2017年7月25日火曜日

№1160  とくしま藍の日


 オリンピックまであと3年という今日(あ、もう昨日だ)は、徳島県が伝統の阿波藍PRに向け、条例で定めた【とくしま藍の日】である。記念フォーラムやパーティー、藍染作品の展示即売、東京での情報発信など、県内外で多彩なイベントが開かれたようだ。

 私の住む藍住町は、名のとおり、昔は藍の盛んな土地であったので、【藍の館】と言う施設もある。旧奥村家から寄贈された藍商屋敷と、その門前にモダン藍倉風といった、鉄筋二階建ての資料館で、藍住町の大目玉である。平成元年にオープンしたが、明石海峡に大橋が架かってからは、県外観光バスも何倍にも増えたという人気ものである。私は以前は何度も行って藍染めをした経験もあるので、よく覚えているのだが、藍屋敷の大門をくぐると、かりさおを打ったり作業をしている数人の等身大の像が迎えてくれる。こうした汗水流す人たちの多くの苦労があってはじめて出来る藍なので、像を目にすると、「ご苦労さま」とつぶやいていた。(^^

 色の好みからいうと、藍とか青という系統が好きなので、自然に藍染めのものが目に付く。ハンカチ、手ぬぐい、マフラー、手袋その他、身のまわりには藍色系のものが目立つ。

 ちょっとばかり、我が町の宣伝を書きました。

 

 

6 件のコメント:

  1. 徳島は藍との関連が深かったのですね。 藍色、良いですね。渋くて落ち着いていて、ちょっと艶やかで、今で言うクールな感覚の深い色ですね。 また、藍染の模様も様々ですね。
     藍色を身に付ける・・ご趣味が良いですね^^
    冬には冬の、また夏には特にその風合いが生きるような気がします。

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    1. 趣味がいいわけではありませんが、私めは、赤や黄のような派手な色は似合わないものですからね。(~~;;
      藍色も染めようで、一年中使える色でもありますね。

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  2. ごまめさんは藍の本場に住んでいらっしゃいますものね。私の実家でも藍栽培はしておりましたが、後継ぎがいなくて止む無く打ち切ったようです。藍の栽培は結構きつい労働のようですから・・私はしたことありませんが・・昔は労働着も藍で染めていましたが、今は結構高級品になって、簡単に手が出ません。

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    1. ほんと、昔は、労働着も普段の蒲団にも、藍染はつかわれていましたものね。藍染には、虫がつかないとも言われていましたね。
      この頃の若者の紺色のジーパンをわざわざ破ったり、擦り切れているようにみせかけたりと、おかしな流行、あれはとてもついて行けませんけど。(笑)

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  3. ほんとにそうですね。どうしてそれがいいの。と聞くと「そういう時代だからって」今に裸が最上って時代が来るかも・・時代というのは恐ろしいです。

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    1. 今は、何でもありなんだわ。昔なら、やぶれるよ、下着が見えてるよ、裏来てるよ、背中見えてるよ、臍だしたらあかん、……こんなこと、みんなOKなんだから。(笑)

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