2018年2月1日木曜日

№1195 皆既月食


  昨夜は、寒い夜でしたが、皆既月食をぜひ見ておこうと思っていたので、見る事が出来ました。たぶん、もう見る事は出来ないだろう、見収めと思ったものですからね。ま、テレビでも、観ましたけど、やはり実際に天を仰いで見てよかったと思います。

太陽をまともに見ることは出来ませんが、月は、天気がよければ、とても美しく、十五夜の日など、月を見ながら散歩などして楽しんでいます。

 月に初めて人間が着地した時のことを思い出しました。すごく感動したものです。学校で、生徒と一緒に見たのですが、そのときの月面の何とも言いようのない殺伐としたというか、灰色の世界にちょっぴり寂しい気持ちもありました。月は、幼い時から、夢のあるロマンチックなものでしたから。兎が住んでいるなどと思っていたわけではありませんが。()

  その日、家に帰って息子に「月の世界に人間が初めて行けたなあ、学校でTVみせてくれたやろ?感動したなあ」と話しますと、「ぼくはずっと、月の世界に人間が行っていることと思っていたから、行ったことがないと知ったときの方が驚いた」と言われて、へえー、と驚いたのと、子どもに、雑誌やマンガを与えてはいたけど、月や星を眺めながら、ゆっくり話すこともなかったし、夢のあるお月さんの童話など、忙しくて、してやってなかったなあと……。深く反省もしました。(;;)

6 件のコメント:

  1. 今回は月が大きく見えるスーパームーンと、一月に二度満月が見えるブルームーンと、月食で月がオレンジ色に見える三つの現象が重なったそうですね。
    昔フランクシナトラの「ブルームーン」という曲を何度か聞いたことがありましたが、その意味を初めてしりました。ブルームーンに何か願ことをすれば叶えられるとか、、、。

    此方は曇り空と寒さで、早くから見るのは諦めていました。
    今度同じ現象が重なるのは19年後とのことでした。
    その頃足元の地球は、どうなっているのでしょうかねぇ。

    返信削除
    返信
    1. 普通の月食はねいつでも見えますけれど、ブルームーンというのは、なかなか見られないんですね。昨日が最後と思って頑張りましたけど、よかったです。(^^)
      お天気だけは、どうしようもありませんねえ。これだけ科学が進んでも、未だに雲ひとつ思うようにならないのも、何となく不思議です。でも、未来には、台風も、消したり弱めたり、ということが出来ような気がしますが……。

      削除
  2. 寒いので外へ出る勇気がありませんでした。満月の時も娘がきれいよ~としきりに誘ってくれましたが、「もういいよ~」と腰を上げませんでした。駄目ですねえ。もう何にも感動しなくなりました。最初の月面着陸の時は仕事ほったらかして、みんな固唾をのんでテレビに食い入るようにしていましたけど、昔はやっぱりのんびりしていたんですね。今そんな事したら公務員がなんとやら、つて新聞にに書きたてられるでしょう。昨夜のお月様は見ませんでしたけどタブレットに写真が載っていましたね。ゆ

    返信削除
  3. TVで綺麗に写しだされていましたね。私は6時すぎの綺麗な満月を庭で見ていましたら、ちょうど帰ってきた息子が、「皆既月食はまだまだでよ。3時間も先やから、風邪ひくよと言われてしまいました。(笑)
    月が大好きなんで、よく車を止めて一時眺めることもあります。以前から空を見るのが好きなんです。子どもみたいですが。

    返信削除
  4. 都市や都市近郊に住む者は、本当の夜空の何パーセントを見ているのだろうかと思います。精々月と金星それに若干の星座ぐらいで、他は朦朧の底に霞んでしまった。金子みすゞの言うように、見えないけれどあるんだよ、となってしまった。あの全天に流れる星の砂を目の当たりに見るには、よほど鄙びたところへ行かなければならない。宇宙の壮大さの極一部でしかなく、それでも雄大な星空を見失うと、人は自分の立ち位置が分からなくなるだろうと思います。精々間近な月食日食で驚嘆するしかないのは寂しいですね。

    返信削除
    返信
    1. 私がこの田舎町に嫁にきたときは、夜空には、天の川も見えていました。けれど、今、60歳の息子は、天の川をこの町で見たことがないと言います。寂しいですね。やはり、満天の星空は素敵です。ちっぽけな自分が、壮大な宇宙に生きていることの幸せを感じられますものね。
      ☆は少なくなりましたが、満天の☆を想像して眺めることにしましょうか。

      削除