2015年11月24日火曜日

№999 腸内細菌 その8


  前々から、不思議に思うことがあった。食中毒は、清潔にしているはずのレストランや、給食など、で発生していて、家庭の台所からの、発生は、めったに聞かないのは不思議だと。

 0・1570・111のような菌は強い毒性をもっているため、雑多な菌の中では、あまり生きられないらしい。毒をつくるのに、70%位使い、生きる力は30%しか残っていないため他の菌に負けてしまうとか。だから、雑菌の少ない清潔なところでは、わがもの顔に活躍する。普通の家庭では、雑菌だらけなので、悪者は、生きられない。

雑菌が腸に入ってくることにより、腸内細菌は、活性化するので、普段から、清潔に気をつかいすぎているとかえって食当たりしたり、風邪にかかったりする。雑菌と触れ合う機会が適当に多くなると、バイ菌に強くなる、ということなので、やたら石鹸で手を洗い、うがいをすることは、風邪をひきやすくするのだとか。

お風呂に毎日入って体を温めることは、とてもいいことだが、石鹸でごしごしと毎日こすっているのは、あまりよくないようだ。

ちなみに私は、全身石鹸で洗うのは、3度に1度くらいだ。これは、無精でしていることだが、もう何年も風邪をひいたことがないよ。()

4 件のコメント:

  1. アトピーも、最近の生活が清潔過ぎて起こると聞いたことがありました。 一方、わたしたちの小さい頃は、疫痢や赤痢が流行っていまして、多くの不幸な出来事が生まれました。
    清潔過ぎても問題があるし、余りに不衛生では人命に関わる。
    何でも中庸を行く、ということが必要なのかも知れませんね。
    その点ごまめさんではありませんが、わたしはズボラなほうですから、手も余り洗わないし、体も余り石鹸で洗わないし、台所も余り清潔とは言えないようだし、洗濯物も余り頻繁に出さないし・・・、ホコリ高き雑菌人間、と言えそうです。

    一方生活環境の面からでも、わたしの子供の頃は、家の前の道路には、まだ馬糞が落ちていた時代ですから、そんなことが我々年代の、アトピーとも縁が無い原因のようですね。
    それとわたしは小さな子供の頃、犬と一緒に育ったようなところがありますので、これも免疫力強化に繋がっていそうです ^^





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    1. 色々な病気が流行っているときは、手洗い、うがいをしなければいけないでしょうが、日常は、手洗いは、石鹸などつかわず、さっとあらったのでいいのですがねえ。机の上に落ちた物も、普段は、食べさせていいのですが、親は、そんなことは、絶対させませんし、爺婆が、そんなことさせたら、叱られますよ。(笑)

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  2. 何事もほどほどが良いという事でしょうか。集団の場では確かに感染症に気を使い過ぎるように思います。もっともそうしないと一旦集団感染すると責任を問われますので止むおえないのでしょうが・・・・

    やっぱり適当に自然界と触れながら免疫を獲得してゆくのがいいのだと思います。今の子育ての話を聞いていますと、これではみんなひ弱な人間になってしまうと思いますね。

    例えば離乳期の乳児に親の箸で物を食べさせてはいけない。テーブルに落ちた物を口に入れてはいけない。大人と同じ食器から物を食べさせてはいけない。まるで純粋培養ですね。逆境では生きて行けませんよ。

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    1. いつから、親の乳首まで消毒して飲ませるようになったのかしら。
      私等子育ての時は、そんなこと、言いませんでしたね。
      保険所が指導したのでしょうね。

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