2018年1月8日月曜日

№1192  TV


  お正月3が日は、忙しくしていましたが、それからは、思いっきりのんびりと過ごしました。観たいTVも観ましたし、たまっていた録画したものも、いくつか観ることができました。

中でも、NHKの〝人体〟シリーズには、驚かされます。身体のそれぞれの臓器が、いえ、臓器の一つ一つの細胞から、いろいろな物質を出していて、関わりあっていることなど、想像するだけでも不思議でなりません。全て脳の指令と思っていたことも、臓器からの指令によって動いていることなど、考えもつきませんでした。例えば昨日放送された〝骨が若さを呼びさます〟という内容は、骨自体が出しているメッセージ物質が、少なくなると、脳の海馬が小さくなり、記憶力が衰えてきたり、免疫細胞の増減、筋力アップ、精力増減までも、関係しているというのです。つまり骨は、若さをつかさどる物質を出しているわけです。

骨は、日々作り変えられているので、アクセル役の物質と、ブレーキ役の物質がバランスよく出されていたら、骨粗鬆症にならずにすむわけです。

骨を作る上で、カルシュームをとるだけではだめで、運動することはとても大切なことのようですが、片寄った運動では、いけないそうで、骨に衝撃を与える運動が大切らしく、自転車などは、衝撃が少ないので、歩いたり走ったりジャンプしたりするような運動をすると、アクセル役が増えて骨にはよいのです。そういう運動を止めると、〝もはや若さを保つ必要がないのだな〟というように判断して、アクセル役の物質を減らしてしまうらしいのです。これは骨粗鬆症になります。

身体の小さな細胞から出される物質は、筋肉、脂肪、臓器全てから出ていて、それがネットワークになって、身体をささえているようですから、大変なことです。これからも、学者さんたちは、やっきになって、まだ解明されていない部分の研究に必死になっているようです。不足して病を引き起こしている病人に、必要な物質を注入することにより、病気が快復していくのですから、研究者は目の色をかえます。ほんとに人体は謎に満ちています。

TVを観た方も多いと思いますが、これからも、シリーズとして続いていきますので、ぜひごらんになることをお薦めします。(いままでに、・腎臓が寿命をきめる。・脂肪と筋肉 が放映されています)

 

4 件のコメント:

  1. 先日TVを見ていましたら、産業用ロボットの関節には、全てにモーターが付いているとの説明がありました。それはそうだよなぁ、と思いましたが、人間がモーターで動いていたら・・とも考えてみました。そうなりますと、手の指から全身に至るまで、一体幾つのモーターが必要に成るのでしょう^^ 内蔵にも必要ですね、心臓や膀胱、腸や肛門・・、考えただけで体が重く成るように感じます。人間に限らず、蚤のモーターなどは、超小型で超強力なものが必要でしょうね。 しかもそれが交互に連絡を取り合っているとなりますと、気が遠くなるほどの配線が必要になりますね。真生き物とは、神秘的な工作物ですね。 
    わたしは今のところ、自転車での運動専門ですが、まぁ遣らないよりは良さそうです^^;

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    1. kogaさんのように、常に身体動かしたり力入れたりなさっている方は、自単車での運動で十分ですよ。(^^)
      どこまで人間の知能と、人工頭脳で、進歩していくのか、怖くなりますね。

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  2. ごまめさんは勉強家ですねえ。大昔、まだ科学どころか言葉さえなかった時、人類が進化途中だった時、酵素だの神経だのシナプスだのそれに五臓六腑の配置や役割だの誰が考え出したのでしょう。不思議。今、研究者がそれを追いかけてるんですね。これからどんな不思議が出てくるやら・・
    私は最近あまりテレビは見なくなりました。頸椎変形でテレビを見る姿勢が取りにくくなったのと、耳の聞こえが悪くなった為です。テレビに関心がなくなりました。アナウンサーの声はまだ聞こえるのですが、素人の喋りは声だけ聞こえて意味不明です。タレントの早口言葉など、唯わあわあと聞こえるだけ、もうテレビは卒業です。

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    1. 寝てTVを観る姿勢は、私も首が痛くなりますから、出来ません。最近のテレビは、ワイワイと何人もが、喋ったり笑ったりしますので、聞きにくいですね。TVはイヤホーンつけて聞くほうが、聞きやすいかもしれませんね。

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