どの新聞も、まるで調子を合わせて自民公明の圧勝かと、書いている。むろん、世論調査の結果だろうが、これを見て思う。権力を握っている安倍首相の仕掛けた解散総選挙に、完全に準備も覚悟もないままに受けて立つしかなかった野党の負けということだろう。ま、初めから安倍さんは、それなりに調べつくして、勝てる見込みがあっての解散なので、もう、初めからの勝負はついていたのだろう。
毎日繰り返される各党の言い分を聞いている国民の多くは、経済の小才のよくわからない善良な人たちだ。「これからが三本の矢の効果が出てくるのだ」と言われれば、それを信じる。
でも、ひねくれ者の私には、いくら自・公がいいことを並べても、根本的な改革をしないかぎりは、そのうちに大変なことになると思わざるを得ない。これから1年半や2年で、給料が増え、貧富の差が縮まり、中間層が増えるなどとは思えないのだ。涙金を振舞われても、生活が楽になるはずがない。自公も自公に投票する国民も、甘い考えとしか言いようがない。
ともあれ、一人でも多くの野党議員の当選を願うしかない。
自・公の3本の矢を信じている訳じゃありませんよ。将来の不安は一杯ですが、どうすればいいのやら・・・
返信削除アベノミクスが、アベのミスにならなければいいのですがねえ。
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