2016年4月3日日曜日

№1040 新年度のはじまり


四月が色々な年度始まりというのは、不思議な気がしたのは、いつの頃だったかもう忘れたが、解らぬまま、そんな疑問も忘れていた。調べてみると、色々な説があるようだが、明治10年代までは学年は一定せず、学制発布後も「随時入学」の伝統は残り、地域や学校によって入学時期はバラバラだったり、好きな時に入っていた時代もあったようだ。
高等教育はドイツ、イギリスなどを手本にしたため、9月入学が主流で、開成学校(東大の前身)も9月を学年始めとしていたようだ。

政府の会計年度は明治19年ころになって、四月から三月末までを1年とする制度が発足して、学校も、それにならって四月からになったらしい。

これは、世界統一ではむろんなく、それぞれの国によって、ばらばらというのも面白い。

外国では、学校が九月始まりのところもあり、日本でも、大学の入学は九月にしたらどうか、ということを言われていたこともあったが、そのような説も、もうほとんど聞かれなくなっている。

今は学生はもちろん、学校、企業、公務員等にとっては、慌ただしい三月、四月だろうなあ……。

4 件のコメント:

  1. 今日は夕べからの雨ですが、午前中雨間を縫ってSJに行ってきました。 年度末年度初め、・・余り縁が無くなりました。昔は忙しく、店を休んでまで二日掛りで棚卸をしていましたが、最近はすっかり小さな政府になっちゃいまして、娘と一時間もあれば済んでしまうのです。 まぁ楽と言えば楽ですが。
    今年の年度変わりは、色々と値上げされるものが多そうですね。 デフレ脱却も、収入が増えないのなら、家計は苦しくなるばかりですね。 余りこれっと言って、希望の湧かない新年度のような感じがします。

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    1. もう買いたい物もあまりありませんから、家計は、あるだけでやりくりすることになります。消費税が10%になっても、20%になっても、買わなければ同じこと。(笑)

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  2. この歳になって余りすることがなくなると、年度代わりにも無関心になってしまいます。社会から遠ざかってゆくのですね。

    でも、曾孫が今年1年生入学。先日ランドセル姿の写真を送ってきました。
    年度初めはやっぱり春がいいですよね。入学や卒業は桜の花の下がふさわしい。役所の会計は4月が区切りなのに税金だけは1月ですね。どうぢてかしら?

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    1. 税金は、ひと月でも早く集めたいから1月。と考えられますね。(笑)
      入学は、四月は最適ですね。桜の中の入学式はいいものです。
      家計簿はやはり1月がいいわね。私は、ずっとそうしています。わりときちんとつけています。(^^)

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