2016年2月20日土曜日

№1028 いつ死んでもいいの?


  近所に住むYちゃんが、『今日は居ったなあ。車が無い時は、おらんと思って、通り過ぎるんよ』と言いながら、野菜を持ってきてくださった。腰が痛いと言いながらも、野菜を作っている。1時間ほどお茶を飲みながら、おしゃべりをした。近所の方たちの色々な情報は、殆ど知らない私だが、Yちゃんはかなり離れた在所のことも、よく知っていて、教えてくれる。

『この前、Kさんが、ぽっくり亡くなった』と言う。もう90過ぎているので、長患いせずに逝けたという。まだ80になつたばかりのYさんだが、『ぽっくり死ねるなら、明日死んでもええわ』と言う。私は、「いつ死んでもええけど、明日は困るわ。やりかけの仕事もあるし、迷惑かけることになる」と言うと、『死んでからのことやかし、心配せんでええよ。』と笑う。そうもいかない。でも、いつ死んでもいいように、しておかねばならないトシなのだ。

 【あまり長生きはしたくない】という人もいる。でも、長生きしている方たちであっても、死にたくないという本能的な気持ちがあると思う。Yさんも、何時死んでもいい、と自分に言い聞かせているだけに違いない。ま、健康で長生きできれば、ぽっくりと逝ける確率は高いらしい。せいぜい長生きしませんか。

 

4 件のコメント:

  1. そうですね、まだまだ死に対しては先のことと思っているのですが、弟を含め、最近8年間で身近な人が5人も亡くなりましたから、ふとした時にどうしても考えてしまいます。 その内の一人の同級生は、亡くなる前々日には一時間程わたしと庭で世間話をしていまして、その中で、当時入院していた共通の知人の心配もしていたのですが、その時入院していた知人は、現在84才で元気よく何時も話に来るのに、同級生のほうはその二日後に63才位で亡くなったのでした。
    わたしもまだまだ、生きてる間は働かなくてはいけないので、最近はスロージョギングなど始めて(やはり50mでヘロヘロは、スローでは無かったようです^^)健康に努めています。 確かに歩くよりは体に良いような感じです。 早足で歩くほうが、見た目の格好は良いですが・・・^^;

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  2. kogaさん、スロージョギングは、ぜひ続けてください。息が弾んできたら、ミトコンドリアのスイッチがはいりますからスタミナがついてきますからね。ただ歩くだけでは、ミトコンドリアは増えませんものね。

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  3. 生死の事は人間の計らいではどうにもならないと私は思っているのですよ。やりかけた仕事があろうとなかろうと、お呼びがかかれば、あの世とやらに行かなければなりませんし、もう何もすることがなくなっても、お呼びがなければこの世に残らなければ仕方ありません。人間がやりくりできることは限りがあると思います。

    ここ1週間ほどバタバタしていました。私の米寿祝で子と孫と曾孫が集まってくれたのですが、全部で18人増えるものですね。でも疲れましたあ。

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    1. mimiさん米寿祝いですか。おめでとうございます。私もあと2,3年しますと、祝ってもらえそうです。ま、それまでどうなるか分かりませんがね。子や孫に祝ってもらうのはありがたいですが、100歳だからといって、県知事さんなどに祝ってもらいたくはないですねえ。
      何となく僻んでるのかしら。(笑)

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