2016年4月8日金曜日

№1043 国会疑応答風景


今日は、衆議院TPP特別委員会が開かれていた。まあ観ていてこれほどあほらしい質疑応答もないだろう。

野党の質問に対して、的外れの答弁を繰り返す与党の大臣。懲りもせずに同じ質問を繰り返し、しまいに野党側は怒って退場してしまい、とうとう午前中は、議会は仕事にならぬままにおわった。

素人の私が聞いていても、なぜあのような的外れの答弁しか出来ないのかと思うのだが、考えてみると、まともに答弁すれば、我が身の傷むことがあらわになるので出来ないのだから致し方ないのだろう。ほんとに人間のお面を被った狸だ。

すっぺらこっぺらと身をかわすのは仕方がないが、子どもが聞いても的外れと解るような答弁なので、答弁しているご本人も、苦しかろうと、同情してしまうほどだ。

こうした風景は、よく見ることだが、与党の質問の場合は、また風景は変わって来る。安倍さんの業績を褒めたたえたりしながら、穏便に終わるので、与党の質問など、なくしたらいい、時間のむだだと思うことしばとじある。しかも、議員さんは寝不足らしく、居眠りをしていたり、居眠りをすまいと我慢していたりしている。カメラは意地悪く、そんな議員さんをよくとらえている。

ま、どの議員さんも、我々国民が、選んだ議員さんだけどね。

 

4 件のコメント:

  1. そうですね。 経済関係や国防関係の専門用語を除けば、答弁する前から「大体こんな答弁をするだろうな」という範囲しか答弁をしませんね。 「私見を述べる」、と言うことはまず無いですね。官僚から許可を得た範囲内しか喋らないようです。 もしかしたら「私見」は無いのかもしれません。 有ればまた常識外のような事を言い出す可能性が多いから、議員内や官僚から口止めをされている場合も多いのでしょうね。 あるいわまた、少し喋れば言葉尻を捉える口撃も多いですから、萎縮している場合も多いのでしょうが、総体に品位は感じられませんね。 他国の国会はどうなんでしょうか。 国会議員は、少しは私見らしきものも喋るのでしょうか。 トランプさんは、無責任な私見が人気の源のようですが。

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    1. 他国のことは、知りませんが、どこの国も、【公約】は、してくれることなんて思ってはいけませんね。そうしたいと思っているだけのことでしょうから。それにしても、トランプさんがアメリカの船長さんになったら、どうなるんでしょうねえ。(笑)

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  2. そうですね。本音を言うとあと大変という事もあるのかもしれません。国民からいうと本音の政治をして欲しいのですが、まあ、どっちか狸でどっちが狐やらですね。

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    1. 党派を超えて、本物の政治家が一握りでもいたら、日本も少しはいい方向に向かうと思いますけどねえ。狸や狐ばかりじゃ……。

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