2015年6月9日火曜日

№938 金縛り


 Fさんは、よく金縛りにあうという。私は、そうした経験が一度もないので不思議だったのだが、Fさんの話では、意識があるのに、身体が動かなくなると言う。お化けとは思わないが、亡くなった身内の霊魂が、何かの不満があって、自分に取り付いているようで、怖いという。()

 あるお医者さんが金縛りについて新聞にかいていたが、それを読むと、医学的には、睡眠麻痺というそうで、自分では眼がさめていると感じているのに、脳からの運動の指令が筋肉に届かず、体が動かないというのだ。

 これは、レム睡眠という、夢を見ているような状態の眠りで、脳は、完全に休んでいないが、脊髄で、運動の指令が遮断されているので、筋肉は完全に休んでいる状態で、そのため、走っている夢をみていても、体は、走ったりしないわけで、金縛り状態は、まだ半分目覚めているのに、筋肉への指令が早々と出たりすると、動けなくなる、ということらしい。
  睡眠が不規則になったり、体調が悪かったりすると、誰にでも起こり得る、ということなので、私も体験するかもしれない。でも、こんな体験は、したくないけど……。

 そうなったときは、目だけは動くレム睡眠のことを思い出して、慌てずに意識的に、目や瞼を動かすと、早く抜け出せるそうだ。憶えておこう。 

 

2 件のコメント:

  1. 私は何回か体験しました。昼寝した時なんかが多かったです。1度金縛りにあうと何回も続きました。

    宝塚にいた時、朝は子供のお弁当作りの手伝いで5時前に起き、夜は自分の仕事で1時半まで起きている、と言った日が続き、昼は誰もいないので、家事を済ませた後、ちょっと昼寝をしていました。そんな時ですね。起きようとしても、体が動かない、声を出そうとしても声も出ないと言う状態です。初めて就職した時も何回かありました。これは夜だっと思います。大昔の話ですけど・・・

    風邪を引ていて体調を崩しました。その夜、トイレに起きて部屋へ戻り、ベッドに上がろうとすると何の拍子か、転んでしまいました。訳が分かりませんが初めは何の事ないと思ったのが、翌日から左胸が痛みだし、寝返りもままならなくなりました。お医者さんにはゆきませんでしたが、やっと。そろそろと起き上れるようになりました。でも今日1日は用心かな?

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    1. へえーっ、mimiさんは、金縛り経験したんですね。気持ちいいものじゃありませんね。始めてそんなことになったら、びっくりしますねえ。理屈がわかっていても気持ち悪いもの。

      気温の変化が大きいので、風邪に気をつけてくださいね。私は、気温に敏感に対応しています。昨日より2度低いと、下着を変えます。そうしないと、冷えるのか、トイレに行く回数が増えます。(笑)
      転ぶと、大変な目にあいますから、気を付けなきゃねえ。お互い用心用心。

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