2016年9月29日木曜日

№1087 一件落


 今年の大きな仕事の一つ、文藝協会の機関誌「あいずみ文藝」11号の発送作業が終わった。昨日は役員が集まり、その作業を手分けでし、今日は、会長さんや会計さんと印刷所に行って、支払いと、発送を終えた。

それまでの準備がかなり忙しかったので、少々草臥れたので、事務局も、いつまで出来るかと思うのだが、一方、他の役員さんは、それぞれお忙しく活躍されている方たちばかりなので、ま、出来るうちは……という気持ちもある。近いうちに、「もう引退してもいいですよ」と、やんわりと、首になるやもしれないのだが。(笑)

 こうした文藝に関わっていると、会員の高齢化ということが気になる。特に俳句などをされている方たちは、高齢の方が多い。昨年まで何とか作品を出していたが、今年はもう作れないとおっしゃる方が、毎年何人かいらっしゃる。俳句にかぎらず、書く能力というのは、ふつう年齢とともに落ちて行くのが当たり前なのだが、それをくい止めるには、やはり、書き続ける、作り続けることが大切なのだ。そういう点では、結社に入られている方は、作品を出さねばならないし、吟行などもあり、いつも俳句のことを考えたり、勉強会をされている関係で、作品は出して頂ける。そうしていても、感覚その他が鈍ってくるので、そうしたマイナスをプラスに変えるのは難しいのだが、一面、トシとともに味わいが深くなるようなものが出来る。どちらにしても、続けることの大切さを痛感する。

 

9 件のコメント:

  1. ごまめさん お疲れ様です。 わたしも拙文を書き続けている者ですが、人様に交じって、会のような所に発表するほどのものではありませんので、独りでコツコツと楽しんで書いてるばかりです。それでもファンは居りまして、わたしの娘と神戸の姉が読んでくれています。^^
    短歌や俳句にも興味が有りますが、両方とも難しいものですね。 わたしは特に俳句が難しく感じます。 しかし好きなのも、短歌よりも俳句の方なんです。 誰でしたかねぇ、現代俳句と言うのでしょうか、四国の小さなお寺(庵?)のような所で守番をしながら酒浸りになって死んだ人は、あの人の俳句も好きでした。 啄木の具象的な短歌よりは、俳句の余韻のようなものが好みなんです。

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  2. ああ、最後は、四国松山で亡くなった種田山頭火ですね。短歌より、俳句が難しいと私も思います。mimiさんは、俳句をされていて、短歌に変身されましたけど、俳句もまたとてもすばらしい実力者です。お聞きしたいことがあればお答えしてくださると思いますよ。(^^)

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  3. ごまめさん、お疲れ様でした。昨日届きました。あれだけのものを作るのに、どれほどの時間と、心身の労力が必要か、役員さんには感謝のほか言うべき言葉がありませんありません。

    やっぱり、歳と共に言葉の力は衰えてきますね。自覚はしていますが、かと言って完全に捨ててしまう事もなかなかできません。業みたいなものでしょうか。ごまめさんは当分事務局続けてくださいね。こういう仕事は経験がとても大切だと思いますから・・・。

    kogaさん、せっかく書いた文章、お身内だけじゃなくて、広く読んでもらえるように発表の場を探されてはいかがでしょう。例えばプログを立てるとか、多くの人に読んでもらうという事は、上達につながる早道だと思います。

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    1. mimiさん。ありがとうございます。私など、雑務係ですから、誰にでも出来ることですが、よき役員さんがそろっていることで、出来ることです。
      演劇の公演が11月13日で、近づいていますので、きょうも、夜遅く帰り、いろいろとやつてるうちに、日付けが変わっています。
      ま、好きなことなので、頑張れます。(^^)

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  4. mimiさん 実はパソコンの中に書き込んでいるのです。 以前ごまめさんにご指導願ったこともあるのですよ。 パソコンの中では、日常の出来事ですとか、思い出に関して書いていますが、その他、身内の者だけに読ませた、前職に関したものもあります。 とにかく子供の頃から本を読んで、何か書くのが好きです。
    ごまめさん調べてみたら尾崎放哉でした。 吉村昭氏の小説から知ったのです。 
    http://www2.biglobe.ne.jp/~endoy/AIKU.html
    好きな句が多いです。

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    1. kogaさん、私達の文藝の会に発表しませんか。町外、県外受け入れています。(^^)大いに歓迎致します。

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  5. ごまめさん ありがとうございます。嬉しいお誘いですが、とてもとてもわたしの如き文では、恥ずかしくてそのような場には出せません。 言い訳ではありませんが、第一わたしには校正をする時間、というものが有りませんで(夜はDVDを見なくてはいけませんし、本も読まねばなりませんので^^)、何時も書きっ放しでパソコンには上げている状態なのです。 幸い、パソコンの方では何名かの人が読んで下さっているようですから、このまま気楽に書き続けていこうと思っております。 生まれて初めての、そのような場へのお誘いで、とても嬉しかったです。

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    1. そんな大袈裟なものではありませんよ。だれでも、書くことに興味のある方たちの集まりです。私も、このブログは、書きっぱなしです。書いて一度読んで、誤字脱字がなければ、インターネット上にあげてしまいます。冊子に書くものくらいは、もっと丁寧に、と思いつつ、最後まで手がつけられず、印刷所に持って行く前に書きあげていますから、二日ほど(といっても、時間にすれば、3時間ほどです)で仕上げています。あとで読むと、もっと書き方を工夫すべきだったと、後悔しています。丁寧に書くことは、大切と思いつつ、早く仕上げることが習いとなっていてますから、上達はありません。悲しいかな。
      こんな私でも、皆さんには、しっかり読み直して、添削することをオス薦めしていますが。(笑)

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    2. あらあら、この題も、まちがってます。一件落着の間違いです。(~~;;

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