2017年10月29日日曜日

№1179 最近思うこと


  またかいな、と思っていた台風も、我が町あたりは、たいした被害も無く、過ぎていってくれたので、ひと安心しています。何か月も前から庭の手入れをお願いしてあるのに、未だに来てくださっていないものですから、倒れそうになっている古木が心配なのです。
 近年のお天気の異状は、やはり気になります。毎年、今年のように大型台風や大雨が日本列島を暴れるのではないかと……。

つい先日、87歳の誕生日を迎えました。このトシになりますと、「目出度くもあり、目出度くもなし」の心境ですが、身内は勿論、私の誕生日を憶えていてくださった方たちからの、「おめでとう」を頂き、つくづくと、よくぞ生きてこられたと、感謝の気持ちでいっぱいの誕生日でした。あと、どれくらい生きているのかは不明ですが、これからの生き方が、私の総仕上げの季であることをキモに命じた次第です。そして、いつ出頭令状がきても慌てずに、ということで、最低の片付けをしておこうと、赤紙の来る前の兵士のような気分で、暇を見つけては、片付けに専念しています。(笑)

……なんて、偉そうなことをほざいていますが、机の中の整理だけでも、一日かかるしまつですから、どれほどの整理が出来るものやら危ういものです。

 片付けながら、今ごろ気がついたことがありました。「どうしてこんなものまで大切げにしまい込んだのか」というモノが山とありました。例えば、毎年定期的にくる自動車保険の書類。こんなものは、期限が過ぎて、新しいものが来たら、すぐに捨ててしまっておくべきで、何の役にもたちませんし、一度も封筒から出して見たこともありません。捨てるものは、直ぐに捨てるべきでした。また、いつかは役に立つだろう、なんて切り抜いていた新聞記事なども、何の役にも立てずのものがほとんどです。整理もせずにしまい込んだものは、イザというときには、見つからないことがほとんどであることを考えますと、そういうことは、はじめからしないことに決めました。本当に必要と思うことは、頭の中にいれておいたらいいことですからね。すぐ忘れる私ですが、それはどうでもいいことなんで、忘れるんです。(笑)と、まあこんな調子で、やっていくことにしました。

 良く私のことを、「お元気ですねえ」と言ってくださいます。家族までもが、そう思っています。息子などは、「お母さんぐらい、元気婆さんは少ないでよ」と。事実はそんなことはありません。少々の痛みやだるさや、ふらふらした歩きようは、外見には、分からないだけです。ただ、腰が痛くても腰は曲がっていないし、平地はスタスタ歩けるので、本人は、杖を突きたい気分でも、元気ババアにみえるんでしょうね。足は分銅をぶら下げているほど重たくても……。ま、車の運転だけが自慢できる私なので、それも元気印になっているのでしょうか。乗っている時は、腰も痛くはありませんし、リラックスしていますが、車を降りたとたんに、ヘッピリ腰で腰をさする私です。

 ともあれ、寝ることと食べることは、生きていく基本ですから、手を抜きながらも、お野菜たっぷりと、毎日卵3個は、続けていくつもりです。出来るだけ、睡眠時間も12時までには、床に付けるようにし、6時間は、寝るようにしたいと思っています。

 

2017年10月23日月曜日

№1178 コトバの重み


  飛ぶ鳥も落とす勢いだった【希望の党】が、あれよあれよと言う間に、人気が落ちていった。党首のひとことふたことが、影響したようだ。民進党が、「野党が結集して政権交代を」、ということで、希望の党に合流しようとしたのはいいが、意図的かどうかは知らないが、報道関係が何だかんだと書きたてたものだから、たちまち人気下落につながってしまった。

 コトバは、その人柄を表すものである。言い換えると、コトバは、その人の思想なのだ。例えば、歌、俳句、随筆、その他、文章を練る、思いを練ることは、つまりはあれこれとコトバを選び、ひねくり回し、取っかえ引っかえすることであることを思うと、ことばを練ることは、「思いを深める」「深く考える」ことと同じなのだ。

国や都民の上に立つ者が公言したことは、消しゴムで消すわけには行かない。秘書さんに、非常識な暴言を吐くと、もうその人格を評価されても不思議ではない。そんなことをしでかした者が、再び当選など出来るはずもないのに、立候補する、というのは、コトバの重みなど、自覚していないのだろう。

