2016年10月27日木曜日

№1096 誕生日


  昨日は、私の誕生日でした。昨日書くつもりが今日になったのは、相変わらず、ごそごそしているうちに、日付けが変わり、間に合わなかったのです。いっそのこと、明日ゆっくり昼間に書こうと寝てしまいました。(笑)

【目出度くも有り目出度くも無し】というコトバ通りの心境ですが、家族や親しい方に、おめでとうございますと言って頂くと、素直に、「ああ、このトシまで生きてこれたのは、目出度いことや」と思います。

 朝起きて、つくづくと鏡の前でスッピンの顔を眺めました。「随分トシとったものやなあ。86歳というトシは半端じゃないもんなあ」と、感心いたしました。顔というのは、どうにもならない部分がほとんどですが、シミや皺で汚くなっていく自然現象に無駄な抵抗をしても仕方がない、という気持ちがあるものですから、あまり気になりません。したがって、化粧品などは、(あまり信用していないこともあって)安物を使っていますが、このトシがきても、化粧という外塗りだけは、毎日してスッピンの顔はできるだけさけています。そうすることで、少しは気分もよくなるものです。
 
 どなたもそうだと思いますが、私も「こういう自分でありたい」と思う自分の自画像があります。顔は自分の思い通りにはなりませんが、心美人ということには憧れています。もう後期高齢者の最後尾に近くなりますと、そうしたものをしっかり持っていないと、とんでもない方向に崩れて行く心配があります。

自分の生き方を決めているものが、そうした自画像だと思いますと、それから外れるような自分ではありたくないと思いますから、自然軌道修正も出来ることになりますし、自画像も、その時々に修正されたりします。自画像は、私の人生の杖のようなものかもしれません。

そしてその核になるものはやはり、生きがい、生きる目標を持つことで、それは、世のため人のため、小さくてもいいので、(トシとともに、範囲は狭くなりますが)家族でも、友人でも、何かお役に立つことが出来ると、幸せな気分になれるものです。それはすなわち自分のためであり、そのためには、一日でも長く健康で自立した生活が出来ることと、優しさと感謝の心をいつまでも、もっていなくては、ということでしょうか。このためにも、いつも笑顔を! ということかもしれません。難しいことかもしれませんが、そうありたいと思っています。

 一年ぶりの誕生日を迎え、やはりこの一年の重みというものは、若い時の10年に匹敵する、ということを実感しています。60代・70代の方たちは、今は青春と思ってがんばっていただきたいものです。

6 件のコメント:

  1. ごまめさん お誕生日おめでとうございます。 やっぱりおめでたいことですよー。 お元気で長生きされている、しかも社会的にもご活躍中。 羨ましい気がしてきます。わたしがごまめさんの年に、はたして同じように元気で居れるか? せいぜいごまめさんの元気を貰って、目標にして頑張って行きましょう。  わたしの場合は生きがいだけは大いにあります。商売に頑張って、店を続けられるだけ続けて行く、ということですね。 これには結構頭を使い、体も使います。 若い同業者とも丁々発止とやっております。 ただ体力的に無理はしないよう気を付けています。 毎日を超SJみたいに過ごすことですね。アッ、そうそうSJを止めて痔が悪く成らなくなりました。(^^;

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    1. kogaさん。ありがとうございます。いつまで達者で過ごせますか分かりませんが、目標に向けて頑張ります。
      SJは、痔に悪いんですか?好いというのら、わかりますけどね。

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  2. わたしの場合はね。若いころから、仕事先で長距離を歩きますと、帰りの電車の打席に、ジンワリとゆっくりと座らないと、痔が傷む方だったのです。若い頃は一晩眠りますと、明くる日はケロッとしていたのですが、歳に連れ、血が出てくるようになりました。切れ痔でしょうね。胃潰瘍などと違い、鮮血ですから解りますね。それで座薬を入れれば直ぐに治るのです。 SJを今年の2月から始めまして、9月まででしたかね、3回くらい鮮血がでまして、もしや、とSJを止めましたら、ピタっと出なくなりました。 尾篭な話で済みませんでしたが、どうもわたしにとってあそこは若いころから弱点のようです。 SJの場合、痛みは出ないのですけどね、血を見るのは嫌なもんですからね(^^;

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    1. そうなんですか。お大事にしてくださいね。寒さや冷えは、痔にはよくないと聴いたことがあります。お気をつけてくださいね。

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  3. お誕生日はやっぱり「おえでとう」ですよね。ご愁傷さまとは言えません。実際は1つ年取ると去年とは違った風景が現れてきて、(それも下りの風景が)自分でも驚くのですが・・・道は年ごとに急坂となります。

    ごまめさんは私より3歳お若いのでまだ私の見ている物には視線が届いていない筈と思うんですけど、これはまあ個人差が大きいので実際の所は分かりません。

    私はごまめさんほど模範的な生き方はしてこなかったので、老化も早いのかもしれません。来年2月に89歳になりますが佐藤藍子さんじゃないですが「89歳何がめでたい」という心境ではあります。でも家族はきっと「おめでとう」と言うんでしょうねえ。私はニコニコして「ありがとう」と返す。それが無難な世渡りというものですから・・・

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    1. ま、誕生日も色々ろと考えようですよね。めでたくもありめでたくもなしですよ。でも、本当は、めでたいのだと思います。神様や仏様に近づくということでもありますからね。(笑)
      最近は、何をみても感激して涙脆くなりましたから、もう近いのかなとも、思います。でも、家族には大事にされていますが、まだまだ家族にも頼りにされています。それも生きがいと思っています。有難いことです。

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