2017年7月22日土曜日

№1159  日野原茂明先生の死


 何日か前、亡くなられた日野原先生、105歳までの生きざまは、とても素晴らしかった。随分多くの人たちは、色々なことを教えて頂いたり、勇気を頂いたことだろう。

日野原医師の睡眠時間が、忙しさのため、とても短いことに驚いたのだが、のろまで要領の悪さから、私の睡眠時間が短くなってきたことを、「日野原さんに比べると、まだ長いわい」なんて思ったものだ。

日野原先生のことばで忘れられないのは、『私の家にある老齢の梅の木は、幹が割れて折れそうだが、毎年綺麗な花が咲く。人間も同じで、身体はボロボロになっても、咲くものがある』と。日野原医師のように、立ち止まらずに行動し続ける方は、そうだろうなあ、私にはそんな真似は出来そうにないけれど、心しなければ……と、思った。(自信はまったくないが、思わぬより思うだけでもいいよね)(笑)

105歳というのは、誰もが生きられるものではないのだが、ただ生き延びたという方ではないだけに、頭がさがる。深さ、重さと長さ、3拍子そろって生きてこられた日野原先生。心からご冥福を祈りたい。合掌

 

4 件のコメント:

  1. 世の中には、立派な人が居られるものですね。その生き方には、ただただ圧倒されるばかりです。また、昔のお医者さんには、トシ取って猫背になってる方が多いですね。 毎日毎日一日中、何時間も患者の人と向き合って診察していると、あのように成るのではと、わたしは思っているのです。 わたしの近所にも、そのような姿の名医の方が居られました。 わたしのようにガサツな人間には、そのことだけでも、尊敬に値することだと思ってしまいます。 蟹は自分の甲羅に合った穴を掘る、と言われますが、自分は自分の世界の中で、せめて頑張りたいと思います。

    返信削除
    返信
    1. 自分の出来ることをやって行く以外ないですね。望むことも、身のほどをしって、ということでしょうか。不満も無く、感謝の気持ちでくらせます。(^^)

      削除
  2. 日野原先生ほんとにお偉い方でしたね。私が看護学生だった頃、看護教育改革の先頭に立っていらっしゃったので、特に感無量です。後に続く方が出て来てくれるかどうか。簡単な事じゃないですものね。

    返信削除
    返信
    1. なかなかあとをついで下さる方が少ないでしょうね。教えをうけても、真似はできないのでしょうね。ほんとに立派な方でした。

      削除