 身から出た錆ということばがあるが、落選議員総てではないが、そうしたことも、反省していただきたいものである。

 それにしても、日本人は、現状に満足している幸せな人たちが多いようだ。安倍総理は、勝手な解散をしたと言われていたけれど、これだけの支持があったと言うことで、鼻高々のようだ。それを望む国民が多数いのだから、当然だろう。ただ残念ながら、安倍さんの演説を何度聞いても、国民と心の繋がりを感じることはない。やはり、コトバは、その人柄を表すというように、温かみが感じられないし、信じられるお人柄とも思えない。ま、政治家というのは、ウソも平気で言えるだけの、ツラの皮は厚くなければいけないのかもしれないが……。

2017年10月20日金曜日

№1177 ポイ捨て


  私の住む田舎町は、めずらしく人口が増えています。徳島市に近いこともあって、通勤に便利と言うこともあるのでしょう。むろん、私のような高齢者もたくさんおりますが、割合からいいますと、他町村より少ないと思います。移住してくる方、家を立てて引っ越してくる方は、若い方が多く、小学校の生徒数も、減ってはおりません。
  若者の道徳心が薄いというわけではありませんが、道路へのポイ捨ては、ほとんどが車からのポイ捨てです。それも、県道などではあまり見かけませんが、両脇が田というような町道に多く見かけます。多くは食べ物の入っていたような容器などが、2,3入った袋とか、煙草の吸い殻、中には、車の灰皿が満杯になったのか、吸い殻の山までありました。

 どこの国も、昔から、こうしたことはあったらしく、ベスビオ噴火で灰に埋もれた町の発掘中に【公共の場所に、ゴミを捨てるな】と書いた布告が出て来たといいますから、世の中、進歩することもありますが、足踏みばかりしていることもあるのだなあと思います。

 最近は、道徳教育とかいうものが復活しつつあるようですが、経験上、道徳教育ほど難しいものはありません。学校で週に1時間ほど学習したところで、なかなか身につくものではないでしょうね。やはり家庭生活の中で、小さいときから教えられたり見習ったりしながら、身につけていくもののように思います。今、ポイ捨てをしている若者が親であったり、あるいは将来親になっても、あまり期待は出来そうにないのですが……。

2017年10月18日水曜日

№1176 風邪


  1016日(月曜)は、かなり寒かったのに、ダテの薄着をしたものだから、体調を崩してしまった。文藝誌12号出版祝賀会ということだったので、その準備やら雑用で、疲れていたためもあったのか、翌日は、風邪気味だつた。めったになったことのない頭痛というのを経験した。そのうえに、よく痛くなる背中のスジまでが痛みだしたので、昼間はごろごろと最悪。でも、夜は、劇の練習に出かける時には、シャッキリとしてしまった。()

10時半に帰って来たが、それからが大変。1時間もあれば出来ると思ってはじめた冬衣装との入れ替えに、何と3時間もかかった。「この機会に捨てようか?」「こんな色合いは、もう派手すぎる」……といったようなことなので、仕事がはかどらない上に、眠たくならないものだから、気がついたらコヨミが変わって2時間以上たっていた。

 慌てて蒲団にもぐり込む。さすがにすぐに寝むれるだろうと思ったが、足が冷たくて寝付かれない。冬衣装をどうこうする間に、すつかり冷え込んだらしい。

 やれやれ、朝目が覚めたのが7時。頭が痛い。鼻水が出る。ああ、最悪。午前10時来客。ちょっと声がおかしいよと言われたが、頭痛はなくなっていた。午後1時半約束の来客、戦中戦後の生活を聞きたいということにお答えする。

 何年ぶりかに訪れてくれた風邪さんは長居はつまらなかったのか去ったらしく、夜のお稽古は、頭痛もなく終わり帰宅。入浴も出来たし、今夜は早く寝よう。風邪さん、さようなら。(^^) 

 

2017年10月9日月曜日

№1175 選挙戦


  衆議院の解散が、なぜ今なのか、安倍さんの説明を聞いても、分からない。ひと月先であっても、半年先であっても、一向にかまわないはずだと。

 ま、もう火ぶたは切られたのだから、古女が何をぼやいてもはじまらない。私は、はっきり言って、もう、どうでもよくはないけれど、以前のように、【この人は、絶対に日本の国には、無くてはならない人、というような熱意はなくなってしまった。仙谷由人氏が政界を出てしまった今は、ただただ、自民党に対して、一党支配、独走をストップさせるだけの、野党が誕生してほしいだけである。

