安倍さんは、任期中に憲法を変えたいらしい。時代の変化に合わないこともあるだろうから、憲法が、いつまでも変わらないのでは、困るのだが、平和憲法が売り物の日本の憲法なので、そこをしっかりと錠前をおろしての改正は、いつかはしなければいけないとは思う。
地球上で、戦争が無かったという時代は、ほとんどなかった。歴史を学ぶことの意義のひとつに、過ちを繰り返さないということがあるのだが、日本の歴史を振り返ってみると、軍隊という大きな団体が暴走し、政治家はそれを抑えきれなかったという印象が強い。あの戦争を体験した者は、平和憲法の有難味は、骨身に沁みていて、ちょっとやそっとで変えられてなるものかと思っている。
憲法のどこを、どのように変えたいのか、安倍さんは、しっかりと国民に知らせるべきだろう。『いかなる戦争もしない国』ということが、世界に通用しないのか、いくら周りにヤクザな国があっても、そうした平和主義の国家が侵略されるようなことはないと信じたいのだが……。
先の大戦でおよそ300万人もの犠牲者を出してこそ、初めて世界中に宣言された憲法9条は、周囲の国際情勢の変化云々、などという時の政府の、抽象的且つ一方的な見方で、変更が成されるべきではないのだと思います。
返信削除先日読んだ或る本に「国際外交と言うものは、子供の喧嘩以下のようなもの」との言葉が有りましたが、正に何年間も大きな戦闘や、小競り合いを止めない国々を外から見てると、そんな感じがしてきます。
憲法9条は、戦後70年、正にそんな外交に巻き込まれない働きをしてきたのだと思っています。 わたしは自衛隊の問題など、一部憲法は改革されるべきものだとは思うのですが、それらに手を付けるには、まだまだ冷静且つ合理的な判断の上に立った、国民感覚の充分な醸成が必要に成るように思うのです。
憲法改正は慎重であるべきでしょうが、平和憲法があるからどこからも侵略されない、と言う保証もありませんね。利益のためには何でもする国だって多いですし・・・先の戦争の悲惨はだれにも負けないくらい体験していますが、それでも平和憲法に縋ってて大丈夫かなあ、という不安は残ります、戦争には正義も不正義もありませんからね。
削除一部の戦争好きの人間が、あちこちに火だねを埋め込んで、戦争させ、お金儲けをしている、ということを読んだこともありますが、まったくの出鱈目でもないようですね。ほんとに子どもの喧嘩以下ですねえ。
削除憲法改正問題は、随分前から論じられてきた問題なのに、未だに結論は出ていない、ということは、それだけに難しい問題でしょうね。
削除曽野綾子さんなどは、丸腰では、皆殺しにあうというのが今までの歴史との考えのようですし。
どちらにしても、平和を願う人間ばかりではない地球ですが、戦争のばからしさは、もうそろそろ全世界にひろがっていい時期ですがねえ。
mimiさんこんにちは。 わたしはね、平和憲法が有ったから、何処の国も攻めてこなかった、と言うのではなくて、平和憲法が有ったから、朝鮮戦争に参加する義務から解放されていたし、ベトナム戦争や、その他アメリカの関わった戦闘に、アメリカ軍を援護するために参戦しなくて良かった、と思っているのです。 その結果70年間も、日本には忌まわしい戦死者と言われる人が出ませんでした。
返信削除また戦争とは、国家の覇権主義の下に生じるものと、経済利益追求のためのものと、宗教的排他主義の下に生じるもの、またそれらすべてを兼ね備えたものが有ると思うのですが、少なくともここ40年程は、多少なりとも国際道義の縛りようなものが働いているようで、ＥＵ諸国間や、極東での大規模な戦闘はみられません。 逆に国防国防と叫ぶほど、国際間の緊張を呼ぶような気もします。 戦争回避主義を貫くのも、大人による子供の喧嘩に巻き込まれないような、かなりのしたたかさが必要なようですね。 性悪説だけでも、性善説だけでもいけないようです。
難しい問題で、なかなか書き切れません。＾＾
やっぱり戸締りだけはきちんとしておくべきだと思いますね。朝鮮戦争はちょっと違うと思いますがベトナム戦争に関わらなかったのは憲法のおかげかも知れません。でもそれは、あの時の話。あれから、アメリカも変わったし日本も変わりました、成功体験をいつまでも引きずるのは日本人の特性だと書いてある本を読みました。
返信削除丸腰の日本を狙っている国だってあるでしょうね。国坊をいうから攻められるっていう理屈は私にはわかりません。世の中強いもの勝ち。歴史も勝ったものによって作られてゆくんですよね、敗者は死ぬか丸裸です。