2017年3月11日土曜日

№1134 人間の性(さが)


  早くも6年が過ぎた東北大震災。色々なことを放送していたが、人間には、たくさんの善人もいるが、そうでない人もいることに驚く。福島というだけで差別される、なんて、普通は考えられない。自分の身に置き変えて、罹災された方々の苦しみや悲しみを思うことが出来ないのだろうか。

人を差別するなど、とんでもないことだが、「この品物は、大丈夫です」という太鼓判を押しても、それを買ってもらえない、というのもおかしな話である。少しでも応援したい、という気持ちにはなれないのだろうか。私は大阪で土産物を買う時も、東北の煎餅があれば買いたいのだが、そういう気持ちになれ、というのが無理なのだろうか。

ある私学を開校したいという立派げな狸がいるようだ。出鱈目なウソを堂々と述べ散らしている厚顔無恥な人物は、どう見ても狸としか見えない。そういう人物の作ろうとしている学校に、子どもを入学させようとする親もいるというのも驚く。

昔は、男の中の男として多くのフアンがいた石原慎太郎氏、随分と老けちゃいましたねえ。裕次郎君が墓場の下で怒っていますよ、きっと。男らしさを求めるのは無理としても、責任を人になすりつけたりしてはみっともないではありませんか。

……といった具合で、最近、私も品位がさがってきたのか、人様の悪口を言うのも楽しくなりました。 ふふふっ。

 

3 件のコメント:

  1. 本当に、福島からの転校児童に対するいじめには、心底腹が立ちますね。そんな者は、最低の人間だと思います。 わたしがもしそこに同級生として居たら・・、と考えると、周りの人々の不甲斐なさにも腹が立ってきます。中学の時、友人をいじめる不良に立ち向かった時のことを、思い出すことがあります。もう無我夢中でしたけど^^;
    学校問題も嫌な話題ですね。世の中時々あのような人が居りますね。何か一種のインチキ宗教家のような感じもします。
    石原さんの小説は少し読んでみましたが、余り評価はしませんでした。人気投票のような感じで知事に成った人で、能力に有る人は少なかった感じがしますね。 

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    1. 何事も
      合う合わない がありますが、小説もですね。石原氏の芥川小作品は、太陽の季節でしたが、内容はよくはおぼえていませんが、いやな感じでした。純情な女でしたから。(笑)それからは、石原文学は遠い存在でした。随筆は、何冊かよみました。「老いてこそ人生」とか。(^^)

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  2. 人間の内部には善と悪が共存していると言いますし、やっぱり自分が可愛いですから、他人のために自分の命を差し出すことはなかなかでしょう。いじめの問題はきっと無知から来たものですね。福島の製品は私も買います。この歳ですから放射能で死ぬことはあるまい。と思うからです。

    東京の市場の問題も森友学園の問題もあちこち絡み合って、何をだれがどうしたのかさっぱりわかりません。泥沼に足を取られた感じですね。

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