いよいよ今年も終わりか近づいてきた。東京で学んでいる孫も、28日には帰ってきたので、夕食は息子たち一家と共にしている。若い人たちとの食事もまたいいものだ。私の煮炊き専門の和食と違って、ハイカラな料理が出てくる。
毎年お正月のお節は、嫁と手分けで作っている。私は、野菜などの煮物13種類を作る。いつも同じなので、もう慣れたものだ。黒豆は、早めに取りかかるので、もう煮汁にかしてある。今日中にあらかた出来るだろう。明日また焚きこむと、味が更によくなる。家族にはとても評判がいい。時間をかけるし、砂糖を控えてあるので、売っているものとかなり違うのだろう。
今日はお正月の買い物と大掃除で一日が暮れそうだ。最近は、マーケットには殆どのものが揃っていて、重箱に詰めるだけですむものが並んでいる。何も作らずにお正月が迎えられそうだ。若い人たちには好評だろう。私は、まだ何とか作ることができるうちは作りたいと思っている。
大掃除のほうは手抜きする。一人住まいなので、散らかす者がおらず、集まり事がちょいちょいあるので、普段からやっていることだし、【汚さない、散らかさない】ことにしていることもあって、普段の掃除をちょっと丁寧にすることでコト足りるだろう。いや足らす、のだ。外の掃除は、手抜きで1年を通しているので、これもあまり手間はかけずにすませている。高い所の蜘蛛の巣も【蜘蛛の巣取り】という簡単な器具がある。電池で先が震える釣竿のようなものだ。
昔は、大掃除といえば、夏の畳干しをする大掃除と年末の掃除と2回あった。掃除機が出始めた頃から、畳干しという風物詩は、まったく見られなくなった。
親が畳干しで畳を持ち上げたあとを素早く見渡して、10銭玉や、時には1円玉が出てきたりして、すかさず拾い上げて我が物に出来た子ども時代の嬉しかった日を思い出した。
さて、今日一日のために、今から夜が明けるまで寝ることにする。只今ちょうど30日となりました。(笑) 挙げておきます。