2012年2月27日月曜日

3億円の使い道

ブログを始めてまだ日はたっていないのだが、早くも反省している。どうも年寄りの書くものは、やはり年寄りくさいものが多くなってくるようだ。反省はしているが、これも致し方ないとは思う。文は人なりという言葉もあるのだから・・・。

昔の話になるが、孫二人に、「ね、ね、おばあちゃんがもし3億円当たったらどうする?」と、真面目に質問されたことがある。 宝くじの10枚も与えられての質問なら答えようもあるのだが、当たるはずのない3億円なので、こっちもいい加減な返事になる。
「あなたたち二人に1億円ずつあげる。残り1億円は、パパとママにあげるわ」
と、答えた。
気のいい上の孫は、言下に私の取り分のないことを指摘して、それは困るから、少しでも分け前を取ってくれと言う。下の孫は、今持っている貯金箱に、1億円が入らないのではないかと、心配しはじめる。
どちらもまことに真剣。こんな光景を見ていると、子供はいいなあと、ちょっぴり大人になったことが悔やまれる。

そんな孫たちも、今はもう、4月からは大学4年生と1年生なので、そんな質問はしてこない、と思っていたら、高校卒業近い下の孫が、先日宝くじの看板を見て同じ質問をしてきた。「あんたが当たったらどうする?」と聞くと、「3億円もいらないから、どこかに2億円寄付する。今なら東北の震災地やな。残り1億円は、家族みんなに同じ5等分して、ちょっと贅沢な気分になる」という。なるほど、婆ちゃんの私にも2000万円戴けるらしい。いい考えだと、ほめておいた。(ああ、世の富豪たちよ。この孫を見習っておくれ!)

彼女は、私と同様に、宝くじなどは、まつたく買う気にはならない性格と私は睨んでいるのだが、ぜひ買ってほしいものだ。彼女、最近、何だかんだと、のし袋に入ったものを頂いているから、資金はあるはず・・・。

2 件のコメント:

  1. 宝くじは買わなきゃ当たらない。でも買っても当たらない。
    夢を語ってる間が幸せ。。。

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    1. 万が一つに当たるかもしれないのが宝くじですよね。買ったその日から、当選発表日まで、夢を見させてくれるのだから、いい買い物かもね。

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