2017年2月8日水曜日

№1128 一人暮らし


  最近は、独り暮らしをされている老人が増えている。息子や娘は、それぞれに家を持っていたりするものだから、夫婦のどちらかが亡くなると、独居老人となるのだから、増えて当然のことだろう。

 独居といえば、何となく寂しい響きになるが、一人暮らしというと、あまり寂しさは、感じられない。私は昔からあまり寂しがりやではないので、一人の生活もいいものだと思っている。ただ、一人でいると、生活がルーズになったりするので、それだけは気を付けているつもりなのだが、ハタからみると、けっこうルーズだと、思われているかもしれない。

 私のところは、よく会をしたり、来客があるので、家の中は、そんなに散らかしてはいないし、どちらかというと、掃除好きだし、片付け好きなので、ルーズな面はむしろ気持ちの方だろう。やる気が薄れている。頭の中に、雑念が渦巻くこともある。食べることにしても、料理の種類も減っているし、料理すること事態が、気の乗らぬことが多くなった。お腹に入ればいっしょだ、と料理に手間暇かけないということで、褒めたことではない。健康だ栄養だと、口先では偉そうなことを言うのだが、中味は違う()

 一人暮らしは、トイレに入っても、鍵を掛ける必要はない。むしろ、掛けない方がいい。万一中で倒れたりしたら、鍵をかけていたら困るからだ。だが、戸は、きちんと閉めなくてはならない。それがときどき忘れる、というよりも、慌てて半開きということになる。こんなときは自分ながら「だらしないぞ」と叱りたくなる。以前、外に出ている時うっかりトイレの鍵をせずにいて、パッと開けられたことがあった。はずかしかったなあ。この頃のトイレは、ノックなどして入る方は少ないようだ。使用中かどうかは、外から鍵が掛っているという赤色印でわかるので、それを確かめるだけなのだ。

 ま、そういうことで、あれこれあるのだが、老化現象=【ルーズ】にならないように、がんばらねばと、思うだけは思っている昨今である。

4 件のコメント:

  1. わたしはまぁ商売をしていますから、朝もキチキチ起きますし、仕事もしますが、これがもし会社の定年でブラブラしてる人間でしたら、ルーズな方ではなかろうか、と思いますね。趣味が読書やDVD、音楽鑑賞、それと商売にも繋がる植物栽培くらいですから、外出しなくて出来ることばかりです。 一年の内、たま~~に休みが有りますが、ほとんど何をして時間を潰せば善いか分かりません。 若い頃のように魚釣りにももう行きませんし、たまに高校の野球部が練習して居たら見るくらいなんです。それでアレヨアレヨと言う間に、休みの一日が過ぎるのです。 まぁ商売の定年が86歳ですから、どうにかルーズには成らずに、このまま行けそうに思えます^^ ただ家の掃除は・・・^^;

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    1. kogaさんの暮らしぶりは、いいなあと思いますよ。なにしろ86歳まで現役というのが素晴らしいですよね。
      家の掃除は、男の方は、虫がわかなかったらいいですよ。(笑)

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  2. 一人暮らしが寂しいのは対話がないからだと思います。実際一人暮らしになると何日も沈黙状態になるようです。誰もいないという事はやっぱり寂しいでしょう。自立して外へ出られる人はいいのです。でも足腰が弱ると1人では隣へも行けませんし、もし行ったとしても、お隣さんは相手にしてくれないでしょう。

    ルーズになるのは1人だからと言うより体力がなくなったからですね。やっぱり人間最期まで1人で暮らすのは至難な事だと思います。

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    1. そういうことですね。私も、一人暮らしとはいえ、すぐそばに家族がおりますから、、ある意味では一人暮らしといえないかもしれません。
      いずれは、施設か家族に介護される身になりますものね。

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