2016年6月12日日曜日

№1061 困った将来


  久しぶりに仙谷由人氏のお話をうかがいました。彼を囲む会があったのです。参院選も近いことでありますし、しっかりとお聞きしました。今の日本の状態を、【鳥の目・虫の目・魚の目】で見ることのできる仙谷氏が、現実を話してくださいました。

話の内容では、やはり私たちが想像していた以上に日本は傾いているようです。そして、このまま進んでいくと、日本の将来は、にっちもさっちもいかなくなることが、よく解りました。憲法問題、外交問題、労働力の問題、教育の問題、格差問題、少子化問題など等、恐ろしいことばかりです。遅蒔きながら、今すぐにやらなければならない問題は、安倍さんのやろうとしていることでは、出来ないことも解りました。何としても、「安倍さんよ、すまないが、もう一度、腹痛起してください」とお願いするほかありません。

私が、益々仙谷氏を信頼できるようになってきたのは、昔、彼がおっしゃってきたことが、総て現実となってきたこともあります。『今に日本の銀行や保険会社が、潰れるようなことが起きる』『格差は、益々大きくなる』『早くから手をうっていないので、少子化や老人問題が大問題になる』『アメリカ社会の二の前になる』『日本の小・中市町村の繁華街は、シャッターのおりた店だらけになる』等、総てがその通りになってきました。「まさか」と思っていた保険会社は潰れ、私も少ない財産が、大きな損害を被りました。勤め先に来て、『定期預金と同じ感覚で、しかもお得ですよ』と薦められるままに入ったのが運のつき。欲はほんとによくない結果をうみました。()

高知・徳島2県で選ぶ今回の参院選挙は、どうしても、【独断と偏見で、いくつもの悪法案を通してきた自民党】を抑え込む、力ある議員を当選させねばならないことを強く感じたことでした。

大西聡さんよ!がんばってね。

5 件のコメント:

  1. 前にも書きましたが、国政選挙と言えども、と言いますか、選挙自体が、何か人気投票のような、軽い、パフォーマンスの得意な者に票が集まり易い、そんな傾向がどうしても見られる気がしますね。政治には関係のない、TVに良く顔が出ている人が通り易かったり、問題を先送りして、悪い話は避けて明るいことばかり言ってる人の方が人気が上がったり、現代はそんな時代なんでしょうね。 日本国には、ただただ真面目に働く国民は育つのですが、全体を良い方向へ導く立派な政治家は育ち難いのでしょうかね。

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    1. 日本も明治維新前後には、国を思う命知らずのような人物もでていたのですがねえ。今の様な世の中では、そんな政治家はでてこないのでしょうね。日本人は、ほんとにいい庶民がほとんどなのに。

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  2. 今度の舛添事件で道徳観の欠如した頭のいい人ほど始末の悪いものはないと痛感しました。正義感や道徳観、他人への共感、理想を求める心、など、候補者の内面を見極める力が必要だと思いました。その上での政治力だと思います。

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  3. mimiさんの仰る通りですよね。内面を見極める。最も大切なことなんですが、これがまた解り難いんですよね。 皆当選するまでは、米つきバッタみたいにヘイコラしていますが、当選してしばらくすると、隠していた内面が隠し切れずに出てくるのですね。 人を見る目、は大切ですが、政治家の一人一人の内面などとても解るものではありませんね。池波正太郎さんは「人間は良いことをしながら、悪いこともする、一筋縄ではいかない生き物だ」何て言っていましたが、政治家には、せめて7:3位で良いことの方を多くしてもらいたいものですね。

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  4. mimiさん、kogaさん
    もう、舛添さんは、狂ったとしか思えないですね。今後、不信任されたら、何をやるやらわかりませんもの。日本を大騒ぎさせるようなことだけは、起してもらいたくないですねえ。

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