2017年2月3日金曜日

№1127 あれこれですが……


 今日は穏やかな日和でした。庭の片隅には、蕗の薹が5センチほど襟元を緩めて顔を覗かせています。これからが寒さの本番かもしれませんが、木々や雑草たちは、もう腕をまくっているような気配です。明日は立春ですものねえ。

 さて今日は節分です。今年も鬼はあちこちに出没している様子です。TVをつけますと、赤鬼のような顔をしたどこかの国の大統領が、間なしに顔を出しています。優しげなお面をかぶった鬼たちも、どこかしこに居るらしく、怖いニュースは絶えません。

 我が家には、鬼はいないとは思いますが、これを機に、私も心の中に住む鬼を追い払っておかねば、と思っています。これは、自分ではなかなか見付けにくいのですが……。

 話題を変えますが、国会中継を見ていて思うのは、大臣の答弁というのは、自分の考えではなく、後ろに控えた官僚殿の考えらしいことがよく解ります。大臣ともあろう方が、後ろを向いてカンニングしている生徒のようです。質問に対して、答えになっていない答弁も沢山あります。適材適所ということもなく、ただ年功順でなられたような大臣もおられるようです。何度答弁を聞いても、的がはずれていてるようで、「おっしゃっていることが、よくわかりません」と、野党の質問者が首をかしげていました。私も、わかりませんでした。(当たり前ですね)

 人がおらんわけではないでしょうから、法務大臣なら、法律に詳しい方、防衛大臣なら、文部大臣なら、それぞれの道に勉強、研究されてきた方、詳しい方がなるべきではないでしょうか。そんな方はおらんのかいなあと思います。スカートをはいた女の防衛大臣なんて、いざとなったら先頭に立てるのでしょうか? ま、古女がこんないらんこと言うてもしゃあないのですが……。

 1週間ほど前から、我が家(おもや)の大修理?がはじまっています。屋根や壁の塗り替えです。今までほったらかしにしていた家屋は、色がはげたりして、見るからにボロヤでしたが、少しはマシになるでしょうか。職人さんというのは、本当に感心します。寒い吹きさらしの中でも、屋根の上で、黙々と刷毛を動かしておられますし、大工さんは大工さんで、一日中器用に動かれています。屋根を塗っている方は、若いご兄弟です。ああ、こういう頼もしい若者もおるんやなあと、そして大工のお二人は、もう70歳にも近い方かと思われるベテランさん。高い足場にも登られての仕事も、危なげなしの足取りです。職人さんと言われている方たちは本当に立派な方がおられるなあと、毎日感心しています。接待係としての私めは、けっこう気をつかっていますが、あと何日で仕上がるのか、楽しみにしています。

4 件のコメント:

  1. ほんとうに職人さんの仕事ぶりは、見ていて気持ちの良い場合が多いですね。わたしが感心するのは、仲間の作業を、何気なくほとんど無意識に、ひょいと、手助けしたりする所です。反対に気分が悪く成るのは、良く怒る親方が居る場合です。聞いていて、もっと端的に効果的に叱れよ、と言いたくなります。わたしの所も、去年は塗装やその他工事しまして、懐が寂しくなりました。まぁ18年ぶりでしたから、仕方ありません。 
    大臣問題ですが、やはり、人中人無し、と言いますか、人材が少ないのでしょうね。スカートを履いた防衛大臣など、自衛隊の人とその家族の、本音が聞きたい気がします。

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    1. へえー、今でも怒鳴ったりする親方がいらっしゃるんですね。すぐに離職されそうですが。
      まったく関係のない私らが思うのですから、内部の方たちは、女性大臣なんて……と思われるでしょうね。

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  2. 我が家もこの間、家中のメンテナンスをやりました。外壁の塗装と瓦の取り換え、内装の張替えなどです。寿命が来たのか電気器具も次々壊れます。壊れだすと不思議にあれもこれも壊れるんですね。

    職人さん達の爽やかな仕事ぶりには私も感心しました。有名会社に入って過労死するより職員さんの世界がよほど生きやすそうに思えました。

    防衛大臣は直接戦闘の指揮をするわけではないので、すかーとはいていけないわけはないでしょうが、そこらへんはよく分かりません。もしかしたら今、世界は激変期なのかもしれませんね。

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    1. 家は手入れを小まめにするのと、我が家のようにほったらかして、いよいよになってするのとでは、違うでしょうね。
      防衛大臣は、女でも出来ることしかしないのでしょうが、それでも何かのときに出て、敬礼なんかしてるのみますと、似合わないなあ(笑)と思います。しっかりしてる方ですけどね。

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