今回は棄権という方もいる。私たちの区には、自民党と、共産党と、幸福野等の3にんしか立候補していないのだ。入れたい方がいないという。でも、それは危険である。私たちの持つ一票は、力の弱い、何の力にもならないような一票だが、今までの結果をみると、そこには、何らかの民意が現れているからだ。

 今の日本が、大変な時にきていることは、だれもが感じているはずなのだから、一票の弱い力も、数さえ集まれば、大きな波を作るかもしれない。決して棄権などはしてはならないと思っている。  

とはいいながらも、世界を見渡せば、日本は本当に有難い国であることも、国民は知っている。それなりに満足している方たちは多い。アメリカの傘の下で安定していることも事実だろう。こうした国民の一人ひとりの思いが、どう反映されるのか、

選挙は魔物といわれているのは、やはり蓋をあけるまでは解らないことが多いからだろう。

2017年10月7日土曜日

№1174 ブログの落ち

 ふっとブログの目次をみていました。1173回も書きますと、いったいどんなことを書いてきたのか、記憶にないものも沢山あります。目に留まったのが、番号の落ちでした。994から、996となっています。995が抜け落ちています。番号の付け間違いかな、と思って書いてある元原稿をみますと、ちゃんとありました。内容が腸内細菌というものです。これは、ある本の紹介で、皆さんにお知らせしたくて始めたものです。気になりますので、遅くなりましたが、ここに落ちていた【その7】を挙げて置きます。

 995 (H271113日) 腸内細菌 その7

  ☆腸内細菌を理想的にするためには、食べ物に気を付けるだけではなく、体内の活性酸素を減らすことも重要だ。腸内細菌にダメージを与えるだけではなく、免疫機能などにも悪影響を及ぼす。しかし、体内には、活性酸素を消す酵素も備わっている。でも、この酵素は加齢とともに減っていく。そして老化が始まる。

自力で活性酸素を除去する方法は、第一によく噛んで唾液をたくさん出すこと。第二に抗酸化力の高い食品を食べる。(すべて植物性)これらの食品には、炭酸ガスを吸って、酸素を出す性質があり、酸素は、腸内細菌に変質しやすいので、植物は、身をまもるため、フィトケミカルと呼ばれる抗酸化物質を沢山保持している。フィトケミカルは、1000種類くらいあるが、世間で体によい、と言われている植物性成分の多くはフィトケミカルである。ビタミン類もフィトケミカルの一種である。色、香り、辛味、苦み

成分もそうで、こうしたものの強いものは、より、フィトケミカルを豊富に取れるということになる。同じ植物であっても、路地栽培のほうが、フィトケミカルは、豊富という。

 最近多い癌については、癌細胞に影響を与える成分は、にんにく、キャベツ、キノコ、長ネギ、玉葱、ニラ、大根、ワサビ、などに多く含まれていて、特にニンニク、キャベツ、キノコは優等生。ということです。(^^)

 27/10/9982より その1がはじまります。)

 

 




2017年10月1日日曜日

№1173 10月だぁ


 朝、窓を開けると、金木犀の香りが飛び込んできた。「ああ、やっと秋がやってきたな」と鼻をくんくんさせながら顔を突き出した。
 昨日は忙しく、講演会にも出かけたり、出来あがって来た文藝冊子を送り届けるための残り作業を夕食後始めたところ、日が変わっても片付かず、頑張って午前2時に眠りについたので、7時近くに目が覚めた。正直なものだ、2時間遅く寝ると、目覚めも2時間遅れている。
 7時にもなって目がさめても、身体の動きはいつもと同じなので、朝食も9時過ぎてしまう。そうなると、昼食もずれてくる。時間を忘れて仕事をしていたものだから、気がついたら、3時になっていた。3時にもなると、もう何でもいいや、という気持ちになって、おやつ程度のものを食べてすませた。パソコンの前に座りつづけていたせいか、夕食もあまりほしいとは思わないが、9時過ぎに、何とか簡単なものですませてしまった。

 ああ、これではあかんなあと、思っているのだが、もう遅い。早くも日が変わりそうだ。直ぐに寝る準備にかからなくちゃ。