2015年12月20日日曜日

№1005 男の子3人


 私の知り合いに、男の子3人育てた方がいる。「悪さで困る」とか、「もう家の中は戦争」とか、お母さんは髪振り乱しながらも、子育てに奮闘なさっていたのは、見ていてもほほえましいものだった。 
そうした子育ても、少しは楽になったらしいが、今度は、お金の苦労が続くということで、これもまた、大変なことらしい。
こんな話を聞くと思い出す可笑しな話がある。あまりにも可笑しい話なので、何度か人様にも話し、何かに書いたこともあるのだが、また書いておく。
 男の子ばかり三人産んだ母親から聞いた話だが、あるとき、裸の兄弟三人が風呂場で遊んでいた。そこへ、従妹のA子ちゃんが、父親に連れられ遊びに来た。さっそく裸にされて、男の子3人の中に入れられた。
さあ、驚いたのは男の子。初めて見た女の子の裸体である。一人が叫んだ。
「おかあちゃーん。大変だよう。A子ちゃんのお尻、前についてるよう」
 続いて後ろに回って確かめたのか、兄が、
「後ろもお尻だ! A子ちゃんのお尻、前まで続いとるわ」
 と、訂正した。
 もう、そこらにいた大人どもは、身を折りまげるやら、のけぞるやら、しばらくは息ができぬほど苦しんだらしい。この話を聞いた私も、うなるほど感心しながら、涙がでるほど笑ってしまった。その三人兄弟は、もう立派な大人だ。今も思い出すと笑いが混み上がって来る。



4 件のコメント:

  1. この世には男と女しか居ないのですが、これがなかなか、お互いが理解不可能な所が有るんですよね。 人間、という点では同じ種類の動物なんですが、体の動きや思考回路には、多少の例外は有るものの、全く別種のような趣があります。
    ものの例えに「人間40代に成って初めて。ああ俺(私)は、こんな女(男)と結婚したのか・・と解る」というのがありましたが、まぁ大体当たっているような気もします。
    それでも解らない所は、もう目をつむるしかないのですよね。
    そこの男三兄弟も、永遠の不可解の始まりの始まりを知ったのですよね・・・。

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    1. 男と女それぞれが、理解しあえるというよりは、「そんなものなんだ」と思うことですね。ま、それぞれ月日がたちますと、成長か変化かしりませんが、かわっていきますから、永遠に分からないのと違いますか。(笑)

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    2. アツハッハッハツー。( ^)o(^ ) 久しぶりにお腹がよじれました。今でも思い出すと笑いが止まりません。男の子驚いたでしょうね。でも、その無垢な観察眼に敬服します。

      女はおしっこしないんだーと思ったかもしれませんね。排泄不要の体だったら、どんなによかったか・・・寝たきりになっても、お下のお世話にならなくて済みますもの。

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    3. 子ども考えることって、ほんとに面白いですね。私も今でも思い出すとくっくっくです。
      おしっこといえば、昔は、遊んでいても、おしっこがしたくなると、そこらでお尻まくってしていたわね。
      この頃、男の子でも、そんなことしませんけど。(笑)

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