2017年10月9日月曜日

№1175 選挙戦


  衆議院の解散が、なぜ今なのか、安倍さんの説明を聞いても、分からない。ひと月先であっても、半年先であっても、一向にかまわないはずだと。

 ま、もう火ぶたは切られたのだから、古女が何をぼやいてもはじまらない。私は、はっきり言って、もう、どうでもよくはないけれど、以前のように、【この人は、絶対に日本の国には、無くてはならない人、というような熱意はなくなってしまった。仙谷由人氏が政界を出てしまった今は、ただただ、自民党に対して、一党支配、独走をストップさせるだけの、野党が誕生してほしいだけである。

今回は棄権という方もいる。私たちの区には、自民党と、共産党と、幸福野等の3にんしか立候補していないのだ。入れたい方がいないという。でも、それは危険である。私たちの持つ一票は、力の弱い、何の力にもならないような一票だが、今までの結果をみると、そこには、何らかの民意が現れているからだ。

 今の日本が、大変な時にきていることは、だれもが感じているはずなのだから、一票の弱い力も、数さえ集まれば、大きな波を作るかもしれない。決して棄権などはしてはならないと思っている。  

とはいいながらも、世界を見渡せば、日本は本当に有難い国であることも、国民は知っている。それなりに満足している方たちは多い。アメリカの傘の下で安定していることも事実だろう。こうした国民の一人ひとりの思いが、どう反映されるのか、

選挙は魔物といわれているのは、やはり蓋をあけるまでは解らないことが多いからだろう。

5 件のコメント:

  1. 私は世にいう分別からすれば、完全に右派である。社会主義とか共産だとか歯の浮くような理想を信じない。そういう理想は、現実にできもしないことは目に見えているし、やれば人の自由を闇雲に束縛する汚泥のごとき独裁社会に落ち込むことは現代世界史で証明されたし今もそうなっている。つまり欺瞞である。人間に欲がある限り不可能な理念である。その欲を削ぐことは人を奴隷化することだ。これはいよいよ御免蒙りたい。
     右派ではあるが、といってそれを奉るほどの馬鹿でもないつもりである。これも極端に走れば同じことになる。要するに人間など一色に染め上げることの不可能な存在であることは明白だ。中道とかもっと難しく中庸などということも言う人がいるが、それは左右に偏る以上に困難なことだと思う。この大勢の住む社会のかじ取りは、車の運転に似て、右に寄ったり左に寄ったり、常にふらふらと適宜蛇行するしかないのだ。その時々の事情に合わせて。
     と、このように偉そうなことを吐いて気炎を上げるしか蟷螂には手段がありませんね。

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    1. 一歩庵様のご意見もよくわかります。人、それぞれの考えがあって当然ですし、なかったらちょっと寂しいですよね。安倍政権だって、いいこと言うときもありますし、どこの党も、悪いことはあまり言いません。ま、おっしゃめるとおり、実現出来そうにないことも言って名子といます。(笑)その時そのとき、凡人は、ふらふらとゆれています。
      私の区は、議員になってほしいような方がいない。たとえ、何党であっても、くにのためならえんやこらさと、命かけてくれるような方が居ればいいのですが、無理ですね。

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  2. ごまめさんのお言葉ですが、今度の解散の理由は、とても解り易い理由だと思いますよ。 云わずと知れた、モリ、カケのうやむや化と、今なら弱小野党しか居ないから勝てそう、とこの二点に限ると思われます。
    解散前後から、野党間では、右往左往が続いていますが、これとて、選挙までの余りの準備期間の少なさから来た右往左往であり、つまりは阿部さんの奇策のもたらした波及効果の現れなんだと思われます。
    それにしましても、あれほど顰蹙をかった女性議員が、またぞろ立候補するそうですが、如何に国民たる者、政治家から低く見られているものか、ほとほと呆れてしまいます。 どうもわたしの話は、一歩庵主人さまに比べれば、下世話の話に過ぎるような気がしますけど^^;

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    1. そうですね。聴いても一向にわからないのは、本当の理由を言ってないからですね。(笑)

      どうでしょう。国民の顰蹙をかった議員さん、当選は出来ないと思いますが。こんな人が当選するようなことでは、県民が笑われるでしょう。私たちの県も、仙谷さんを落としたと、いうことで、国会内の自民党の方たちにも笑われました。(^^;;
      それにしても、ツラの皮の厚いひと、おりますねえ、世の中には。

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  3. 御無沙汰です。少々体調を崩しました。まあ、年ですからやむを得ません。今度の選挙は棄権しようかな、と思っています。年寄り人口が増えたので、年寄りがみんな投票したら、年寄りに有利な意見が゛多くなるのは明白。それでは若者の嫌老意識が増えるばかり。世代間の階級闘争になりかねない。年寄りは少し遠慮して選挙も若者に任せた方が良いのではないか。五木寛之の意見に賛同します。まあ、ほんとの所は入れる人がみあたらないし、何が何やらわからなくて、困っているんですけどね。

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