2017年5月31日水曜日

№1151  気になる記事


  週刊誌を買って読むことはまずない。その代わり、新聞の広告に出ている記事は、一応目を通し、読みたいものはないか、確かめている。めったに買うほどの記事はないのだが。

 昨日だつたか、ポストとかいう週刊誌に【60歳以上の医者に罹っている患者の死亡率が高い】と、大きく出ていた。最新の技術や研究を学んでいないという。ある意味で納得がいく。私の知っている例が、いくつかあるので紹介しておこう。

 Aさんは、大きな病院で1か月も入院していたのだが、体調不良の原因が分からぬまま、退院させられた。Aさんの友達が、「私の家の近くに新しい医院ができて、若い先生らしいから、一度行ってみたらいい」と薦められ診てもらったところ、その日のうちに、鬱らしいと言うことで、薬を頂いて帰ってきた。その診断は、本人は、カケラも鬱とは気付いていないことだつたので、驚いて半信半疑だつたのだが、薬を飲みはじめると、見る見るうちに元気になり、今は健康体になられている。

また、Bさんは、長い間、有名な某病院でその専門医にかかり、治療のたびに入院し、入退院を繰り返しながら、治療を続けていたが、まったくよくならなかった。ところが、ある個人病院に、その臓器の専門医が居られるということを知り、病院を変わり、先生に今までの治療方法を話した。すると。「入院などしなくていいです。今は、もっといい治療法が出来ていますから、よくなりますよ」ということ。Bさんも半信半疑のまま治療を始めたところ、先生の言う通り、みるみる元気になってきて、私も驚いた。去年は、同窓会にも出て来れなかったのに、今年は出席出来たのだ。

おトシの先生が、総て勉強不足ということはないだろう。でも、病状がよくならない場合、思い切って病院を変わってみることも大切なことのように思った。

 

 

6 件のコメント:

  1. お医者さんだってお年には敵いませんし、経験に頼りがちなんでしょうね。勉強するエネルギーも衰える。ところが医学の進歩はすさまじい。油断すると後れを取るんでしょうね。これはどの業界でも同じだと思います。

    でも経験も大切ですから、新しい知識だけが大切とも言い切れないかもしれません。患者の悩ましい所です。

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    1. 身体の状態や症状によって、どうしたらいいか、考えてみることが大切なんでしょうね。私のような医者嫌いは、手遅れになってから、鎮痛剤なんか貰いに行くのかなあ。(笑)

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  2. 確かにそのようなことは言えるでしょうね。歯医者さんにしても、技術の進歩は、著しいものが有るように感じます。 同じ先生ですが、学校の先生はどうなんでしょうかね。 お医者さんは選べますが、義務教育の間の、学校の先生は原則選べませんね。お医者さんは技術が劣れば流行りませんが、学校の先生は、生徒にボイコットされることはまず有りません。 思い返せば、わたしも好きな先生と、嫌いな先生の両極端に当たりました。 好きな先生の科目は、かなり勉強しましたが、嫌いな先生の科目は、全く勉強しませんでした^^; 今考えれば、人間、好悪で努力を惜しむなかれ、との教えだったのかも知れませんね^^;

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    1. たしかに教師を選ぶことできませんから、運ですね。いい先生に当たれば幸運です。とくに、小学校は、担任の先生がいい先生か気に入らない先生か、とでは、大違いですよね。私の息子は、4,5,6と同じ大嫌いな先生に受け持たれて、未だに憎んでいます。(笑)

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  3. 何事においても師を選ぶ努力は大事でしょう。医師を選び損なったら命を失います。学問の師匠を選び損なうと一生を台無しにします。芸能における師匠は最高の師匠を選ばないと世に出にくいといわれます。それほど師は大事なものです。体躯頑強で天才秀才ならいざ知らず、そうでない普通の人には絶対条件だと、長年生きてきてしみじみ思うところです。今、可もなく不可の多い人生を省みてそう思っております。但し人のせいにしているつもりは毛頭ありません。いわば自分の選択ミスですね。

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    1. 私、考えてみますと、師を選ぶ努力など、したことがなかったような気がします。習い事など、あまりしていませんし、学校ではむろん、師を選ぶこと出来ませんし、選んだのは、歯医者くらいかしら。(笑)

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