2016年8月2日火曜日

№1073 大臣の椅子


  ネットにこんなことが載っていた。

【首相が8月上旬に行う内閣改造を控え、初入閣を切望する自民党の中堅議員らがそわそわし始めた。衆院当選5回以上、参院当選3回以上で閣僚経験のない「待機組」は約70人に上る。各議員や派閥による猟官運動は活発化しつつある。云々】と。

素人考えだが、大臣というのは、その道のエキスパートがなるのがいいと思うのだが、実際は、だれがなっても勤まるものらしい。大臣になってから、お勉強するのだろうが、勉強しても、中々大変だろうし、そんな暇などないくらい、接客にお忙しいのではなかろうかと、心配してさしあげる。官僚の原稿のまましゃべっていればいいのだろうか。それでは、いつまでたっても、官僚政治からはぬけられないではないか。

それにしても、大臣の椅子というのは、随分と座り心地のいいものらしい。

何であれ、その道にかけては、実力のある方たちが、先頭にたってこそ、発展・進歩があるのではなかろうか。

4 件のコメント:

  1. わたしが今までの大臣で印象に残っているのが、名前や所属は忘れましたが「大臣は三つの言葉を憶えていれば良い」と言った人と、質問されたら「頭の体操が必要な問題です」などと言い、委員会中にコーヒーを飲んでいたという人です。 半面また違う意味で印象に残っている人は、民主党の時代、防衛副大臣か何かをしていた、防衛問題のエキスパートだった人です。 しかし押並べて、大臣と言う立場は、その部門の、印鑑付きの最終者であれば良いような感じがします。 名誉や歳費や年金の関係で、希望者は多いのでしょうね、それがまた権力者へのおもねりに繋がって行くのでしょうね。

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    1. 大臣ともなれば、護衛付きで、大変なお金もかかっていますから、ただ印鑑を押すだけの人など、勿体ないはなしですねえ。少なくても、官僚この上に閉てるうな人物であってほしいです。

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  2. まあ、希望者は名前と名誉が欲しい訳で、別にその道のエキスパートという訳ではないでしょう。総理もここが都合が悪ければあっちはどうか、とやってる訳ですし・・・その道一筋の官僚にはかないませんよ。

    大臣は大所高所から見て政策を決めるわけですから、専門性よりも全体を把握していることが必要なんでしょうね。世界や国の動きをどう理解しているかが問題だと思います。

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    1. 自分のことしか考えられない人ではねえ。鳥の目、地を這う虫の目、魚の目をもってなくては。
      自分の出身地の道路など、立派にするだけでは困りますからね。

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