2015年9月22日火曜日

№977 高齢者住宅


  昔お世話になったSさんが、近くのサービス付き高齢者住宅に住まわれている、と聞き、友人二人で訪問しました。私より10歳ほど年上のSさんは、昔から、色白の美人て、とてても優しい方でした。95歳になられたというのに、お若くうつくしいお顔。しっかりしたお考えも、昔と変わらない素敵なお婆さんです。

3人のお嬢さんが、それぞれ結婚して県外に住まわれていて、お連れ合いさんと二人暮らしをされていたのですが、独りになられたのを機に、ディサービスに通われていたのですが、昨年から、高齢者住宅に入居されたそうです。

 高齢者住宅は、ある医院の系列で、1階が事務室と、通いのディサービスの方たちが過ごす空間で、2階はショートステイ、34階が、高齢者居室になっていました。立派なたてものです。

 単身室Aは、家賃3万円、食費42,000円 管理費4万円。計112000円。単身室Bは少し広くて家賃6万円と、3万円高くなっています。夫婦室Cは、家賃8万円、その他は同じです。敷金は、A6万、B12万、C162000円と、都会に比べますと、随分お安くなっているようです。ここでは、個室では炊事その他火の使用の設備はありません。食堂で食べるか、外食するか、です。

原則60歳以上で自立していること、要支援要介護は問いません、ということなので、自立し、他の入居者さんに迷惑のかからないていど、共同生活に支障のない方なら、だれでも入れるということです。

 近くに親族がすんでおれば、独りになっても、自宅で生活できるのですが、独りきりとなると、やはりこうしたところに入らねば、万一のとき、という思いと、子等が、入ることを薦めるらしく、Sさんも、娘さんに薦められたとか。

 これからの高齢者人口を考えますと、前に書きましたような、富山型ディサービスも増えてくるでしょう。自分に合った施設選びが出来る時代になるといいなあと思いました。。

6 件のコメント:

  1. 施設選びはとても大切で、しかも難しいです。サ高住は確かに安いし、束縛される事もありませんので、元気な人には向いているでしようね。唯、キッチンが付いていないと言うのはとても不便ですよ。私がこの間使ったショートスティはサ高住に付属していて、お部屋も広いし綺麗でしたが、キッチンはついていませんでした。値段は1日7000円。ショートの方はは高い感じでした。

    3食付ですからキッチンなんて不要のようですが、お茶も沸かせないし、卵を茹でる事も、買ってきたものを温めることも出来ません。介護はついていませんが、洗濯と買い物はお願いすればして貰えました。

    それまで利用していた、特養の付属ショートは介護付きで値段も大分安かった筈。唯、職員が24時間廊下を巡回しているので、窮屈な感じはありました。でも、コールをすると1分も待たず職員が来てくれましたし、お茶などは切らさないように気を配ってくれました。8月に介護料金の改定があって、私の場合2割負担になりましたが、それでも、サ高住よりは安いのではないかと思います。残念な事に今度は満室で利用できませんでした。

    体調と好みによりますが、なかなかぴったりの所は見つかりませんね。

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    1. 火が使えないのは、不便ですよね。電気なら使えるのかなあ。
      ちょっとしたことは、お願いしたらしてくださるのでしょうが、自立がちょっとでもあやうくなると、やはり無理でしょうね。
      ぴったりのところをさがしておくのがよいとと言われても、いつ、どのようなじょうたいになるかわからないので、探しようないですね。(笑)

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  2. 2割負担は違っているかも知れません。料金は娘に任せているのですが、兎に角特養では介護保険が使えて、今まで限度額と言うのがあったのですが、それが所得制限に引っかかったみたいで利用料が2倍になるわー、と娘の話です。

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    1. 一割から二割というのは、倍になることですから、かなり堪えますよね。いずれにしても国に、お金がないということなんで、仕方ないなあ。
      私ら年金貰って生活している者には、頂けるだけしか使えないのですから、消費税あがったら、買う物が減るだけです。

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  3. 家族の居る人、独りの人と、人それぞれですが、いずれにしても、最終章は心静かに過ごしたいものですね。
    わたしの父親の時は、入院している父親に何もしなくて、いまでも後悔しています。
    その時分は、仕事の関係で世話が出来ないから仕方ない、などと自分で勝手に解釈していたのですが、亡くなって後何年も後悔だけはしているのですから、本当に身勝手なものだと思います。
    わたしの父親は心の優しい人で、両親や姉の最期など親身に世話をした人なのですが、自身の最期を見るのがわたしのような者だけで、可哀想なことでした。
    わたしは余り優しい方ではありませんが、そんな者に対して、二人の娘が良くしてくれますから、もったいなくもあり、そして皮肉なものだと思います。

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    1. 私も、航海していることがあります。まだ父母のときは、少しは出来ましたが、大事にしてもらった祖母のことでは、思い出すたびにもっと度々訪れて、優しいことばをかけたらよかったと悔やまれます。 お婆ちゃんっ子だったものですから……。

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