2016年4月4日月曜日

№1041  流行りとはいえ……


  最近の流行りとはいえ、ぼろぼろのジーパンには驚きだ。わざわざ汚して破ってそれが売り物なのだから恐れ入る。こんなことを言うから、年寄りは相手にならないのだろうが……。

  そうしたジーパンが、仕事着として使われるのではなく、街着として堂々と、電車に乗ったり、町を闊歩するのだから、鼻をつまみたくなる。ジーパンだけではない。トレシャツが破れていても、それが流行りなのだ。以前なら、針と糸、持ってきて縫ってあげたいと思うだろうが、わざわざ破っているのだから、そんなお節介は出来ない。さすがに女の子には、そういう酷いのは目につかないのが、せめてもの救いだ。(笑)

  流行りも色々あって、有難い流行りもある。と言うより、一般的には、何でも着ていても、おかしくない時代のようだ。ロングスカートの流行ったときは、ロングでなければ目立ったし、ミニが流行れば、ミニを穿かねば、目立ちすぎて困ったものだ。私もいいトシになっていたが、膝小僧の出るスカートを穿いた経験がある。

  今はそんなスカートを穿いて、下に細めのパンツ(ズボンと言いたい)を穿いたっていいのだ。残念ながら、ウエストが、入ればの話だが。

  いつまでも若々しく、お洒落心を失わずに、とよく聞かされるのだが、案外これが難しい。着飾る欲も自然と無くなって来る。デパートに行っても、買いたい物が無くなって来る。こういうふうに枯れていくのだなあ……と、体験中であります。(^^;

 

 

4 件のコメント:

  1. わたしほど流行に無関心な者も居ないでしょうね。 毎日毎日作業服と作業ズボンで、二年に一度くらいしめるネクタイは黒ばかり。ボロボロのジーパン、恰好いいとは思いませんね。 若いころは気に入ったズボンやジャンバーやシャツを、アチコチ擦り切れるまで着ていました。その当時はそんなことは思いませんでしたが、今考えれば、そちらの方がわたしは恰好良かったと思います。 それだけ働いていたのですから、30万キロほど走った車と、同じ魅力だと思います。

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    1. 男性は、どんな格好でも、汗水流して働く姿は、魅力あるものです。
      kogaさんは、今も昔もカッコイイはずです。(^^)

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  2. 汚いお婆さんより、きれいなお婆さんがいいのは分かっていますが、古いものを捨てて、新しいものを買い漁ろうという気持ちはもうなくなりましたね。

    今は20年も前に買ったセーターを着たりして外出しています。それでも、後ろ指をさされないのが今の流行の有難さ。昔のものは故意に破らない限り滅多に穴が開いたりしません。穴が開いたらちょっと糸でかがっても平気。お金使わないから景気が上向きませんね。申し訳ない。でも2,30年前に物を作り過ぎたし物を買い過ぎたんですよね。因果はめぐる糸車、暫く不況に我慢しましょう。戦中戦後の事を想えば何のことはありません。

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    1. 昔のセーターは、私も着ていますが、昨年買った毛糸のセーターは、毛玉がわんさと出てきて、外には着ていけません。毛玉取りを遣っても取れません。どうなっているのかしら。そんなに安物でもなかったのに。
      今も商品の山を見ると、ほんとに作り過ぎですよねえ。人口は減っているのに。

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