2016年3月10日木曜日

№1034 アラハン


  朝食をたべながら、NHKTVをみることがよくある。今朝も、朝食の後片付けをしているとき、『朝いち』を聞いていると、「アラハン」に学ぶ生き方ということばが聞こえてきた。アラハンって何?と、慌ててTVの前に座ったのだが、つまり100歳前後 の高齢者のことだという。どうしてこんな解りにくい言葉を遣うのか、と思いながら、急いでメモしたのだ。「アラウンド・ハンドレッド」というのを略したことばらしい。英語は皆目の私なので、へえーと思うだけなのだが、最近、アラハンの本が売れていると言う。色々な方が出版されているのだ。
 
 その一例として、103歳の篠田桃紅さんの【103歳になってわかったこと】をあげていた。この本は、私も2か月ほど前に、本屋で目にし、何となく元気を頂けそうに思って買って読んだ。美術家で抽象表現主義で、世界的に広く知られている方だ。今も現役で制作活動をなさっている。私など、とても足元にも寄れない雲の上の方なのだが、本は、解りやすく、教えられることが多かった。
 
 こうした本は、私のような年寄りが読むのかと思っていたが、TVでは、若い方たちも、随分読まれていて、その反響に、出版社も驚いているとのことだ。本を買っても、本に挟んである葉書(感想や質問を書く)など、書いたことも無く、捨てているので、出版社に、山のように積まれた葉書をみて驚いた。
 
 今は、100歳以上の方は、日本国内には、6万人以上いらして、その9割が女性らしい。全部が篠田さんのようにお元気な方たちではないにしても、女はやはり強いのだ。
  しかし、私がもし100歳まで生きていたとしたら、多分寝たきりと思うので、困っちゃうなあ、という気持ちなのだ。(笑)
 
 元気で長生き、ピンピンころりと、皆は願っているのだろうから、こうしたアラハンに学ぶ生き方は、大切なことには間違いなさそうだ。
 

4 件のコメント:

  1. ごまめさん。ご同様よ。100歳になって元気で本を出している人なんて、浜の真砂のをかき混ぜてやっと1粒ってとこでしょうね。寝たきりにならないうちに早くあの世へ行った方が身にためと思うのですが、こればかりは自由になりません。

    天候が不安定なせいか、ここ2,3日ベッド生活です。肩と首の痛みが取れず2度ほど失神状態になりました。ほんの数秒ですけどね。で。歌会とディサービスをお休みしました。往診をしてもらうと、まあしようがないです、安静にしてください。とのことです。

    アラサー、アラホー、アラハン日本から追い出されたみたいです。

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    1. mimiさんは、体調もちょっと不安定のようなんで、無理せんとってくださいね。
      このごろの天気は、健康な人でも、体調くずしていますからね。

      もう、日本人でありながら、日本人の言いよることが解らない。どうして日本語をもっと大事に育てないのかしら。

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  2. 日本人は何でも略すのが好きですね。 アラカンなら嵐勘十郎で、子供の頃鞍馬天狗を見ていたから知ってますけど。
    mimiさん 天候が不順でいけませんね、わたしも毎日寝る時に、着る物と布団の組み合わせをいろいろ考えてやってますが、それでも夜中に寝汗をかいたり、寒くなって目が覚めたりします。 まあ風邪は例の予防でどうにか凌いでいますけど^^;
    早く暖かい春に成ってほしいものです。

    100歳まで元気で居る・・。 お二人は有資格者ですから良いですが、わたしは親父の歳86歳が一応の目標ですから、そこまで行けばラッキーだと思っています。 そしてその歳まで好きな仕事をして、本を読んで音楽を聞いて、映画が見れれば最高です。 

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    1. 私は、今でも神経痛みたいに、節々が痛くなったりしますので、長゜生きしたら、寝たきりになるので、いい加減で逝きたいです。でも、明日では困ります。(笑)

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