2018年10月17日水曜日

№1221 仙谷由人さんの死


  昨日、仙谷由人先生が亡くなられたという報道が流されました。政治家を目指されて以来、応援をしてきましたので、残念でなりません。先生が、優れた方であった証拠は、最後の7期目の出馬で落選したのですが、そのおり、自民党は、〝仙谷さえ落としたら民主党は潰すことが出来る〟ということで、酷いデマを飛ばされたものです。「そこまで言うか・・・」というほど、デマを流されました。運動員の方が、事務所に帰ってきて、無念がっていたのを憶えています。そうでもして、落としたかったのでしょう。そうしたデマを、未だに信じている方たちがいるのは、とても残念です。

 先生は、政治家として、世界を見渡す鳥の目、地を這う蟻の目、水中の魚の目も持たれていました。お口が悪いといいますか、率直すぎて暴言ととられるような発言もされていたようですが、私たちは、先生のお話を聞くたびに、これからの日本や世界情勢を心配しておりました。「早く手を打たなければ、このままでは、将来、○○のようなことがおこってくる」と、予言されていましたが、事実そのとおりになってきたからです。

 最後にお逢いしたのは、9月の8日でした。お痩せになったなあと思ったのですが、そのときも、我々は、もっと危機感をもたなければ、将来は、こんな日本になってしまうと、心配されていました。ご自分の死期を予感されていたというのに・・・。こんなに早く亡くなられるとは、ご本人も〝もう少し生かしてほしいわ〟とおっしゃりたかったのではないでしょうか。

心よりご冥福をお祈りいたします。 合掌

2 件のコメント:

  1. ごまめさん、惜しい方が亡くなられましたねぇ。 心からお悔やみ申し上げます。

    それにしましても、最近は仙谷さんのような、真の意味の政治家の方が少なく成った気がしています。 真から国を憂いて、日本をより優れた国へと導いて行こうとしている政治家が、現在の国会の中に何名居るのでしょうか。

    わたしはあの小池騒動の時、今の野党の底が知れた思いがしたものでした。 どうも今の野党議員も、余り仕事をしない公務員に成ってしまっている気がするのです。
    公務員に成るための選挙活動だけは、離合集散しながら頑張っているようです。充分な歳費を貰い、現実のぬるま湯に皆漬かってしまっているのでしょうか。

    返信削除
    返信
    1. まつたくkogaさんのおっしゃるように、野党議員にもっとしっかりしてもらわないとねえ。自分のことしかかんがえていないような方は、国会事務員ですよ。税金の無駄遣いですよねえ。

      削除