2015年2月25日水曜日

№891 古女の歯ぎしり


過去の戦争の反省は、大切なことで、私たちは二度と戦争をしない国造りを願って衆参議員選挙に足を運んできた。

国を代表する総理大臣が、過去の反省をもとに、色々と政策発表をすることは、当然だろう。

戦後の日本は、何といっても文明国であり、紳士的な国であって、どこかの国のように、鼻つまみな行為などはしていない。

戦後70年を迎えて、こうした日本を、他の国々が、とやかく文句を言うということは、おかしいと思う。いや、いつまでも、謝罪を求められたり、恨まれたりすることが、おかしいということだ。
長い歴史をみてみると、侵略はたくさんあった。日本が世界大戦に踏み切るまでの世界地図は、先進国が侵略した国々が、ピンク色などにに塗られ、大きく広がっていたのが印象に残っている。

日本と同盟国だったソ連などは、僅かな日数、日本を敵にまわして戦いを挑み、終戦となってからは、多くの日本兵を何年もシベリヤに送り込んで労働させ、ロクな食糧、衣類も与えずに非人間的行為をし、多くの日本人を殺したけれど、何の謝罪もないまま、70年が過ぎている。

今はもう、70年前に戦争を企み、戦争を仕掛けたお偉い人たちは、いない。日本人の殆どが生まれる前に起こったことにも、責任を負わされたのでは、たまらない、と思う若者は多いはずだ。

日本は、先に述べたように、礼儀正しい国、約束は守ってきた国である。戦争のために、損害を支払えと言われた国に対しては、賠償責任は、きちんと果たしているはずだ。そして、それ以上の支援もしてきた。

戦争ほど、愚かな行為はない。そして、どんな理由があろうとも、負けた国は、惨めな目をみなければいけない。我々は、子や孫に、こうした苦難をなめさせることだけは、絶対にさせてはいけないと思う。

 

2 件のコメント:

  1. 勝てば官軍、負ければ賊軍  日本だって好き好んで戦争した訳じゃない。と思いますけど、不思議な事に戦争の最中を生きてきた私が、あの戦争の経緯をよく知らないんですよ。

    沢山の人が死に日本中焼野原になったことは確か。この目で見ました。敗戦直前にソ連が条約を破って参戦、悲惨なシベリア抑留があった事も確かです。落ち目になると叩かれ放題、勝ったと思っている国は言いたい放題。何とか戦争は食い止めたいですね。

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    1. 戦争の怖さ、平和の有難さは、戦争体験をした人と、していない人とでは、かなりの差がありますからねえ。
      当時の平和願望は、たとえ、何があっても戦争はしない国だったはずです。

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