2017年5月4日木曜日

№1146 五月


  五月はいい季節。暑くも寒くも無い。こんな季節だが、今日の全国の天気予報をみていて驚いた。北海道の帯広が、四国徳島より高温なのだ。

12歳の夏まで住んでいた帯広は、冬はとても寒かったし、真夏でも、朝晩はかなり涼しかった。今から50年位前に帯広に訪れたときは、冷房などタクシーにもホテルにもなかった。30年前に訪れたときも、7月の半ばだったが、Aさん宅の部屋にはストーブがそのまま残してあり、夜は時々使用しているらしかった。

温暖化は、北海道だけではなく、この徳島だって確実に実感出来る。真冬の洗濯物は、よくピーンと凍りついたし、軒からツララがぶら下がることもよくあった。もう、そんなことは何十年も経験していない。

地球温暖化を何とかくい止めねばと、世界の学者さんたちが頑張っておられるのだが、庶民としては、殆どどうしようもないことだらけである。寒ければ暖房、暑ければ冷房と、快適な生活に切り替える。少々温度調節はするものの、大したことが出来るわけではない。原発大反対と言いながらも、快適な暮らしからは抜け出せない。

世の中、あまりにも化学が発達し過ぎてしまった。科学だけではない。医学だって、ただただ寿命が延びるだけであれば困るのだ……。

 

6 件のコメント:

  1. 地球上の人々で、温暖化のことを認識している人は、まだ少数派なのでしょうね。 地球と言う星のなかで、代表的な地位をしめている、アメリカと言う地域では、「温暖化何て噓っぱちだ」と広言している人が指導者になりましたし、また、温暖化、ということは知りながら、目先の利益のために、敢えて目をつむっている人も多いようですね。
    こうなればもう、北極や南極の氷が、全て融けてしまうことにでもならなければ、地球人は、温暖化を深刻に考えるまでには至らないのかも知れません。
    まるでわたしが、痛んでたまらなくなるまで、歯医者に行かないように。
    しかし歯痛なら、まだ取り返しはできるのですが、温暖化は、気が付いた時には既に手遅れに成ってる可能性がありますね。

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    1. 両極の氷がとけてしまったら、日本なんか国が小さくなってしまいそう。たいへんなことになるのでしょうが、今も徐々にとけていますものね。怖いですが、そんなに遠い未来ではないような予感がします。ぶるぶる。早くなんとかしていただきたいですね。子孫のために。

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  2.  ダイオキシンで死んだり病気になった人は一人もいない。フロンガスでオゾンに穴が開いた証拠もない。CO₂が温暖化の原因とは証明できていない。偏屈爺の私は学者の言を信用しない。往々にして己の学説のための論理であるからだ。
     子供の頃は、冬は着ぶくれて達磨となり、夏は皮の一歩手前まで脱いで手動扇風機(つまり団扇)にあたってしのいだ。それでも凍死したり、直射日光を浴びる以外で熱射病になる子供は少なかったはずだ。今のようにやりたい放題にエネルギを浪費しておいて、今更温暖化もあるまいと思う。
     エネルギ源が化石燃料だろうが原発だろうが、あるいは再生可能エネルギだろうが、熱の形で発散することに違いはない。再生可能エネルギは、CO₂を固着し水蒸気の冷凍作用で大気をさげて温暖防止に寄与する植物の繁茂を阻止する点を完全に見落とされている。
     要するに余計な熱を出さないことが大事なのだ。もともと地球は魔法瓶のごとく真空で保温されている。たとえCO₂が放射を遮るとしても、今のように際限なく熱を発生させれば早晩温暖化するのは当然だ。そう考えてこの陋屋の住人は空調による冷暖房は使用せず、子供時代を踏襲している。もちろん本当の理由は他にあるのですがね。つまり電気代の姑息な節約・・・。話の的が外れました。

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    1. ご主人さんは、偏屈爺さんじゃないですよ。学者さんの中には、そういう考えもありですからね。(^^)

      私も電気代は毎月気にしつつ、エアコンかけています。年金だけでの【その月暮らし】ですからね。(笑)

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  3. 学者は視野が狭い。自説だけが絶対と信じている。これは今も昔も同じでしょうね。と言って庶民である我々が研究したり資料を集めたり分析したりすることは出来ない。結局、学者さんは偉いのだから間違ったことは言わないだろうと、信じるほかはない訳。

    気温が高いのも少数ではありますが地球の周期説もあるようで、真相の程はよく分かりませんね。唯高くなったのは事実ですから、なんとか出きる物ならしたい所です。でもいったん便利さを知ってしまうと、そこから抜け出せないのが人間、豊かさへの志向はもしかしたら、人類を滅亡へ導く魔物かも知れません。

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    1. 私たちの生活の変化は、急激過ぎましたからねえ。戦後70年の変わりようは、いままでにはなかったことでしょうから。この調子でいくと、恐ろしいです。人類の滅亡だってあり得ますものね。

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