2015年12月1日火曜日

№1001 師走


  昨年の暮れ、年賀状を書き始めたのは、ついこの間のように思うのだが、早くも1年が過ぎ去っている。残り人生が1桁という数字になってくると、1年が早いと思う気持ちは、年ごとに強く実感することになる。若者と老人では、1年の大切さも、惜しむ気持ちも違ってきて当然だ。

 一日一日が大切な黄金の日々なのだから有意義に、と思う気持ちはあっても、なかなか思うようにはいかない。大切さと反比例して、無駄遣いが増えてくる。同じ掃除をしても、30分でできていたものが、1時間かかるようになるし、物探しという無駄遣いも増えてくる。
 最近は、そうした無駄をなくすために、鉄道員のように、大事なものを置くときは、指差しをして「ここに○○を置く」なんて言いながら置くことにしたらいいと思うのだが、それも忘れて、無意識にポイと置いて捜すことになる。

 さて、師走はやはり心忙しいものだ。年内に済ませてしまおうと思っているものが幾つもある。でも、年々手抜きをするものも多くなってきた。ま、草臥れ果ててお正月を迎えるよりは、手抜きをしてでも、何とか元気で新年を迎えられるのがいいだろう。

 昨日は、いよいよ寒さも本格的になることを思って、衣類の整理をし、そのあと、家中の掃除をした。狭い家だが、掃除中、3度も休みながら掃除機をかけた。腰が痛くなって休むのだが、ま、これは仕方がない。いつものことだ。

 今日は午前中、歯医者で過ごした。先に、滑って転んだとき、傷んださし歯が、まだ仮のものなので、本物の型取りだ。ずいぶん長くかかる。一週間もすれば本歯が出来あがるそうだ。先生が、「長くかかったけど、もうすぐ出来ますからね。もう転ばれんよ」と。十分気をつけている。()

6 件のコメント:

  1. 劇的な1001回目の日記ですね。
    私にとっては、しばらく書き込みがなく心配していて
    日記を書いてもらえると、やれやれお元気だったんだと安心できます。
    失礼な言い方をさせてもらうと、安否確認に役だっています

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    1. bagusさん。お久しぶりです。お元気で何よりです。
      安否を気遣ってくださっているなんて、有難いことです。便りのないのは、元気、ということにしてください。(笑)
      有難い方が何人かいらっしゃるので、細々ではありますが、続けますので、よろくお願いします。m(_ _)m

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  2. 昨日は昼から出かけていましたから、ごまめさんの文に気付きませんでした。 一年の経つのが早いですね・・・。 来月の今日はもう正月の二日で、例年の、弟の墓にお参りをした後、弟宅でごちそうになる日です。
    一年に一度、娘を助手席に乗せ、二人で出かけます。 
    しかしそれまでに、年賀状を書いて、あちこちにお歳暮を送り、家の掃除をして、暮れには少し余分のおかずを買い・・あぁ、正月何て来なくて良いのになぁ、などと思いながら、どうにか新年に傾れ込んで行くのです。 なにか歳と共に、考えるだけで面倒になってきました ^^

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    1. ほんと。考えるだけで、面倒な年末年始ですよね。
      でも、まだまだこれからですよ、kogaさんは。
      時代が時代ですから、これからは、だんだんと、簡素化されてはいくでしょうがね。ま、がんばってください。(^^)

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  3. 師走ですね。どなたも師走が来ると忙しいと仰いますが私は全然何もすることがないんですよ。何もしないのにお正月が勝手にやって来ます。もっとも年賀状はまだ住所録の整理も出来ておりません。今年はうんと減らすつもりですが、どこまでにするか決まりません。

    歳とともに決断力も衰えて新しい事は何も出来なくなりました。仕方がないと思っています。よくぞこの世の師走が迎えられた偉い偉い自分を褒めたり、もういい加減に引っこんだ方がいいのか知らんと、後ろめたい気分になったりしております・

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    1. 何をおっしゃいますか。いい加減に引っ込んだ方がいい、なんて、おまけに後ろめたいなんて。お嬢さんの今の幸せがあるのは、mimiさんの御蔭なんですからね。大威張りでお世話になってください。私も多いパリでトシを重ねていきます。(^^)

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