春らしいポカポカ陽気から、寒さが戻ると老体には堪える。下着も減らしていたのに、また冬のシャツを着込むと、体がシャツにしめつけられているような感じになり、肩も凝る。桜が咲き始めても、花を愛でる気分には遠い。
予報によれば、あと1,2日もすれば、急に暖かくなり、初夏なみの気温の日もあるというから、こんな変化も、なにやらついて行けそうにない。日めくりをくっていくように、1日1日と暖かくなったり寒くなったりでなければ、調子が狂いそうだ。
ま、こんなことを言っても、自然には何の抵抗も出来ないのだから、愚痴をいってもはじまらない。
今日は、徳島市の市長選挙があり、四国放送(民放)の元アナウンサーの方が、当選された。やはり、お顔がよく知られているということもあってのことだろう。西新町の開発を推し進めてきた前市長が落選し、白紙撤回を唱えていた方に人気があったようだ。他町村に住む私は、直接関係はないのだが、対岸の火事という気持ちにもなれず、関心はあった。
それにしても、投票率が45.7%というのは、ちょっと寂しい。それでも前回より20.6ポイント上回ったというのだから……。
選挙への関心が薄いというのは、やはり問題だと思う。「私の一票くらい」と思っていた人たちが、もし投票していたら、その町や国を変えることだってあり得るのだもの。
当たり前のことなのだが、選挙権を得て以来、一度も棄権したことのない私なので、投票率の低いことには、いつも肌寒い気分になってしまう。
選挙の投票には、全て行ったとは言えないわたしです。 どうせわたし一人が行かなくても、大勢に影響は無いは、と思えるような時、用事が重なったりしたら行きません。 しかし、わたしは良く思うのですが、現行の民主主義の最大の欠点は、この国会議員の選挙制度というものに有る、ように思うのです。
返信削除過去、国会議員達は、どれほど選挙当選を目当てに、主義を曲げて、ポピュリズムに走ったことか。 この国民というものが、また断言主義の者に弱いのですね。 「自民党をブッ壊す」だの「○○は○○だ!!」と言った威勢の良い言葉に直ぐに酔ってしまうのが国民なんですね。 国民はどうしても、軽い思考の人に、惹かれるような気がするんです。 アメリカでも遣ってますね、トランプ氏の人気は、全くの平板な国民感情の現れですね。 選挙戦で、難しい本当の問題を、噛んでふくんで知らせたとしても、そんな人は国民に人気は無いようです。 そしてまた、この民主主義よりもマシな政治体制が無い限りは、このままどうしょうもないのが現実なんですね。
おっしゃる通りですね。特に、野党の議員が公約しても、与党に反対されたら、出来ませんからねえ。
削除民主主義も、多数決ということで片付けられます。1票の差であっても、半数のひとの意見は、通らないのが何ともおかしな話ですが、仕方ありませんねえ。
短い言葉で断言する。これがポイントみたいですね。長い説明は聞きたくない。言ったことを必ず実行するかどうか、そこまで国民の視線が届かない。これも問題だと思います。
返信削除フレーズの選び方が大事ですね。前、岡田克也さんが政権交代させてくださーい、と叫んでいるのを聞きましたが、それではあ駄目だと思いました。国民を熱狂させる言葉を見つけた者が勝ちみたいです。日本は言霊の国、言葉の力は侮れません。
コトバの力は、大切だと思うのは、選挙にかぎりませんねえ。
削除商品にしても、キャッチフレーズでバカ売れということもありますからね。でもなかなか難しい。政治に関しては、なおさら難しいですね。