2017年10月20日金曜日

№1177 ポイ捨て


  私の住む田舎町は、めずらしく人口が増えています。徳島市に近いこともあって、通勤に便利と言うこともあるのでしょう。むろん、私のような高齢者もたくさんおりますが、割合からいいますと、他町村より少ないと思います。移住してくる方、家を立てて引っ越してくる方は、若い方が多く、小学校の生徒数も、減ってはおりません。
  若者の道徳心が薄いというわけではありませんが、道路へのポイ捨ては、ほとんどが車からのポイ捨てです。それも、県道などではあまり見かけませんが、両脇が田というような町道に多く見かけます。多くは食べ物の入っていたような容器などが、2,3入った袋とか、煙草の吸い殻、中には、車の灰皿が満杯になったのか、吸い殻の山までありました。

 どこの国も、昔から、こうしたことはあったらしく、ベスビオ噴火で灰に埋もれた町の発掘中に【公共の場所に、ゴミを捨てるな】と書いた布告が出て来たといいますから、世の中、進歩することもありますが、足踏みばかりしていることもあるのだなあと思います。

 最近は、道徳教育とかいうものが復活しつつあるようですが、経験上、道徳教育ほど難しいものはありません。学校で週に1時間ほど学習したところで、なかなか身につくものではないでしょうね。やはり家庭生活の中で、小さいときから教えられたり見習ったりしながら、身につけていくもののように思います。今、ポイ捨てをしている若者が親であったり、あるいは将来親になっても、あまり期待は出来そうにないのですが……。

4 件のコメント:

  1. そうですね。私も学校の道徳教育には余り期待しません。親の背中を見て育った人ですから、親の教育が大切でしようが、今となつてはそれも難しい。田畑をゴミ捨て場と思っている人達、一度農業体験をしていただきたいですね。

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    1. このあいだは、猫の死骸を畑二犬猫のフンは、捨てて有りました。役場に電話して、片付けてもらいましたが犬猫のフンは、おおっぴらに畑にすてますね。(笑)

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  2. 衣食足りて礼節を知る、と言いますが、これは大方、正しい見方のようでもありますね。 わたしも若い頃荒んだ生活を送っていた頃は、たばこは常にポイ捨てをしていました。 ゴミはさすがにポイ捨てはしたことはありませんが。

    後年、山にピクニックに行って、林の中に、ミカンの皮をポイ捨てして、子供に注意されたこともありました。 何、有機物だからいずれは土に成るんだ、と言い訳しましたが、子供は怒っているようでした^^;

    恥と思う、ということは大事なことのようですね。わたしも或る年ごろから、たばこのポイ捨てが、恥ずかしいことに思えてきたようでした。
    もしかしたら、子供の前で出来なくなったことが、切っ掛けかも知れません。
    衣食足りる年齢となり礼節を知る、と言う事も言えそうです。
    やはりこれは、自覚の問題なんでしょうね。

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    1. みかんの皮は、津知になるでしょうね。(笑)

      近頃は、立派な車にのっていて、窓からポイの若者もおりますから、自覚の問題ですね。

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