2017年6月20日火曜日

№1155  健康体操


 フルフォード博士の健康法というのがある。彼は、アメリカの有名な優れた医者で、その治療法は、人間はあくまでも身体と心は切り離せないものとして、彼独特の治療法をうみだしていた。その一つとして運動は、その人に合った運動をするのが一番。ただ、だれにもよいものがある。それはヨーガ。とくに、ある運動をすることによって、とても健康的な身体になるという。心身共に健康になれば、大抵のことは、自然治癒力で病はおるという考えだ。そんな博士のお薦めの健康体操を紹介しておこう。(私は10年も前にはじめたが、3日坊主で、ほとんどしていないのだが)

☆その1
床にねそべり、両脚を大きくひろげる。
両腕を横にのばし、床に沿わせながら、ゆっくりと頭のほうにあげていく。その間、からだが床にぺたっとついているのを感じながらおこなう。
これを1日5分から10分おこなう。
☆その2
椅子に座り、腰を折って、顔が床につきそうになるまで状態をゆっくりと前に倒していく。
次に両手で両足首をつかみ、そのまま静かに5分間座っている。
これは腰をのばし、横隔膜をひきあげて、呼吸のリズムを深くするのに役立つ。
☆その3
椅子に座って、足を床につけ、背筋をのばす。つぎに、両肘を曲げて前につきだし、両手の指先を肩につける。
ゆっくりとした深い呼吸をつづける。
息を吸いながら、両肘を天井のほうにあげ、あたまをさげる。
息を吐きながら、両肘を横にひらき、あたまをあげながら、
両肘をもとの位置にもどす。
このエクササイズは肩から上の筋肉をのばし、緊張のパターンをとり除くのに役立つ。
1
日に2~3度、これを5回ずつおこなう。
☆その4
壁を背にし、かかと・尻・肩甲骨・後頭部が壁につくようにしてまっすぐ立つ。つぎに、両腕をまっすぐ水平に前にのばし、両手の親指どうしをつける。
両腕をできるだけゆっくりと上にあげていき、時間をかけて、ようやくという感じで手の甲を壁につける。
ついたら、ゆっくりとさげていき、両腕をからだの脇におさめる。
ゆっくりと深い呼吸をすることを忘れないように。
これを1日に2回おこなう。
このエクササイズは胸郭をひきあげて正常な位置にもどし、横隔膜をゆるめ、骨盤から首にいたるすべての筋肉をのばすのに役立つ。


・・・ということで、この4つの運動は、とても簡単なもので、だれにでもできそうな運動だ。でも、続けることはかなり難しい。(ただ、2の運動は、5分間はなかなか出来ない。頭に血が下りてくるので、2分くらいで持ち上げてしまう)
関心のある方は、やってみてください。


4 件のコメント:

  1. なかなか良い体操のようですね。 少しやってみましたが、椅子に座って足首を持つのは、わたしが毎朝遣っている、イスラム教の人の礼拝のような、前かがみの腰痛体操と似ていまして、それより効きそうです。これはごまめさんが以前からやってましたね。あとのも良さそうですから、やってみます。 このところ運動をしませんので、運動代わりに(これが運動だった^^)遣ってみましょう。 昔柔道をしてた頃、ラジオ体操でも本当に真剣にやれば、もの凄い運動になってましたが、今回のも、真面目にやれば、かなり汗をかきそうです^^

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    1. 私はね前かがみの腰痛に効く体操だけしていますが、10数えて頭を持ち上げ、5回繰り返すので、ま、1分足らずです。5分続けては、苦しいですね。
      かべにぴったりと、というのも、姿勢が崩れていますから、苦しいです。(笑)

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  2. ヨガは心身に良いそうですね。やりたいですが、年齢的に私には無理だと思います。
    もっとも若い時に知ったとしても続かなかつたでしよう。簡単なことでも好きでない事を何かのために続けるのはとても難しいですねぇ。もう老いるにまかせるしかありません。

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    1. まったく同感です。良いと思うことも、出来なく、というよりやる気がなくなってきます。仕方ないですね。自然に無理をしないように出来ているのですかね。

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