2016年11月29日火曜日

№1106 世代交代


  今年の年末紅白歌合戦のメンバーが発表されたらしい。もう、何年も前から、TVにかじりついて観ていた時代は過ぎて、TVは付けていても、他の仕事をし、聞きたいと思っている歌手が出たらしいときだけ、TVの前に座っていたものだから、殆ど観ていない。

今年の歌手は、かなりの世代交代をしているらしい。というのも、私がメンバーの一覧表を見ても、まったく横文字の歌手など知らないので分からない。選考に落ちた歌手の中には、今まで毎年出ていたような大物歌手が何人もいるらしい。和田アキ子も落ちたと書いてあったが、彼女が毎年出ていたことには、私には不思議なことだった。毎年同じ歌を歌っていたし、歌手として、目立った活動もしていたとは思えなかったからだ。彼女には、彼女にしかない才能があるのだから、そちらで頑張ってほしい。

これだけ紅白紅白と言う以上、年寄りの好む歌ばかりでは、懐かしのメロディ合戦となって、若者にそっぽをむかれてしまうだろう。世代交代は、当然のことだ。寂しいことだが、私のような年寄りには、横文字まじりの歌を、汗を流して舞台の上で暴れるように歌う音楽は分からない。後列に退くしかない。

でも僻んでいるわけじゃない。世代交代は、音楽だけではなく、それぞれの分野で行われているのだろう。老兵は消えゆくのみではなく、老兵には老兵の楽しみ方もあるはず。さて、何をして楽しもうか?と考えるのも楽しいことである。(^^)

4 件のコメント:

  1. 紅白歌合戦はもう何年か見ていません。昔子供の頃は、年末の恒例として見ていましたけどね。近年はDVDで映画を見てる時間がほとんどです。 日記にも(去年からエクセルに)見た映画の一覧表を書いていますが、あぁ去年は何を見たのか・・と、それで時間の移りを感じ取ったりしています。
    わたしにとっての、老兵の楽しみ方は映画と読書と音楽なんですが、今は、もう確か30年程前に買った小説「機雷」という本を読んでいます。
    流石にそれほど年月が経つと、新鮮な感じで読めます。実は図書館で借りた渡辺淳一さんの「孤舟」という本が軽かったので、ズシンとくる感じの本を読みたくなって、本棚から出したのです。映画は当たり外れが多いですが、本は数ページ読んで買ったり借りたりしますから、割と外れが少ないです。

    返信削除
    返信
    1. 暇をみつけて身辺整理をしていますが、本は難しいですねえ。読んだこともわすれていて、「あれっ、こんな本?」と思ってぱらぱらめくってみると、ラインなど引いていたりして。
      新しい本は、もう買わずに、古本ばかり読んでも読み切れないうちに、読めなくなる気がします。(笑)

      削除
  2. 紅白が話題になる季節が来たんですね。私は自慢じゃありませんが本気で紅白を見たことがないんですよ。終わりになって除夜の鐘が鳴る頃、ちょっと覗く程度、だから何も知りません。

    世代交代はどの分野でも顕著でしょう。若い人の考えにも言葉にもついて行けなくなりましたから、引っ込むより仕方がありません。変化のスピードは次第に速くなりますから、息を切らしても、もう無理。年寄りは年寄り同士で無駄話、そんなところでしょうか。

    返信削除
    返信
    1. 世代交代とともに、変わりようもはやいですよね。コトバのあくせんとで、語尾をへんな言い方がはやりだして、眉をしかめたことが、もう今は、アナウンサーまでもそういう言い方しても通りますからね。

      削除