2016年9月6日火曜日

№1081 続異常気象


  先日、このブログで、【異状気象】を書いた翌々日の日曜日、NHKスペシャル【巨大危機・異常気象との闘い】という番組を放送した。録画をしてあったので、先ほど観たのだが、もう怖くて、この地球の近い将来は、どうなるのかと、子や孫のことを考えると、鳥肌のたつような思いになった。私の想像していたようなものではない怖いものだ。

 地球温暖化が、異常気象を産みだしているのだが、それは、私たち人間が起しているものだけではなくなっているのだ。いままでに放置してきた結果だろうが、もう、北極圏では、凍土が融け始めている。海水温が高くなっているものだから、凍土が融けるのだが、その凍土の中に含まれているメタンガスが噴出していて、それが温暖化を加速させているというのだ。どれほどのメタンが放出されているのか、まだ調査中らしいが、その量によっては、一気に温暖化が加速するらしい。

私たちの住む日本は、温暖化によって、どのような影響を受けるかというと、海水の温度が高くなると、水蒸気が多くなる。多ければ多いほど、台風が発達する。台風の起こる地点が北上している。そして台風の進路は、日本近海の気温の高くなっているそこを通過する。日本では2年ほど前から、気温は急速に上昇しているという。その結果のように、今年は異常気象に見舞われているというのだ。大量の雲が発生して、雷や豪雨、台風、洪水といったものが更にひどくなるかもしれない。このままならいいが、これは、序の口で、最悪の場合は、東京で45℃というような猛暑になることも想定出来るなど、きもに命じておかねばなせない、という。

今年のような、また今年以上のものが、これから毎年あるとすれば、一体どうなるのか、北極の凍土がどんどん溶けだし、海水の温度が何度も挙がってきたら……等考えると、それまでに死んでいく人間はいいけれど、子や孫たちは、どんな目にあうか、など考えていたら、今、そうした問題解決と闘っている方たちに、どうか早く解決できますようにと、祈る他ない。

4 件のコメント:

  1. 温暖化問題にしましても、結局目の前の経済事情から、大胆な改善は成され無いのですね。どの国の政府も、大企業など大票田の意見を優先して、根本的な改革は全て先送りの連続です。 原発にしても同じですね。一見温暖化阻止のためには必要なようですが、10万年も掛かる無害化の原理を、当面の経済活動のために、知らぬふりを決めています。 政治家の人達は、何事も自分の選挙中心にしか考えていませんから、当面5年先位のことしか頭には無いと思います。
    TV番組なども、無駄な電力消費を抑えるために、0時以降は特別な事以外には放送しなくても良いように思うのですが、一端習慣付くと、それはまたそれに慣れた国民が反対しそうですね。

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    1. 一旦便利な生活になると、それを戻すのは出来ないのですね。一方では、裸の生活をしているような民族が居るというのに。
      しかたありませんね。自分で自分の首をしめねような生活をしてきた見返りでしょう。
      温暖化も問題子ですが、政治家の堕落も大問題ですね。

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  2. あの放送私は見ませんでしたが、その後友達からかなり詳しく聞きました。背筋が泡立ちましたね。一体どうなるのか、どうにかする方法はあるのか。人類は生き残れるのか大問題。今こそ人智を結集するべき時。

    哀しいかな、人間もただの動物で、目先の餌の事しか考えられない。どうなるんでしょうねえ。深ーい溜息!!!

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    1. 私らでは、どうしようもないことだけに、深いため息が出ますねえ。
      いつの時代も、お金持は、何とか生き残れるのでしょうが、庶民は動くことできませんものねえ。

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