2019年10月11日金曜日

№1262 一周忌


 1011日、今日は、民主党元官房長官 仙谷由人先生の一周忌である。午後7時より。阿波観光ホテルで、偲ぶ会が開かれた。80人ほどの方が集まって、思い出話に花がさいた。私は、彼が衆議院に立候補したときからのフアンだったので、31年ものお付き合いだ。今も、政治家としては、まれにみる本物だったと信じている。

頭が良くて、実行力がある方だったが、生前の先生はご自分の自慢話は一切なさらなかった。亡くなられてから、新聞その他の報道で、多くを知る事が出来た。先生は、世界のことはむろん、現代だけではなく、未来についても見通していたので、このままでは将来の日本はこうなっていく、とおっしゃっていた通りの日本になってきた。先生が心配なさっていたようなことが、つぎつぎにおこってきた。かなり早くから、「このままでは、銀行や保険会社がつぶれるような時代が来る、とおっしゃっていたことも、事実となった。

 先生は、若い方たちの教育だけではなく、私たちも色々と学ぶ機会をつくってくださったので、有難かった。惜しい方を失ったのは、徳島だけではない。日本のためにもっともっと長生きしていただきたかったと、あらためて思いかえした日だった。

 

2 件のコメント:

  1. こんにちは。わたしなどのように一般の人間は、余り政治家の人達とは縁が有りませんねぇ。ごまめさんはその点、仙谷さんと身近にお付き合いされて、しかもその人が立派な政治家の方であったということは、本当に幸運なことでしたね。

    政治家に限らず人の本質を知ると言う事は、非常に難しい事ですが、会ったことも無い政治家を理解せよということは、どだい無理な事なのですよね。
    どうしても、政治家にさせたい人より、成りたい人が国会を占めてしまうのも、致し方の無いことなのでしょうね。
    アメリカのトランプさんを見ていると、民主主義、というものは、一体何なのだろうか、と思ってしまいます。 わたしは以前より石破さんのブログを読んでいますが、多少でも現役の政治家に近付けている唯一の例のようです。 石破さんのような重たい人は、一般の政治家たちとしては、多分上に担ぎたくはないでしょうね。

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    1. こんばんは。仙谷さんは、言いたい事言っていましたから、煙たがられたり、誤解されることもありましたが、いざというときには、実行力のある方でした。自慢は一切しない方だったのですが、野党、与党の皆さんから、色々な相談を受けていたらしく、亡くなってからお世話になった方たちが、色々と書かれていましたね。
      TVで石破さんとの対談を見ましたが、しっかりなさっていましたから、安倍さんは煙たいでしょうね。政治家さんたちの殆どは、国の事より、自分のことを第一にかんがえているようですから……。

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