機会がないままに忘れてしまうこともある。もう何か月か前、NHKスペシャル 『腸内フローラー解明。驚異の細菌パワー』というのを録画した。今日、それを観たのだが、人間の腸の中には、100兆以上の細菌が住んでいて、この細菌が、5,6年前から注目されはじめているという。100兆もの細菌の種類は、まだわかっていないが、1000種類くらいは、わかっているらしい。この細菌が、癌、糖尿病、肥満、美容、アレルギー、脳、不安その他心の在り方にまで関係しているというのだ。これは面白いと思うと、もうその手のことを易しく書いてある本を読んでみたくなる。さっそく本屋に走った。『腸をダメにする習慣と、鍛える習慣』という本を見つけた。帯には、NHKスペシャル……で大反響。11万突破とも書いてある。私みたいなものが、たくさんいるらしい。(笑)
 本は買っても、すぐには読めないのが玉にキズの私めだが、折々に読んで、ありがたそうなところは、また、皆さんにお知らせしたい、と思っている。
 

2015年10月6日火曜日

№981 10年の歩み


  秋晴れのよいお天気になった。気にかかっていた冊子発送も、やっと殆どが終わり、ほっとしている。藍住文芸も、10冊目の冊子が出来たのだが、1年に1冊ということなので、もう10年ということになる。会を立ちあげられた会長さんが、ぜひ世話人の一人としてお願いしたいとおっしゃってこられたときは、「もっと若ければ、お手伝いしますが……」とお断りしたのだが、押し切られて引き受けたのが失敗の始まりだ。(笑)

事務局という大仕事を引き受けざるをえなくなり、何とかやってきたのだが、会員世話人共に10年の間に10年分のトシを寄せている。当たり前のことだが、まず、会長さんが、一身上の都合でこの夏より引退されたし、また、「もう俳句は作れない」とかおっしゃる会員さんもあったりで、会員数も減っている。百人ほどだった会員が、84名となっている。若い方の入会は、殆どない。先細りのような状態だが、熱心なお世話人さんのお蔭でこれからも、続いて行けそうだ。

 私もやれるところまでやっていくつもりだが、はて、先は暗闇の様なもの。せいぜい健康に気をつけて、皆さんの足手まといにならぬよう、行きたいものである。

2015年9月29日火曜日

№979 お月さん


 昨夜の大きなお月さん【スーパームーン】は、20分ほど眺めていた。外に出てみると、あまりにも綺麗だった。そのはずだ。いつもよりも、30%も明るく、14%も大きいというから、当然だろう。欧米や、アフリカでは、皆既月食も同時にやってくるというのだから、珍しい。

 お月さんといえば、やはり強烈な思い出として、人類最初の【月面着陸】だ。教師をしていたので、子どもたちと、教室のテレビで見ていた。子どもたちにとっては、夢の破れた瞬間だったかもしれない。(笑)いや、当時の子供たちは、マンガなどで、月にでかけたり、月に住む人類(?)と、戦争したりするような、ものをみているので、さほどの感動はなかったかも。現に私の息子は、「月に人類がまだ行っていないと知ったときのほうが、驚いた」と言った。(笑)

 宇宙の不思議は、私のような者には、へえーっと驚くばかりでよくは理解できないのだが、それでも宇宙の話をテレビで観るのは大好きだ。気の遠くなるような宇宙の広さや歴史は、自分のちっぽけな人生とくらべてみることによって、自分自身がでつかくなれるからだ。誤解されそうだが、【なにをくよくよ川端やなぎ、どーんと生きていこうよ】の気持ちになれるのだ。(笑)

 さて、今夜のお月さんも、観てみようかな。(^^)

2015年9月22日火曜日

№977 高齢者住宅


  昔お世話になったSさんが、近くのサービス付き高齢者住宅に住まわれている、と聞き、友人二人で訪問しました。私より10歳ほど年上のSさんは、昔から、色白の美人て、とてても優しい方でした。95歳になられたというのに、お若くうつくしいお顔。しっかりしたお考えも、昔と変わらない素敵なお婆さんです。

