またかいな、と思っていた台風も、我が町あたりは、たいした被害も無く、過ぎていってくれたので、ひと安心しています。何か月も前から庭の手入れをお願いしてあるのに、未だに来てくださっていないものですから、倒れそうになっている古木が心配なのです。
近年のお天気の異状は、やはり気になります。毎年、今年のように大型台風や大雨が日本列島を暴れるのではないかと……。
つい先日、87歳の誕生日を迎えました。このトシになりますと、「目出度くもあり、目出度くもなし」の心境ですが、身内は勿論、私の誕生日を憶えていてくださった方たちからの、「おめでとう」を頂き、つくづくと、よくぞ生きてこられたと、感謝の気持ちでいっぱいの誕生日でした。あと、どれくらい生きているのかは不明ですが、これからの生き方が、私の総仕上げの季であることをキモに命じた次第です。そして、いつ出頭令状がきても慌てずに、ということで、最低の片付けをしておこうと、赤紙の来る前の兵士のような気分で、暇を見つけては、片付けに専念しています。(笑)
……なんて、偉そうなことをほざいていますが、机の中の整理だけでも、一日かかるしまつですから、どれほどの整理が出来るものやら危ういものです。
片付けながら、今ごろ気がついたことがありました。「どうしてこんなものまで大切げにしまい込んだのか」というモノが山とありました。例えば、毎年定期的にくる自動車保険の書類。こんなものは、期限が過ぎて、新しいものが来たら、すぐに捨ててしまっておくべきで、何の役にもたちませんし、一度も封筒から出して見たこともありません。捨てるものは、直ぐに捨てるべきでした。また、いつかは役に立つだろう、なんて切り抜いていた新聞記事なども、何の役にも立てずのものがほとんどです。整理もせずにしまい込んだものは、イザというときには、見つからないことがほとんどであることを考えますと、そういうことは、はじめからしないことに決めました。本当に必要と思うことは、頭の中にいれておいたらいいことですからね。すぐ忘れる私ですが、それはどうでもいいことなんで、忘れるんです。(笑)と、まあこんな調子で、やっていくことにしました。
良く私のことを、「お元気ですねえ」と言ってくださいます。家族までもが、そう思っています。息子などは、「お母さんぐらい、元気婆さんは少ないでよ」と。事実はそんなことはありません。少々の痛みやだるさや、ふらふらした歩きようは、外見には、分からないだけです。ただ、腰が痛くても腰は曲がっていないし、平地はスタスタ歩けるので、本人は、杖を突きたい気分でも、元気ババアにみえるんでしょうね。足は分銅をぶら下げているほど重たくても……。ま、車の運転だけが自慢できる私なので、それも元気印になっているのでしょうか。乗っている時は、腰も痛くはありませんし、リラックスしていますが、車を降りたとたんに、ヘッピリ腰で腰をさする私です。
ともあれ、寝ることと食べることは、生きていく基本ですから、手を抜きながらも、お野菜たっぷりと、毎日卵3個は、続けていくつもりです。出来るだけ、睡眠時間も12時までには、床に付けるようにし、6時間は、寝るようにしたいと思っています。