3人のお嬢さんが、それぞれ結婚して県外に住まわれていて、お連れ合いさんと二人暮らしをされていたのですが、独りになられたのを機に、ディサービスに通われていたのですが、昨年から、高齢者住宅に入居されたそうです。

 高齢者住宅は、ある医院の系列で、1階が事務室と、通いのディサービスの方たちが過ごす空間で、2階はショートステイ、34階が、高齢者居室になっていました。立派なたてものです。

 単身室Aは、家賃3万円、食費42,000円 管理費4万円。計112000円。単身室Bは少し広くて家賃6万円と、3万円高くなっています。夫婦室Cは、家賃8万円、その他は同じです。敷金は、A6万、B12万、C162000円と、都会に比べますと、随分お安くなっているようです。ここでは、個室では炊事その他火の使用の設備はありません。食堂で食べるか、外食するか、です。

原則60歳以上で自立していること、要支援要介護は問いません、ということなので、自立し、他の入居者さんに迷惑のかからないていど、共同生活に支障のない方なら、だれでも入れるということです。

 近くに親族がすんでおれば、独りになっても、自宅で生活できるのですが、独りきりとなると、やはりこうしたところに入らねば、万一のとき、という思いと、子等が、入ることを薦めるらしく、Sさんも、娘さんに薦められたとか。

 これからの高齢者人口を考えますと、前に書きましたような、富山型ディサービスも増えてくるでしょう。自分に合った施設選びが出来る時代になるといいなあと思いました。。

2015年9月19日土曜日

№976 滑って転んで……


  先日の日曜日、転んでしまった。月曜日は文藝の校正のための役員会なので、掃除機をかけていたら、足が絡まって滑って転んでしまった。あちこち打ったのは大したことがなかったが、顔をひどく打ったので、口と鼻から血がで、顎がどうかなってしまったらしく、モノも噛めない状態になったから驚いた。休日診療の歯科救急センターへ嫁が車で走ってくれた。まるで顎全体の骨がくるってしまったのかと思ったが、先生が前歯2本が引っ込んでいるようだとおっしゃって、応急処置として力任せに引っ張ると、ヘンな音がして元にもどった。そして仮に接着剤で止めてくださった。そしたらたちまち何とか噛み合わせが出来るようになった。(笑)行きつけの歯医者に明日行くようにと、紹介状も書いてくださって、ホッ。

次の日、会のあとA歯科にいき、レントゲンもとってもらったが、骨には異常なし。但し、サシ歯は、2本やりなおさねばとのこと。接着剤のままでは、3か月ほどしかもたないとのことで、年内にしておきましょうということであった。

歯のことばかりに気をとられていたためか、次の日から、あちこちが痛み出した。左の頭の傷らしきものの痛みや、左肩、左横腹(あばら骨あたり)、右膝の内側等が青く痣が出来ていて痛い。どんな転びようをしたのか、左手の親指の付け根の関節が腫れて痛いし、鼻の頭と唇は腫れてくるし、とんだ失敗だった。

それでも骨折はしなかったので助かった。いつも、歩く時は転ばぬようにと気をつけているのだが、これからは、何をするにも気をつけねばならないと思った次第であります。(^^;;

2015年9月17日木曜日

№975 安保審議


975 安保審議

 安保審議は、与野党理事によって、もめにもめていて、昨夜も、結論が出ぬまま、今も揉めている。にらみ合いも、いつまでたっても、お互いに譲る気持ちが無いので、まとまるはずはない。

テレビでみていると、議員殿も、インテリヤクザだ。(笑)ま、真剣になっている証拠なんだろう。ただし、暴力沙汰だけは、やめといてよね。

 市民も、国会前に押しかけての反対運動がかなりの人数が集まっての抗議だったが、自民党も、聞く耳はもっていないから、ヘのツッパリにもならない抗議になりそうだ。

 それでも、ある新聞によると、安倍はんの支持率があがっているらしいから、世の中、この法案に賛成の人達が、多いのだろう。

 ま、法案はいつか近いうちに通るのだろうが、どうか、安倍さんの言うとおりになる(むしろ、戦争抑止力になる)ことを祈るばかりである。古女は、ただただ、あきれてみまもるだけだが。